社長のひとり言 

美容師のためのケミカル&サイエンス

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美容師は説明しても理解できないから(怒)

前回の記事で美容師さんからも反響があって。
意外といえば以外なんだけど、別に恐怖を煽ってどうこうってつもりはありません(笑)

脱毛ムース

若い美容師さんたちの間でパーマ離れが起きていて、それに纏わる関係者の悲痛な声も僕には届きます。
 
「社長、何とかならないですかねぇ」

どうにもならないでしょ(笑)
昔ながらの習慣変えていくしかないんだと思う。

メーカーは売ろうとするだけでなぜ必要なのか?
どういう事が起きているのか?

まず、美容師さんにそこから理解してもらわないと。

昔ながらの習慣とは?
1950年代に第一次パーマブーム。

これが後に空前のソバージュブームまで40年間続くわけなんだけど、山野愛子さんでおなじみの電熱パーマ。頭からコードがいっぱいのあれ(笑)


当時美容室経営は女性の仕事とされ、50代、60代の女性オーナー全盛の時代。

後に時短の意味も含めて美容業界に2欲式のパーマ液が誕生する。


パーマの工程は1剤(還元剤という)を塗布しながら軟化させて髪を自由に加工できる状態に。ロットに巻き付けられた髪はやがて酸化されて形状を変化させる。

軟化の見極めから、pHコントロール、還元剤の除去(中間水洗)臭素酸塩を有効に作用させるための酸処理などなど。


ここで問題だったのは
「なぜ?」
が抜けてしまったこと。

昔、僕がこの業界に入ったときによく聞かされていた言葉。

「美容師は理解力がないから、説明するだけ無駄でしょ」と(笑)

僕も美容師だから最初、何ぃ?
って思ったんだけど。

でも妙に納得できたことでもある。

当時、おばちゃん先生って全盛な時があって。
すみません。怒られちゃうかもしれませんが^^

女性は特に化学とか理屈が飲み込みにくいと。

そこでメーカーの人間たちは考えた挙句、使い方の工程をマニュアル化して徹底的に覚え込ませようとしたんですね。



例えば1剤塗布後、カールチェックは美容師であればだれでもわかるだろう。
その後完全に還元剤を取り除かせるためにスポイト3回分の中間水洗を徹底。
還元剤が残ってしまうと、2剤が働かない。

また当時はブロム酸が最も安全な酸化剤として発売されていたわけだけど、ブロム酸は酸性に振らないと酸素を放出できないことから、酸リンスで処理。

酸素3つの分子を持つブロム酸(NaBrO3)の使用方法として毛髪内にある水素の分子を奪うためにどうしても3分~5分の中和時間が必要。

そして5分放置を2度繰り返させる。

「そうだ、この工程を徹底させよう」

これが当時関係者の答えだったと、良く聞かされた(笑)


4月からお世話になる山野美容芸術短期大学でも、授業をどんな内容にするのか?
先日担当の教授とお話しさせていただいた際にも、
「普段美容師があまり知りえない裏話をどんどんしてほしい」
「シャンプーやトリートメントをバケガクという観点で面白い実験を目の前で見せてほしい」

この2つに強い要望をいただいて。

;例えば1000円でドラッグストアなどで販売されているシャンプーの流通経路や、1000円で販売するためには中身であるシャンプー自体の原価はいくらなのか?

誰が一番おいしい思いをして利益を上げているのか?

暴露しちゃおうと思います(笑)


美容師さんに足りないもの。
それはやはり
「なぜ?」
なんだと思うな^^

 
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| ケミカル&サイエンス | 12:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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縮毛矯正で施術中に感じる事(2)

毎日寒い日が続いています。
毎朝、ワンコの散歩が僕の日課ですが、昨日、今日はいくらか寒さも緩んでいる気がします・・・・・・

IMG_0288.jpg

このまま春が来れば良いのですがそうはいきませんよね?
あと1か月かなぁ、暖かくなるまで^^

さて今回は前々回の続きで「縮毛矯正の時に感じる事(2)」

塗布が終わり薬剤もうまく塗れて、いい感じに軟化。
でももう少し攻めてみようかな?

なんて事よく考えます^^
軟化が甘くて高温のアイロンで強く伸ばす。
これが傷ませてしまう原因でもあるし。

そんな時・・・・・・・

あ~、やっちゃった!

IMG_1155.jpg

こんな感じでしょうかね?

