日曜日にブログ更新するなんて言っといて更新できずにスミマセン^^
前回のブログで不安定タンパクっていうことで記事にして、今回はそのことを詳しく書こうと思っていました。この1ヶ月、前処理の有効性ということでデータ取りなどたくさんしてきたわけだけど、自分でも今までの認識と少し違うのではないか?
疑問を感じつつも、もし、今までの自分の前処理の仕方、もしくは前処理の必要性とでもいうか、その認識が間違っているのではと不安になりながらも、もしも違う認識をしてたら、他に有効な処理の仕方があれば、やはり素直に認めるべきなのだと思いつつ、このブログを書いています。
パティエンスのホームページに「間違った理論を捨て、最新の理論を取り入れた」などと大きく謳っているのだから、ここは勇気を持って公表すべきなのだと思う。
ただ、今の段階で詳しく書くことはできないのですが、それは自分でも今の商品ラインナップでは対応できないことがわかっています。
早急に新商品として発売しなければいけないと思いつつ、本心では明確にブログに書きたいという意向は強いのですが、それは発売になってから書かせていただこうと思うので勘弁してください。
毎年夏になると短期間でまとめて大学の講義など聞きに行っていたのですが今年は勉強することに飽きてしまったというか、専門分野などは僕のほうがはるかに詳しい(笑)
って事で今年は特別にお願いして最先端機器室にて毛髪についての色々な実験などやらせていただきました。
実験と言ってもホントに専門の方から見ればお遊び程度で「そんなこと観察するの?」など回りからはかなり変わり者だと思われていたと思う(笑)
まあ、そんな事気にしてられないと、自分の思ったことをやらせていただいたのですが、終わってみると目から鱗、欲しい情報がたくさん取れた気がします。
核心的なことは書けませんが、今日はブログで紹介しようと思います。
毛髪内のタンパク質を調べる実験。どのように調べるかというと高速アミノ酸分析計(日立社L8900 )によるアミノ酸組成の分析。
これで何がわかるかというと、毛髪内のたんぱく質の組成がわかります。まず健康な髪の組成について調べる。そして次はダメージしている髪の組成。
そうすると、ダメージした髪からどんなたんぱく質(アミノ酸)が流出していくのかがわかる。
今度はその計測した健康毛にカラーやブリーチを施したものを分析。ここでカラーやブリーチによりどんなアミノ酸が失われていくのか?
またパーマ施術時にはどうなのか?
こういうことを観察していると今までの自分の愚かさに気付くわけ^^
何が?
髪をひとまとめに傷んでるなんて判断が!
同じダメージでもより高度な判断ができてくるでしょ?
それによってダメージを受けた髪は何が足らなくなっていて、何を補えばいいのかが解ってくる。
そうなると今までやってきた髪を保護する目的で使っていたケラチンは意味がなくなる?
いや、そんなことはない。シスチン、システインを持ったタンパクはケラチンだけなワケだから、パーマやカラーによって失われるものを補える。
ただケラチン処理だけではどうしても他のアミノ酸である〇〇が減少してしまう^^
ダメージの中のひとつの項目として【髪密度】という考えをしてみた。
そう、たんぱく質流出という大雑把な考えではなくこのアミノ酸分析器で測定できる18種類のアミノ酸すべての密度を観察した。
不思議に思ったけど、今までヘアケアメーカーさん、こういう分析してないのかね?
僕みたいな素人がチョコチョコッと実験して気付くことなのに^^
きっと髪の神様が教えてくれたのかな?
京都の御髪神社にお参りした御利益なんだろうね^^
冗談!
今までの測定の主は引っ張り強度によるデータを元に、強度低下イコール髪のダメージ、それに付け加え手触りの悪化、ツヤの低下、帯電性の低下などでの判断なのでしょう。
逆に考えてみた。髪の密度を見て、それを補うことにより強度が増す。でもこれだけではダメなんだよね。手触りだったり、ツヤ感だったリが伴なわなければ!
でも、髪の密度が上がり、ツヤ、手触り感が増せばこれ以上のモノはないでしょ?
弁解するわけじゃないんだけど、パティエンスの商品を使ってトリートメントしたとする。ダメージを受けて50g、60g台に低下した毛髪でも、ほとんどのケースで120gF以上になるの施術後は。それにツヤ感だったり手触りは得意分野です!
要するに髪の密度が低下するとどうなるのか?
水分を抱え込めなくなりパサツキやごわつき、ツヤ感の低下になる。
あまりこのことだけ固執するつもりもないんだけど、他にもダメージ毛に対して処理だったり、毛髪に必要な脂質の補給だったり、トリートメント効果の持続性だったり、トータルで手当てするって事には変わりないから!
ただ、この髪密度って事は正直今まで考えてなかったから・・・・・・
この〇〇を毛髪に処理、その上でのカラー、パーマを施し髪の密度を計測してみる。結果として流失の抑制ができる。髪の強度を計測しも低下率は明らかに減少する。
どうしよう?
知らない振りして誰にも言うのやめようかな?(笑)
サロンさんにはいままで通りのやり方で使ってもらえばいいか?
いえいえ、そんなことできません^^
そんなことしたら、いままでの大手のメーカーさんと同じじゃありませんか^^
今まで前処理には使っていなかったものが不安定タンパクとして流出し、結果的には髪の密度を下げているって事が明白になったわけだから、当然新しい商品を出すしかないのだと思います。
って事で以前紹介したφ型ケラチン、天使の夢は追加でこの成分、高純度にて配合しよう。
「慌てる乞食はもらいが少ない」って。
昔から言うモンね。
良かった商品温めておいて。
文献作って特許申請のが先か^^
遠くからわざわざ社長に足を運んでいただいて感謝の心でいっぱいです!
あれからパーマをあてるのが楽しくてなりません。特に2剤の使い方、2剤の重要性など考えながらの施術は今までのパーマはなんだったんだろう?
って考えさせられます。
臭素酸塩、過酸化水素の違いなど、特に過酸化水素をあんなふうに考えた事がなかったので自分にとっては非常に有意義なお話を聞かせていただきました。
また、食事も一緒にさせていただいてプライベートなお話など聞かせていただいて、美容師として自信が持てこれから向かうべき道がやっと見つかった気がします。
これからもよろしくお願いいたします。
社長様も忙しいとは思いますが、お体には気をつけてください。失礼します。