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社長のひとり言 

美容師のためのケミカル&サイエンス

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たんぱく質の不思議

身近なたんぱく質というと卵や大豆。
私たちの体もたんぱく質で出来ている。
もっと紐解いていくとアミノ鎖が集まり構成されているのだけど、卵を加熱すると卵焼きやゆで卵が出来ます。

火傷はこれと同じで学術的にはタンパク質の変化で変性という。
美容界でもタンパク変性って良く聞く言葉なんだけど加熱時のドライヤーやアイロン、デジタルパーマやパルッキーによるもの。
でも熱による変性がすべてではないの。
ある意味毎日使うシャンプー基材の界面活性剤だったり、良く弱酸性が良いなんていわれるけどpHによるもの。
職業柄こういうこと考えてしまうと髪と結びついてしまうんだけど(笑)

酸やアルカリ、アルカリは髪に悪いけど酸は良い?
そうとは決め付けられなくてアルカリや酸でもたんぱく質は変性するからなお更面白い物質なんだよね^^

昨今でもたんぱく質の論文でノーベル賞も取れるくらい面白い物質なんだろうね?
こんな事あまりしないけど実際にやって自分で体験するとすごく応用が効くからね・・・・

用意したのはこれ
NEC_0076.jpg


まず卵の卵白だけビーカーに取り出します。
卵白は40gだったので6倍の水(240cc)で割りスプーン2杯の食塩を加えよくかき混ぜます。
30分位置くと透明な卵白水溶液が出来上がります。

NEC_0078.jpg

次に10gの食塩に対して100ccの水を加え10%の食塩水を作ります。
結構濃い食塩水です。海水に近いかな?
手術時に使ったりコンタクトの保存液に使う生理用食塩水は0.9%なので涙の塩分の10倍って言ったほうがわかりやすいかな?


NEC_0080.jpg


NEC_0082.jpg


この上澄み液をまず加熱してみます。
当然の事ながらある温度になると固まります。これが変性っていわれるもの。

NEC_0084.jpg

少し補足するとたんぱく質って一言で言ってしまうけど色々な形があります。
人間の肌と毛髪は同じたんぱく質でも性質が違うでしょ?

たんぱく質はアミノ酸の集合体なんていうけど厳密にはαーアミノ酸が多数連結して出来るもの。
αーアミノ酸は20種類ありこれがいろんな順序で連結するわけなんだけどその連結の仕方によってさまざまなたんぱく質が出来るわけ。DNAやRNAのようならせん状のもの連結がジグザグしていたり折りたたまれたりして立体を作っていくわけ。

こんな感じかな。イメージは^^

たんぱく合成


次回はたんぱく質のチンダル現象も見ましょう。
10%の食塩水と卵白水溶液で観察。たんぱく質だから見れる現象です^^
お楽しみに^^
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