さあ、どうしましょう?
こんな事って日常のサロンワークの中で絶対的に起こり得る事でもあるのでは?

美容師としてあなたが取る行動によっては、お客様の信頼関係にも影響してくるわけだし、お客様はキレイになりたくてお店に来てくれている訳だし、当然ながら焦ってしまうのではないかと思います。

一番いけない行為はこの髪を無理に伸ばしてしまう事。
ランチオニン特有の乾かないネチョッとした髪を長時間ブローで痛めつけ、その上180℃、200℃のアイロンで潰すように伸ばしてしまっては極端な強度低下を起こしてしまう。


このような事態になったときに対策はいくつかあると思うけど、僕の場合は優先順位はやはりPPTをどれだけ有効に使えるか?
これしかないと思います。
やはり誰が何といってもタンパク質しかない^^

断言できると思います。特にランチオニンによって再結合が出来なかったり、側鎖自体が欠落してしまっていて水素結合が髪が濡れて緩めば繊維ではなくゴムになってしまうのだから。


百歩譲ってシャンプー、トリートメントで、それも洗浄剤だけで何も添加されていないから良いとされるシャンプーで、どうやって回復させていくのか?

そこが知りたい!(笑)

世の中にはまだまだ知らない原料がたくさんあります^^
枝毛をどうして治せるのか?

なぜ傷んだ髪にツヤが取り戻せるのか?
偶然サロンさんからの依頼で髪のローション?乳液かな?いわゆるエマルション。
試作を作って実際にお客様に使ったり臨床取っていますが、凄いです(笑)

通販を通して、一般のお客様とやり取りさせていただき、それなりに評価いただいている天使の涙ですが、オイルがどうしても合わないってお客様もたくさんいるのもまた事実v

クリームというか乳液に近くアウトバスでも、インバスでも使えます。
IMG_1185.jpg

ちょっと黄色みがかっているのは新規で試しているOJONオイル。直接髪の修復には関係ありませんが抗酸化力が強くて、アスタキサンチンのような感じを受けています。

手に取るとこんな感じの乳液で髪によくなじみます。

アイロン前にこれを毛先にたっぷりと付けてから150℃のアイロンで軽くスルーすると・・・・・・・

あら、不思議

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原料自体の効果効能はまた次回に!


| ケミカル&サイエンス | 10:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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トリートメント、コンディショナーの定番

トリートメントやコンディショナーの定番と言えるかわかりませんが市販されているトリートのほぼ100%は弱酸性にするという事。
弱酸性といっても様々ですが、酸性といっても強ではなく弱なのでpH4くらいから中性のpH7に調整しているという事です。


トリートメントの対象物とはズバリ

”傷んだ髪”

現代社会における傷んだ髪とは、半分以上の確率でカラーリングによるものだと思います。
パーマやストレートなども含め様々な要因が重なって傷んでしまう。

それも施術後すぐではなく、じわじわと普段の生活で傷みが進行してしまう。


今日はなぜこんな題名なのかというと、普段あまりペーハーのことなど考えることはないのでは?
ところが髪にペーハー値というのは非常に大事な要素でもあるので、美容師として常に考えていたい事項でもあります。


例えば、健康な髪や子供、幼児のきれいなつやのある髪のペーハー値を計測して中性に近い、という事は100%ないからです。
髪表面の18MEAは立派な酸であり、外部からアルカリ様の石鹸や海水などに晒されても、18MEA自体がそれらを中和することができるわけです。

ところが18MEAはアルカリ度の多いパーマ液やカラー剤には弱く髪表面と繋がっているチオエステルが外れてしまい欠落してしまう。これが髪を衰弱させる原因でもあります。

また髪のタンパク質の配列からしても、中性域を超えたあたりで緩んでくる、という特性があるために隙間が発生します。
これがダメージホールとかボイドと言われるもの。

ボイドは穴、という認識よりもタンパク質同士の隙間という考え方が正しく、だから巷ではたんぱく質の流失などと言われているんですね(笑)

書きたいことをそのまま書いてしまうので少しそれてしまいましたが、縮毛矯正の事、1剤お流し後のハレーションを抑える方法は次回という事で(笑)

商品の購入はこちら


サロン様からのお問合せ

自社ブランドを作りたいサロン様

| ケミカル&サイエンス | 11:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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β?layer内の遷移金属について

香川の福江さん、コメントありがとね^^

サロンワークが楽しそうな風景が伝わってきます。
ケミカルに目覚めましたね?

