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原料の供給会社からのお話。
スピエラが思った以上に売れない。
良く耳にする。

ここにきてシステアミンの出荷量が大幅に増えてるらしい。
スピエラが発売になって早2年だもんね。

資料整理してたら出てきた。当時のスピエラの資料。

でも2年前はこぞってスピエラ、スピエラって製造メーカーばかりだったような気がする。
その頃同じようにスピエラを製品に加えられないかということで、ウェーブの実験だったり、特性なんかについて真剣に検討したことを思い出す。

でもきっぱりと廃案。そして平行して試していたシステアミンの【パミーラ】を商品化したわけだけど、システアミン、触れば触る程面白くなっていく。

「なんで大手さんや、他メーカーさんはシステアミンの商品出さないんだろう」
不思議に思った。

こんなに使い勝手が良くて、そして結果も明らかに違うのに。
残臭の問題?それとも皮膚感作?

ところが言われているような残臭も、皮膚感作も5年使っていて今までに1度もクレームはない。
業界の自主基準などにも疑問を感じる。

そして、美容師自体のパーマ離れ。若い世代の美容師はパーマと聞くと毛嫌いするけど、カーリング剤と聞くと受け入れやすいんだって(^^

この辺の感覚は自分にはわからない(笑)
カーリング剤と聞くとパーマより簡単に思えるのかね?

カーリング剤って言っても、ウェーブの出方は変わらないし、ダメージだってしないわけじゃないのにね^^

この間も製造をお願いしてる工場にお邪魔したときやっぱりこの話題。
最近アリ〇〇が自主基準無視?それもそのはず1.8%ではシステアミンの特性を生かしきれない。いくらアルカリ度を上げても。

ってことで前回ちょこっと紹介したビュレット使って数値を取ってみた。
ク、クッ(笑)

結果は言わない。パート2に出しちゃおうかな^^

スピエラの特徴は五員環構造。特殊な構造をとっている為、アルカリ剤がなくても疎水部分を通過できる。それが売りなわけだけど、水に配合するとこの構造が壊れてしまう。
そのため、使用寸前に用事調整。

手元の資料では酸性のものとアルカリ性のもの。調整後の開環の度合いなのかな。
pH5で2,5%調整後2週間たつとpHは2.8〜3、スピエラ自体の濃度は1.8%ほどになり約4週間後にはほぼ開環も終了する。

スピエラ

かなり不思議なスピエラなんだけど製造メーカーの推奨は2.5%、用事調整型のスピエラではなくて、はじめから配合してしまおうと考えるも開環が進みスピエラ濃度は60%になる。であればはじめから4%とか5%で調整しても開環後はやっぱり1.8%〜1.9%。pHも2.9くらいになるとの事。

ますます不思議でしょ?
ただ開環後での構造の中にはしっかりとSH基も存在していて加水分解していてもまったく還元力がなくなるわけではないらしいけど。

でも開環してしまったらスピエラの面白いところがなくなってしまう。

他にも廃案にする理由があったけどやっぱり使う側で難しい面が多かったから^^
使える髪質が極限られてきてしまうしね。

てな事でスピエラも一段落したので皆がシステアミンの良さに目を付け始めたの?
火つけたのはもしや?

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