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社長のひとり言 

美容師のためのケミカル&サイエンス

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アミノ酸

こッちゃんさん、コメントありがとうございます。

北九州の美容室さんってことはわかったのですがどう返事してよいか、もしよろしければパティエンスのHPにあるお問い合わせフォームから個別にメールいただけますか?
よろしくお願いいたします。

”HACHI”さんへ
コメントありがとうございます。HACHIさんってニックネームなので誰だか検討がつかずにすみません。ただ、他社の商品を評価したりっていうのはやはり好ましくないと思います。パティエンスの商品を使ったことも無いのに評価されたくないって良くブログでも書くのですが、同じ類のモノではないでしょうか?
たとえ名前がわからないように〇を付けてもです!

申し訳ないのですが投稿されたコメント削除していただけますか?
こちらで削除も可能なのですが、せっかく頂いたコメントなのでできれば本人の手でお願いしたいのです。よろしくお願いいたします。

今日から1週間待ってみて削除されていないようでしたら、ごめんなさい、こちらで削除させていただきます。



人から良く聞かれることのうちのひとつに
「社長は初めから順調に物事進んでるようでうらやましいですよ」
でもそんなことはございません(笑)

山あり谷ありでここまで来てしまってるし、この先だってまだどうなるかも自分では想像もつかないでいます。ただこの先なんとなくだけどやりたい事、ボヤーンと浮かんできたりします。

今年中には都内にまず本社事務所を構えようと準備していて、そこに小さいながらも自分のアトリエ兼研究所なるものを設けていきたいと思っています。
そこには毛髪のデータなど詳しくこのブログで書けるような実験が出来る装置なども備え付けようと思っています。スタッフの中には危険物取り扱いの資格を有する者もいるので、かなり本格的な実験の出来る場所を確保しようと思っています。

いままでの還元剤ではなく新しい発想の元で自分で還元剤を作ってみて実際にウェーブ実験をしてみたり、酵素、酵母を基にしたバイオサーファクタントによるたんぱく質の有効活用など、自分たちで出来る範囲の研究はしていきたいと思っています。
それにはもう少しパティエンスの業績も伸ばしていかなければならず、お取扱いしていただけるディーラーさんをもう少し増やしていこうと思っています。

現実には何社かオファーも頂いているのですが、これが中々難しい^^
向かう方向性が違うというか、パティエンスのポリシーが高すぎてしまうのか?
でもこの先も絶対に今の考えは曲げない^^

お取扱いしてくださるディーラーさん、たくさんいると思う。
闇雲にお取扱いディーラーを増やそうとは端から思ってないし、たくさん売りたいってことも思ってないの。ただ理想はメーカー+ディーラー+サロン、この3社が1体になれるような商品構成だったり、結果的にサロンに来てくださったお客様に本当に喜んでもらえるようなモノをつくっていたい^^

だって、お会いしたことも無い美容師さんとだって同じ商品を使うもの同士、どんなに離れていてもいつもどこかで繋がっていて、それが信頼感だったり安心感だったり。
これって理想だしすばらしいことでしょ?

でも今まではメーカー+サロンだった。ディーラーが抜けてたの。でもこれにはちゃんとした考えがあってのこと。まずは直接美容師さんたちとやり取りがしたかっただけ。
ひとつの目標に直接サロンさんとの取引件数100店舗を掲げ、それを実際今年の初めに達成できたから徐々にだけど方向転換しているわけなんだけど。

でも現実は難しい^^
どっかで折れるべきなのか?普段取引先の美容師さんにお話してることセミナーなどで話しても、難しくて興味もてないといわれてしまう。そうなるともっと易しく入り口で興味を持ってもらうようなセミナーできないか?となる。
でも、それなら僕の話じゃなくても他にいくらでも講師はいるでしょ。

なかなかすんなりとはいかない、というのが現実ですが・・・・・
でも今までサロンさんと直接お取引させていただいてきたわけだけど、中には本当に気に入ってもらっていて、施術の際にパティエンスのものなら信用できるし、自信をもってお客様の髪を施術できるから、って思ってくださる方が本当に多い。