いつも非公開のコメントではもったいないですよ^^
他にもまだ使ったことのない美容師さんには参考になると思いますので今度は是非公開のコメント入れてくださいね。

香川で一番の美容室になるのは近いですね(笑)


T様、コメントありがとうございます。しかしながら返信用のアドレスがないのでどう答えていいか、このブログでお答えするしかないんですよね?

どんな商品を使えばいいか?というご質問でしたが、はっきり言ってしまうとお家でのホームケアだけではダメージは治らないと思います。それはパティエンスの商品を使っていただいてもです。

まずは信頼のできる美容師さんに美容室である程度の修復をしていただいて、それからそれなりのヘアケアをお使いいただければいいのですが。
全国に使ってくださっているサロンさんが増えたといってもまだまだパティエンスの施術のできるサロンさんは少ないですよね?

よろしければパティエンスのホームページのお問合せフォームから質問いただければもう少し詳しくお答えできると思うのでよろしくお願いいたします。

もっと導入サロンさんを増やさないと、と思う反面誰にも教えたくないという気持ちもあってかお問合せいただいたサロンさんに面と向かって「本当はサロンさんに販売する気はないんです!」

などと失礼なことを言ってしまう^^

これがイマイチ広まらない理由かな(笑)

でもね、先週大阪に出張で行ったとき、1日だけ、でもほんの少ししか時間がなかったんだけど導入サロンさんを何件か回らせてもらったの。
日曜日だったので忙しいのはわかっていたんだけど、何の連絡もしないで驚かせちゃおうと思って・・・・

大阪池田の★Toshiちゃんからも

「僕のところに千葉の船橋のお客様から連絡があり、千葉県内でエクセルパティエンスを使っている美容室ありますか?」って。

なんで千葉に住んでいる方大阪にまで電話くれたんですかね?と首を傾げていましたが、僕のところにも例外ではなくて頻繁にこういうお問合せいただいています。

つい2、3日前もパティエンスの新宿のオフィスに電話があり、個人でも商品購入できますか?と!

「実は大阪に住んでいる妹が最近東京に遊びに来まして、その妹の髪があまりにも綺麗な髪だったので聞いたところ美容室でパティエンスの施術を薦められて、仕上がりが綺麗になったので感動したと」

もっと良く聞いてみたら上本町のハイハイタウン?というショッピングモールに入っている美容室さんらしいのですが、いまだにどのサロンさんかはわかってません(笑)
もしこのブログ読んでくださっているなら是非コメントください^^


とてもセンスのよい美容師さんなんだろうなと思っています!

それでその妹さんが美容師さんに薦められるままホームケア商品もご購入されお家で毎日使ってる、凄くお気に入りでと^^

その妹さんいわく
「じゃあ、今度東京に来るときに買ってきてあげるわよ」と言われたそう^^

逆輸入じゃないですかねぇ(笑)

シャンプーに明記してあった会社名でネットで検索していただいてお問合せいただいたそうだけど、でも今から5年前であれば絶対にないお話ですよね?

これに限らず個人のお客様から頻繁にどこで買えますか?パティエンスの施術どこでできますか?という問い合わせは多く、ちょっといい方法を考えないといけないと思っています。

ネットで直販なのかな?やっぱり^^


前回、前々回と毛髪の細かい構造が段々と解明されているってお話しました。
意外と反響が良くて、今までの認識とまったく違うじゃないですか、という声が多かったので今日は少し詳しく話します。

まずパーマなりカラーをする際にどのようにして毛髪に反応するのか?
その前にどう侵入するか、かな?

この辺のこともの凄くわかっていらっしゃる美容師さんも中にはいらっしゃるのだけど、外側のキューティクルから侵入することはありません。毛髪に薬剤を塗布すると疎水性であるキューティクルには浸透しません。

ん、でも待てよ。社長以前キューティクルもカラーで染まるって言ってたジャン^^
詳しく話すとキューティクルから浸透はしません。だからパーマやカラーにはアルカリ剤が必要になってきます。

わかりやすい資料を紹介すると

浸透経路(1)


図の赤い矢印のようにパーマの還元剤やカラーの染料モノマーは弾かれてしまいます。
そのためアルカリ剤で髪を膨潤させるなどとよく言うのは薬剤の通る経路を確保するためのもの^^

毛髪がアルカリに傾くと浸透経路としての薬剤の道を確保できるのです。

図1


写真パクらないでね(笑)

左上の図は毛髪の断面図なんだけどキューティクルが4枚あるのがわかります。そしてCMCを挟んでいることもわかりますよね?

