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社長のひとり言 

美容師のためのケミカル&サイエンス

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市販のカラー剤に秘密のエッセンス?

ハイトーン全盛時のカラーリング施術において乳化後のシャンプー時に髪が軋みどうしても髪が傷んだ、という感触に仕上がる。このときに色味がどうとか、退色がどうとか誰も気にしない。ただ髪が明るくなれば満足してくれるような(笑)

ダークトーンが主流の現在において色味の出方や、仕上がり時にダメージ感をより払拭する?ようなカラー剤が多くなってきてるのが現状。このダメージ感という意味で色々な捉え方があるし、もの凄く曖昧で幅広いもの。

今日はこのカラー剤について考えてみたいと思います。

「へナは使わないのですか?」などと質問を受けますがまったく使いません(笑)
へナは傷まないなんていうけど、なぜか好きになれず傷まないカラーであれば他の手法で施術も可能だから!

言葉は悪いけど、2年前の厚労省による販売差止め後の今でも名前を変え、香草カラーなどと粗悪な商品が出回り、中にはへナ、香草カラーと言いながらも酸化染料や中にはブラックカーボンなど配合されているのにはちょっとビックリしますね。

毛髪を細胞として捉えた場合確かに天然のへナはキューティクル層に染着する。酸化染料の場合は酸素でメラニンを分解(ブリーチ)してメラニンに染着するわけだけど、どうしても天然の染料は時間がかかるわけ。
決して放置20分や30分では染まらない。それがメカニズム。

大手のメーカーは絶対にそっち方面にいかないでしょう?
自宅で染めるへナ、もしくはシャンプーするたび髪が染まる?へナシャンプー(笑)
そのような商品はさほど大きくない通販専門の会社が多いでしょ。

髪の色を変えたり、白髪を染めるのに天然とか自然とかはたまた健康とか、オーガニックって必要なんだろうか?
大手メーカーの研究員さんたちはわかってるでしょ、それくらい!
その証拠にこれだけホームカラーの売上が伸びていて本当にへナが安心安全で手軽に毛染めできるのであればとっくに商品化でしょう(笑)


話がそれてしまいましたが、以前【ホームカラーの逆襲】と題して最近のホームカラーはいいよ?などと記事にしていますが、仕上がりの感触、染まりムラの解消、不快臭の低減などなど。

最近の研究レポートなどではやはり髪に吸着している金属イオンの弊害、今さらなんだよって感じだけどカラー剤を担当している研究員たちがこぞって言い出してるから笑っちゃうよね^^
この金属イオンがヘアケアに多く配合されているシリコーン類とあいまって髪に残留してしまうとカラー時に色むらができてしまうと。

技術的には酸やアルカリで剥がし取るか、EDTAなどの金属キレート剤により色むらの解消を目的としたもの。
体内の重金属類の排泄器官でもある毛髪は水道水などに含まれる外因性の金属が表面に吸着、特に化学処理毛は顕著に増大する。

これは過酸化水素の分解触媒として作用してしまって毛髪表面付近で酸化重合反応を起こしてしまうと言うのが染まりが悪くなる理由であるから、これを解消するためキレート剤により過酸化水素の触媒活性が低下し表面での酸化重合反応が抑制される。

もっと詳しく書きたいところなんだけど、隠れてコソコソこの記事を見て商品にしてしまう盗人みたいな同業者もいるんでこの辺にしときます。何度もやられちゃってるからね^^
やっぱり詳しく説明するための会員制の説明サイト必要だよね^^


僕も今、月1ペースでカラーをしてるんだけどどうしても施術後の髪の感触が気になる、前処理しっかりしてもね^^
アフターでシャンプーし、トリートメントしてやっと感触を取り戻すっていう感覚だったけどやはりこれでは施術後の感触の維持が中々難しいと思ってて・・・・・

ここ何度か普段使っている同じカラー剤にチョンチョンって魔法の液体入れて施術してみたの(笑)
自分でアフターのシャンプーしてるから尚更わかるんだけど本当にいい感触に仕上がる。

カラー剤まで発売するつもりは全然ないんだけど、でもサロンさんでいろんなメーカーのカラー剤で施術されていて、その普段使っているカラー剤にチョンチョンって少量入れると仕上がりに変化が・・・・
なんて商品があれば面白いな?なんてちょっと思ってます!
パティエンスらしい感じの味付けで・・・・


来週早々、ちょっと時間作れそうなので試作創ってみます。
それはシリコーンやポリオキシエチレンでのアプローチでもなく、今までにないアプローチによるカラー添加剤?パーマ時にもいいかもね^^

もう頭の中には処方もある程度固まってて、羽毛ケラチン、シルク由来の新しい原料(高分子シルク)など併せてみようかな^^



商品になるか作ってみないとわからないけど(笑)
詳しいことは発売したらということで・・・・・・

次回はカラー剤の浸入経路であるCMCのこと。
最近進化した新しいTEM顕微鏡の映像、CMCの電子密度についてわかってきてること、最新の毛髪理論ですよ?

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| ケミカル&サイエンス | 16:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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