チンダル現象

チンダル現象とは粒子がある大きさになると光を散乱させること。
ある大きさ以上の粒子があるところを通る光が散乱され光の道筋が見えます!
たんぱく質は非常に大きな分子なのでこの現象が見られますがただの水分子や食塩水などイオンで出来た分子では当然現象は起きません^^

右のビーカーは10%の食塩水。左が卵白水溶液。食塩水は光の散乱が見られません。
本当に不思議がいっぱいのたんぱく質。
でもたんぱく質にも色々な種類があって、例えば身近なものでケラチン。特徴は角質層を形成する事からシステイン(シスチン)を含有していたり。同じような組成でもコラーゲンやシルクなどはまた違う特性を持っている。
また大豆もタンパクだけどにがり(塩)を加えて固めたり、たんぱく質の代表である牛乳に今度は酸を加えて固めるとヨーグルトでしょ?
身近には色々なたんぱく質、そして大昔の人たちはそれを工夫する術を知ってるんだから本当に関心しますよね?
これも立派なたんぱく質の変性っていうでしょ^^
厳密にはコロイド粒子同士が引き合って起きるケミストリーなんだよね。
そういえばこの後、卵白水溶液に4.5%の食酢(酸反応)卵白水溶液に28%濃度のアンモニア水(アルカリ反応)それに40度のウィスキーによるアルコール反応と渋みが強くタンニンの多いお茶っていったら紅茶、緑茶あたりかな?最近では柿渋タンニン使ったヘアケア剤もあるけど・・・・・
このタンニンについては今度じっくり話すことにして肝心の写真撮り忘れました(笑)
答えは卵白水溶液が白く濁る^^
それがたんぱく質の熱以外の変性っていう事がいいたかったんだけど^^

残った卵の殻だけどもったいないから今度のブログで酸とアルカリの反応って事で紹介しようと思います。
炭酸カルシウム。
たんぱく質と酸とアルカリ!
毎週土曜日にはブログ更新できそうかなって感じです^^