そして左下の図のように薬剤が浸透していくわけだけど、前回紹介した微細構造はこれよりも遥かに高い次元のもの。

浸透経路

薬剤の浸透経路としてカラー剤はβーレイヤー、パーマ剤はδレイヤーではなくあくまでも薬剤の浸透経路はδレイヤーで浸入していく過程の中で薬剤が拡散していく過程の中でβレイヤーを通過するということ。

この図はカラーによる浸透、拡散の図だけどここで何がいたいか?δ層から拡散しβ層を通りキューティクル層で酸化重合物として染着するから透明なキューティクルに色が付くわけなんだけど、もうひとつ重要なこと、図でわかるとおりβ層の▲。

今の段階ではまだはっきりとわかっていないんだけど、CMCが酸化染料の重合反応、染着に大きくかかわっているということ。また酸化染料は水と極性油の界面において重合反応をおこすということを考えるとやはりδ層が浸入経路になりコルテックスへ浸透する、としか考えられないから。

ちょっと前まではカラー剤はコルテックスのメラニン色素に染着するっていうのが定番であったのに実際SEMでは白黒での観察なわけだから染着性の観察まではできなかったのは当たり前。

でもキューティクルレイヤーの染着性が大きく関与しているという所見は否定できないと思う。

なた例によって長くなってしまったのでこのCMC、δ層と特にβ層に存在する(▲)何らかの金属については次回引き続き考えてみたいと思います!


| ケミカル&サイエンス | 17:58 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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毛髪微細構造と酸化染料の反応機構

なんだか意味深なタイトル。
観察器材の性能は日に日に向上していて毛髪構造の細部まで明らかにされつつある昨今、僕ら美容師にまで中々フィードバックされない^^

いつまでも昔の理論がはびこらないようにと一生懸命このブログで伝えようとしている自分がいる(笑)

前回の続きになるが、カラー剤を製品にするつもりはないんだけど、今お使いのカラー剤にちょっとだけ魔法の液体を添加するだけで、それがどこのメーカーのものでも構わない^^
なんて書いてしまって^^

でも現実にそんな商品があったらいいなぁって本気でここ何日か考えてみた。
大きな会社であればまず開発者が企画書なるものを作り、現状での問題点、そしてそれをどのように克服していくのか、そしてどんな処方をすればそれに対処できるのか?
価格においてもコスト計算をして、さらにいえば一人当たりの単価を想定し、販売価格を決めていく。そして使う側、どんな美容師をターゲットに置くのか?

パティエンスではまた例のごとくそんなものは関係ない(笑)
企画書なんて一度も作ったことないし、販売価格を先に決めて製品開発したことないし、ただ取引サロンさんだけには開発の意図、そしてどんなメカニズムを想定しているのかは是非伝えたいから!

これが僕の企画書!

まず普段サロンで使用しているカラー剤は何を基準にしているのか?いうまでもなく髪のダメージは想定してない。
だから傷んでしまっている毛髪に対し1剤、2剤をそのまま用事調整して塗布すれば当然吸い込みが激しくなり綺麗には染まらない。そうならないために美容師がもっと勉強すればいいんじゃないの?となる。

たとえば毛髪の微細構造を考えてみると浸透経路となるδ?layer。
どこかのお方がカラー剤は脂の道(β-layer)、還元剤は水の道(δ?layer)?
まあいいっか、どこかのお話は^^

ちょっとイラストレーターで浸透経路を図解してみました。まだわからない方もいるかもしれないけど、言葉で表すよりいいかな、と思って!


いままで詳細にCMCの微細構造はあまりいわれていなかった。どちらかと言うと内部の遷移金属ではなく、キューティクル表層のもの、それがヘアケア剤のシリコーンやポリマーで覆ってしまうっていうのがこれ!

Ca.jpg

あまり詳しい微細構造まではわからなかったんだけど・・・・

浸透経路



ダメージした髪はβ層の脂質が不足してしまう。これにシリコンを配合したオイルやグレープシードオイルをカラー剤に足せば吸い込みが抑制されて綺麗に染まる。

これは酸化染毛剤のメカニズムとでもいうか、圧倒的に油、脂かな?が足りないわけ。でもただでさえカラー剤にはシリコーンや樹脂剤が配合されているでしょ。それもナイロン系の。

確かにそれが気に入っているお客様もいると思います、たくさん。でもそのような樹脂で感触を上げた髪の内部は表面は樹脂で繋がってても肝心の髪は内部で裂毛を起こしてるわけ。
わかります?

