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社長のひとり言 

美容師のためのケミカル&サイエンス

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ホームケアの重要性!

サロンで施術してきれいな髪になる。でもそれを持続できるのってほんの数日。
1ヶ月に1度のペースのお客様であれば29日間。2ヶ月に1度のお客様では60日間はご自分で髪のケアをしていかなければならない。

そこで美容師にできること。
お客様へのシャンプーの仕方だったり、ブローの方法だったり、セットの方法!
これだけでいいのだろうか?ずっと疑問を感じていた。

再来店したお客様の髪の状態を見て愕然とすることも多いから。
先月施術した際、あれだけきれいに仕上がったのに1ヶ月でここまで酷くなるのだろうか?
腕が悪いのか?それともいいと思って使っていた薬剤は一時しのぎなのか?

自分なりに悩む^^
なぜだろう?
朝起きて、夜ベッドに入るまで、いやベットに入って眠るまでの間にもこういう事考えてた。毎日のように!
美容師なら当たり前のことかな?
でもはっきりとした原因はわからない。考えられる原因を挙げていってそれをまた改良していってという繰り返し。

でもその中のひとつにお客様のお家で使われているシャンプー、トリートメントの割合も大きいのではないか。

こんなことを思って早5年。でも今現在再来店してくださるお客様の髪、ずいぶんきれいになった。特にパティエンスの天使シリーズのホームケアを使って下さっているお客様は^^

3ヶ月前にカラーして、バイオレットやラズベリーなどの赤味を入れたカラー。でも再来してくださったお客様の髪の色、ほとんど退色が見られない。赤味もしっかりと残ってる!


そんな考えのもと生まれてきた七人の天使たち、琥珀色の天使、ペリセアーゼ!
もちろんシャンプーの洗い上がり、泡立ち、それに匂いだったり。
洗い上がりの質感、手触りもちろん大事だけど、それだけではないの。

カラー、パーマ、縮毛矯正など施術して次の来店まで考えられるダメージの原因を毎日のホームケアで取り除いてしまおうっていうコンセプト。
施術後、中和され髪を等電点に戻してってよく言われるけど、実際には数回の洗髪により髪のpHは徐々にアルカリ傾向に傾くといわれていたりする。

髪の構造を考えたときヒドロキシル基、すなわち水酸基(OH)は切っても切れない関係。
カラーの2剤だったり矯正2剤を使用する施術が多い中、やはり何も考えないのでは必然的にダメージに繋がってしまう。

過水においては他の酸化剤に比べ酸化力が強いことから糖質やタンパク質や脂質などあらゆる物質と反応する。またその反応性の高さゆえ紫外線の照射やフェトン法により毛先の退色やゴワツキなどこれがいわゆるヒドロキシラジカル。

これらの物質だけではないと思う。ダメージの原因って!
でもシャンプー、トリートメントを作るに当たってこの2つの物質の除去をお客様がご自宅で洗髪した際除去できないかと考えて処方した結果だから。

ここまで考えないでしょ普通。研究員さんも(笑)

でも明らかに結果が違ってくるから面白い。それも使えば使うほど^^

本当はもっと辛口で訴えたいの、この辺のこと。でもやっぱりブログでは書けません(笑)



還元剤やPPTなどを製造販売する会社ってたくさんある。
パティエンスを含めてここ数年でずいぶんと増えてきた感じがする^^

髪を傷ませないでパーマ施術を。またはアルカリ剤を極力押さえ髪の負担を少なくする!
もちろんそうだ。

でもホームケアに重点をおいてる会社は少ない気がする^^
とりあえずシャンプーとトリートメントもあるよ。的な位置づけで!

考え方というか製造のコストの問題もあると思うけど、長年お客様の髪を見てきて一番感じること。

サロンに来て施術して、そのときだけきれいになれば次に来店するまでの間のことはどうでもいいのだろうか?
仕上げのブローの技術できれいな状態を作ってあげることは簡単。でも施術直後のダメージよりも3日後、1週間後にジワジワ出てくるダメージって意外と多いから!

その意味でのメニュー構成でパーマ・カラーの施術後、10日から2週間の間にもう一度来店していただきトリートメントをする。もちろんトリートメント料金は格安で!
2週間後のお客様の髪の状態はどうなってるんだろう?
ある意味、施術した自信の表れでもあるわけだけど、自分の目で見てみたい。それこそ無料でもいいから自分で施術した髪の状態を店に来ていただいて見せてほしい^^

今では1番のヒットメニューになってる。施術後2週間以内にもう1回トリートメントさせていただくコース!

ってことで今日はシャンプー基材にについて記事にしたいと思う。

前回帯電抑制って写真出したけど川研さんのLMEB。新しいシャンプーの処方を組む中でLMEB?Rって言うのも試してる。それとカワシルクS。どちらも前シリーズの後発ででてきた原料。

ただLMEBは基材の色がくすむ^^
きれいな透明のシャンプーに仕上げていくことが難しい。
だから添加されている商品はみなパールや着色しちゃったりしてるものが多い。

見た目は関係ないか?中身で勝負?
表示名称はヒドロキシアルキル(C12?14)ヒドロキシエチルメチルグリシン。
LMEBの略は

L  ラウリル
M  ミリスチル 
E  エタノール
B  ベタイン 

両性界面活性剤です。

データ的にはまずカラーの退色。

退色実験


次にビュレットでのLowry法によるたんぱく質流失量の比較。

たんぱく流出1

疑問なんだけどタンパク流質量、なぜラウレス硫酸塩なんだろう?
他のソフタゾリンでコカミド類なぜ出してこないんだろう?
もしかしてラウレス硫酸塩よりもコカミド類のほうが流失量多いって事?
やっぱり自分の手で実験して、確認しないと信用できないデータなのかな?


パティエンスの研究所を今年10月くらいまでには都内某所に設けるつもりです。
もちろんSEM電子顕微鏡をはじめ毛髪にかかわるデータなど計測できる器具たちも揃えていきます。


【次回の予告】
シャンプー、どうやって製造していくのか?
その製造過程を簡単に紹介していきます。アミノ酸系のシャンプーだから髪にいい、イコール値段が高い、みたいに思ってる方がいたらちょっとビックリするかも?です^^

ちょっと辛口に書いてしまおうと思います。

それとず?と以前に僕なりのアミノ酸についてということで記事にしていますが再度詳しく書きたいと思います。
髪の組成は80?85%はたんぱく質などといわれている。毛髪修復において多くの方たちがケラチンをはじめ色々なたんぱく質を付与していると思います。

しかしたんぱく質を語るにはどうしてもアミノ酸を外す訳にはいかないと思います^^


| 日記 | 12:23 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

パミーラCAにビックリ!!

社長の思いの詰まった商品、正直ビックリしています。
いままでこんなのなかったし、特にパミーラCA!

先日ご来店のお客様、以前もパーマがかからなかったお客様ですが、今回も半信半疑でパミーラCAで施術したらみごとなカールがつきました。

それだけではなくてリッジ感、質感、手触り、柔らかさ、どれをとっても今までにない仕上がりになりました!
長年この仕事してきましたが正直、パーマでこんなにも感動したことはなく自分でもビックリだったのですが、それにも増し、お客様もビックリで本当に喜んで帰っていただきました。
自分でも嬉しくなってしまいついコメントしちゃっていますが、かなり興奮してPC打っています(笑)

これからもよろしくお願いいたします。

| Tomy | 2009/06/18 11:34 | URL |














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