パティエンスの考え、僕自身の考え方に共感してくださる美容師さんがこれだけいるのだから。ディーラーさんも同じ考えで共感してくださってお互いにパートナーとして尊敬し合えるっていうこと、絶対にそういう出会いがこの先あるんだと信じてやっていくしかないし。それが大きな会社でも小さな会社でも関係ない。手ごたえがなければつまらないもん^^

やっと本題^^
講習などさせていただいていて美容師さんたちは結構同じ事を僕の話を聞いてくださって感じているらしく、たとえば「髪にはたんぱく質を与えてあげると良い」って良く言われていますよね、一方で「髪にアミノ酸を付与すると髪に良い」この二つがゴッチャになってたんぱく質とアミノ酸、どちらが髪にいいんですか?ってなってしまうわけです。

毛髪は全体の80?90%がタンパク質、12?13%が水、脂質が1?8%、その他微量元素1%?6%が主成分といわれています。一番多いたんぱく質はアミノ酸を構成単位とした高分子であり、元はアミノ酸から出来ています。ですからアミノ酸についてちょっとお話します。

私たちが肉、魚、穀物などを食べると、そのたんぱく質は20種類のアミノ酸に分解され、私たちのカラダの中で再び、たんぱく質、すなわち体たんぱくに組み換えられます。 そのうちの11種のアミノ酸は他のアミノ酸から体内で合成して不足を補うことができますが、残る9種類は食事から摂取することが不可欠です。このように体内で合成できないものを必須アミノ酸、合成できるものを非必須アミノ酸とよんでいます。

アミノ酸を区別するとL、D、DLで、グリシンを除くアミノ酸には、互いに鏡に映すと同一になる構造のものが存在し、一方をL体、もう一方をD体とよんで区別します。体たんぱくを構成するアミノ酸は不思議なことにすべてL体です。D体のアミノ酸は自然界に存在しないとされてきましたが、実はいろいろな役割を持って存在していることが近年、見出されつつあります。DL体はL体とD体の等量混合物で、ラセミ体ともいいます。

アミノ酸は、分子内にアミノ基(-NH2)とカルボキシル基(COOH)をもつ化合物で、非常に反応性に富んでいます。この性質が、私たち髪の中で、アミノ酸同士の結合によるペプチドやたんぱく質をつくるほか、他の物質と反応して主鎖や側鎖など生理活性物質をつくりだすのに大きな役割を果たしています。

基本的には世に存在する500種類のアミノ酸のすべてが


          amino.jpg

この構造を持っていてこの性質を利用して、他の物質との結合により有用なアミノ酸誘導体をつくりだすことができます。
たとえば、カチオン化する場合NH2である末端のアミノ基に4級アンモニウム化することにより傷んだ髪に吸着しやすくなるように誘導体を付けていくわけです。
また、アミノ酸のバランスは、国際機関(FAO/WHO/UNU) によって定義されています。 このパターンと比較し、相対的に最も少ないアミノ酸を制限アミノ酸といい、これを補ってゆく必要が有ります。一般的には卵のたんぱく質などの動物性たんぱく質はアミノ酸スコアが良好で、小麦や大豆、トウモロコシなどの植物性たんぱく質のアミノ酸スコアは低いことが知られています。
またアミノ酸の種類によって疎水性のもの親水性のもの、親水性で電荷を持つもの、持たないもの。
このアミノ酸組成によって疎水の強いケラチン、言いかえれば髪に塗布した際水に流れづらいケラチンになるわけです。


毛髪修復に用いられる処理剤のおもなタンパク質やアミノ酸は大豆や小麦よりも動物性のものが多く使われるのも納得できますよね?
卵のたんぱく質はアミノ酸スコアが100%!たんぱく質の中でも最もアミノ酸のバランスが良いと言われています。小麦のたんぱく質のアミノ酸スコアは42%、精白米のアミノ酸スコアは61%。
最も不足する必須アミノ酸は塩基性のアミノ酸でリジンであることが知られています。