髪自体は施術後切れてしまっているということ。それを薬剤に添加している樹脂系の皮膜剤によってなんとか切れないだけ^^
確かに髪の毛を一本づつ覆ってしまえば手触りは良くなる。

もうひとつ製造する側が考えること。美容師さんのレベルによって差が出ないこと!
これは明らかにパティエンスとは逆の発想になってくる。

たくさん毛髪や薬剤のことを勉強している美容師と、最近までアシスタントでまったくこのようなことを勉強したことがなく、髪の構造すらわかっていない美容師が施術したとする。

普通であれば仕上がりに差が出るわけです。小学生が考えてもわかること。
それを開発する側が考えることはレベルの違う美容師が使っても同じ仕上がりになるように製品を作ってく。

ある意味凄い考えだと思う。絶対に僕にはできないから^^

ちょっとこれから最近、導入されたサロンさんに行って講習があるので今日はタイムリミットみたい^^
今週末も岐阜、滋賀、大阪と出張もありすぐにとはいえませんが、そうだなぁ20日過ぎになっちゃうかなぁ?
試作第一号が出来上がってきます。

ターゲットは遷移金属。これに尽きるかな?
たかがカラーに入れる添加剤なんだけど、今までにないアプローチをしてみようと思っています。

羽毛φケラチン、シルクである分子量30000の高分子セリシン、羽毛のケラチンに対して新しい考え方で日油のアクーリオで浸透促進なども考慮しています。

また前記した油分としては18MEAをはじめスクワラン、オリーブ油、ローズヒップ、シア脂など天使の涙のシリコン抜いたような油をと考えていますが、乳化するための活性剤など使用しますが活性剤によってこの油分は働かず油が死んでしまう?

そうなったら業務用のみで天使の涙のシリコーン抜きの油も製品にしないといけないかも^^

それとももう一点、メーカーによって還元剤をカラー剤に添加している製品を見つけた!
L-システインだったり、亜硫酸塩、チオグリコール酸など。

昔からあって、それが最近薬事法による医薬部外品の表示義務により明記されているから気づいたのかもしれないんだけど、結構あるんだよね?
でも開発する側がどんな意図で添加してるのか?

おそらく全体重量の0,1%?せいぜい0.2%程度だと思うけど、キレート剤と併せて使うとやはり遷移金属対策なのかな?

であればシステアミンでしょう?
配合量によっては仕上がりの柔らかさ、色味の入り方(濃染効果)など違いはでないか?
還元剤抜きのもの、還元剤入りのものと2種類試作を作っています。

カラー剤にパミーラ添加すればいいか?(笑)

この辺の意図はまた次回お話できればと思っていますが、またボツにならないことを祈っています。
そこで数に限りがありますが20日過ぎにご注文いただいたサロンさんにはこっそり試作品入れてしまうかもしれませんので、レポートお願いいたします(笑)


次回は電子密度観察による毛髪ないの金属類、そしてそれがどのような反応、変化をもたらすか?
出張前にがんばって更新できればいいけど^^

| ケミカル&サイエンス | 17:39 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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市販のカラー剤に秘密のエッセンス?

ハイトーン全盛時のカラーリング施術において乳化後のシャンプー時に髪が軋みどうしても髪が傷んだ、という感触に仕上がる。このときに色味がどうとか、退色がどうとか誰も気にしない。ただ髪が明るくなれば満足してくれるような(笑)

ダークトーンが主流の現在において色味の出方や、仕上がり時にダメージ感をより払拭する?ようなカラー剤が多くなってきてるのが現状。このダメージ感という意味で色々な捉え方があるし、もの凄く曖昧で幅広いもの。

今日はこのカラー剤について考えてみたいと思います。

「へナは使わないのですか?」などと質問を受けますがまったく使いません(笑)
へナは傷まないなんていうけど、なぜか好きになれず傷まないカラーであれば他の手法で施術も可能だから!

言葉は悪いけど、2年前の厚労省による販売差止め後の今でも名前を変え、香草カラーなどと粗悪な商品が出回り、中にはへナ、香草カラーと言いながらも酸化染料や中にはブラックカーボンなど配合されているのにはちょっとビックリしますね。

毛髪を細胞として捉えた場合確かに天然のへナはキューティクル層に染着する。酸化染料の場合は酸素でメラニンを分解(ブリーチ)してメラニンに染着するわけだけど、どうしても天然の染料は時間がかかるわけ。
決して放置20分や30分では染まらない。それがメカニズム。

大手のメーカーは絶対にそっち方面にいかないでしょう?
自宅で染めるへナ、もしくはシャンプーするたび髪が染まる?へナシャンプー(笑)
そのような商品はさほど大きくない通販専門の会社が多いでしょ。

髪の色を変えたり、白髪を染めるのに天然とか自然とかはたまた健康とか、オーガニックって必要なんだろうか?
大手メーカーの研究員さんたちはわかってるでしょ、それくらい!
その証拠にこれだけホームカラーの売上が伸びていて本当にへナが安心安全で手軽に毛染めできるのであればとっくに商品化でしょう(笑)


話がそれてしまいましたが、以前【ホームカラーの逆襲】と題して最近のホームカラーはいいよ?などと記事にしていますが、仕上がりの感触、染まりムラの解消、不快臭の低減などなど。

最近の研究レポートなどではやはり髪に吸着している金属イオンの弊害、今さらなんだよって感じだけどカラー剤を担当している研究員たちがこぞって言い出してるから笑っちゃうよね^^
この金属イオンがヘアケアに多く配合されているシリコーン類とあいまって髪に残留してしまうとカラー時に色むらができてしまうと。

技術的には酸やアルカリで剥がし取るか、EDTAなどの金属キレート剤により色むらの解消を目的としたもの。
体内の重金属類の排泄器官でもある毛髪は水道水などに含まれる外因性の金属が表面に吸着、特に化学処理毛は顕著に増大する。

これは過酸化水素の分解触媒として作用してしまって毛髪表面付近で酸化重合反応を起こしてしまうと言うのが染まりが悪くなる理由であるから、これを解消するためキレート剤により過酸化水素の触媒活性が低下し表面での酸化重合反応が抑制される。

もっと詳しく書きたいところなんだけど、隠れてコソコソこの記事を見て商品にしてしまう盗人みたいな同業者もいるんでこの辺にしときます。何度もやられちゃってるからね^^
やっぱり詳しく説明するための会員制の説明サイト必要だよね^^


僕も今、月1ペースでカラーをしてるんだけどどうしても施術後の髪の感触が気になる、前処理しっかりしてもね^^
アフターでシャンプーし、トリートメントしてやっと感触を取り戻すっていう感覚だったけどやはりこれでは施術後の感触の維持が中々難しいと思ってて・・・・・

ここ何度か普段使っている同じカラー剤にチョンチョンって魔法の液体入れて施術してみたの(笑)
自分でアフターのシャンプーしてるから尚更わかるんだけど本当にいい感触に仕上がる。

カラー剤まで発売するつもりは全然ないんだけど、でもサロンさんでいろんなメーカーのカラー剤で施術されていて、その普段使っているカラー剤にチョンチョンって少量入れると仕上がりに変化が・・・・
なんて商品があれば面白いな?なんてちょっと思ってます!
パティエンスらしい感じの味付けで・・・・


来週早々、ちょっと時間作れそうなので試作創ってみます。
それはシリコーンやポリオキシエチレンでのアプローチでもなく、今までにないアプローチによるカラー添加剤?パーマ時にもいいかもね^^

もう頭の中には処方もある程度固まってて、羽毛ケラチン、シルク由来の新しい原料(高分子シルク)など併せてみようかな^^



商品になるか作ってみないとわからないけど(笑)
詳しいことは発売したらということで・・・・・・

次回はカラー剤の浸入経路であるCMCのこと。
最近進化した新しいTEM顕微鏡の映像、CMCの電子密度についてわかってきてること、最新の毛髪理論ですよ?

| ケミカル&サイエンス | 16:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ツインブラシの注意点

今月はいいペースでブログ更新できてます^^

先週は最近導入してくださったサロンさんに1日伺って一緒にお客様に接客させていただきました。
最近、お客様とお話しする機会がなかったのでなんか新鮮な気分でした。

常連のお客様と新規のお客様2人させていただいたのですがどちらも縮毛矯正。
久しぶりにお客様の笑顔を見れた嬉しさ、やっぱりこうでなければいけないなと再認識。

で、そのお店今後縮毛矯正に力を入れて行きたいということでお邪魔したのです。
名前を出さないということで紹介させていただくことを快く承諾してくださったオーナー様に感謝いたします。
きっとうちみたいなサロンはたくさんあるはずですからと!