もうお分かりですよね、アミノ酸とたんぱく質の区別?
たんぱく質はアミノ酸がたくさん集まってできています。

ペプチドもアミノ酸が集まったものですが、その数がちがいます。
たんぱく質はアミノ酸が数十万から数百万集まってできていますが、ペプチドはアミノ酸が数個集まった状態のことをいいます。直訳すると「小さなタンパク質」という意味になります。

最後に勘違いされている美容師さんも多いと感じるので補足しますが、ケラチンはたんぱく質。すなわちアミノ酸の集合体になります。しかしアミノ酸の特性上、ひとつの分子量ということでいえば100前後の集まり。だから今まで言われていた低分子は分子が小さいから髪の中の中まで浸透出来るため内部補修には低分子、中分子は低分子ほどではないにしろ内部補給、高分子は大きすぎて髪の中には入れない。だから髪の外側の補修しか出来ない。だから髪を補修するには低分子、中分子、高分子をあわせて使うと効果的?なんて良く聞くこと。
????

イメージ的にはこんな感じ!

アミノ酸

でもこれ違うんです。10年以上前ならいざ知らず、美容師としていまだにこんなこと言われている方がいればそれこそお客様にも笑われてしまうと思います。


アミノ酸が集まれるのは1分子に100前後。けして3万は集まれないの(笑)
だから米粒(低分子)、小豆(中分子)、バレーボールやラグビーボールに例えられる高分子、これありえない(笑)

アミノ酸(1)




たんぱく質はアミノ酸が鎖状に連なるもの。アミノ酸だけをみればこの下図の一番右のような大きさのものが幾つモノ鎖状に連なったものがたんぱく質。けっしてラグビーボールの大きさには集まれない。

その証拠に20種類のアミノ酸すべて足しても分子量はせいぜい数千でしょ?
だから絶対にラグビーボールにはなりません(笑)

アミノ酸(2)

もうひとつパティエンスのPPTが吸着性が高いといっている高分子は髪の中でこんな感じで修復していきます。

PPT.jpg

ここまで話してもうお解かりと思いますが。要するに低分子は髪の中部に入れるけど高分子は入れない。ではなくて低分子が入れるなら高分子も入っていける。だってひとつの分子の大きさは低分子も高分子も同じわけですから、アミノ酸においては!
それが鎖状に長くなっているか短くなっているかの違い。お解かりいただけましたでしょうか?


また機会があればアミノ酸がどのような反応をしてペプチド結合するのか、アミノ基のNとカルボキシル基のOHによる水(H2O)の関係、ポリペプチドがどのようにして生まれていくのか、などお話できればと思っています。

また今盛んにセミナーなどでお話させていただいている内容は難しいといわれるけど、ホントに初級から中級程度のお話。怒られるかもしれないけどそれだけ美容師さんの知識レベルは低いと思ってます。中にはすばらしい知識を持たれている美容師さんもいると思いますが極わずかな気がしてなりません。僕がお会いする方たちはたまたまかも知れませんのでお許しくださいね。

同じ職業だからこそ、業界の知識レベルが少しでも向上できないかと、その思いでいっぱいなだけ。
中には難しいから勉強しない、もっと簡単なものですませたい、処理が面倒くさいからやらない。

でもこれでは絶対に知識レベルはあがってこないから。
今日は辛口に言ってしまって気分を慨された方がいればお詫びいたします。


導入サロンさんには初めは臨店講習などで原料の特性などお話させていただいた内容では物足りないのだとも自覚しています。

今後、このブログでももう一歩突っ込んでお話させていただこうと思っています。

次回はヘマチンについて。
今までヘマチンについて何度も記していますが、最近ブログのアクセス解析によるキーワードでも上位に締めているヘマチン、グロスフィリン。医薬部外品規格の原料ですがどんな効能があり、パティエンスでお出ししている【ヘモグロス】、他社製品との違いというかヘマチンだけではない、製品自体の特徴も交えてお話いたします^^

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