まだ導入後1ヶ月くらいで、最初オーナー様からメールでお問い合わせがあり、何度かやり取りしてるうち導入することを決めていただきました。スタッフさんは全部で11名なので中型店になるのかな?

打ち合わせの段階でまず気になったのは、もしパティエンスの商品を使っていただくようになったらどんなお店にしたいですか?
というより、せっかく商品を使っていただくわけなので今までと変わらなければ意味がないから。

色々話していくうちにオーナー様もかなり本気な様子で

・地域で一番の美容室にしたい(技術面で)
・スタッフがもっと勉強して髪の困ったの駆け込み寺になりたい
・他のお店ではできないような施術のできる店にしたい  などなど

一番得意なのはカラー、なぜかというとスタッフのうち4人がカラーリストさんらしく、お客様のほとんどはカラーにいらっしゃるとの事。
ただ苦手なのは縮毛矯正。そのためか縮毛矯正は¥30,000だそうです。この¥30000は技術に自信があっての価格ではなくて逆にこの価格にしておけば施術しないのではないか、ということらしいです(汗)
それでも年に1件か2件は矯正のオーダーはあるらしいのですが・・・・

僕の中で縮毛矯正は毛髪を修復する上でどんな施術よりも重要視していること。
パティエンスの商品だってこの縮毛矯正を誰よりも上手に、そして髪を綺麗にしたいという思いの中から生まれてきたといっても過言はなく、もちろんパーマやカラー時にも効果は発揮するのですが縮毛矯正だけは他のお店には負けたくない。当然今まで数もこなしているし色々な髪質の方に施術させていただいたという自負もあります。
他の美容師さんなら同じ工程で施術すれば5時間はかかるところでしょうがそれを2時間半でこなす自信もあります。

確かに5時間かけて施術すれば料金は最低でも3万円はいただきたいですよね?
でも同じ工程をしてその半分の価格であればお客様は決して料金が高いとは思わないし疲れないと思う(笑)

まあそんなやり取りがあって実際施術しながらどんな会話をするのか?
またカウンセリング時にどんな話をするのかなど見ていただいたほうが早いんじゃないかと思いお邪魔した次第です。


まあ、その時に気づいたことですが前回の記事でかけなかったツインブラシの使い方についてのアドバイス!
これ、僕が愛用しているブラシです。

20100311120603.jpg


かなり念気?年季が入ってます(笑)

毛先はブロー時のドライヤーの熱で程よく溶けていて非常に使いやすいの。

ブローのときは右手で握り、アイロンのときは左に持ち替える。
そうツインブラシは両手で使えなければなりません^^

今、僕は縮毛矯正を施術するにあたってはなくてはならないもの。もしなければ上手く施術もできません。
クセが強くなればなるほどこのツインがないと伸ばせないと本気で思います。
薬剤開発するにあたっても、このツインブラシについていっぱい実験してきました。

ツインブラシの実験?

って思われると思いますが、縮毛矯正は非常にデリケートな施術でもあります。
いくら薬剤がよくても仕上がりが綺麗になるとは限りません。施術する美容師さんによるところは大きいのではないかと思います。

軟化後にブローをしアイロンっていう工程で進めていくと思いますがダメージをさせないとか、綺麗に伸ばす、クセが戻りにくくなるというのはこの工程によるところが大きいというのはいうまでもありません。

何気にやられている方多いと思いますがいくら軟化が完璧でもこの作業によっては仕上がりに大きく差が出てくるということです。

何を実験したかというとこのブロー時にどれくらいの乾燥度とでもいうか完全に乾かしたほうが良いのか。それとも8割ぐらいにし、多少ウェット感を出したほうが良いのか?

このウェット感は施術後のクセ戻りや質感を大きく左右します。
そしてこういうことを考えているとどんどん縮毛矯正の奥の深さというか理論がドンドン繋がってきます!

ハンドブローであらかじめ乾かしてからツインをかけるのか?
髪質によってはウェットのままツインで伸ばさなければならない髪もあるし、スライスの幅など一定ではなく髪の質によって変えなければいけないということ。

これはパーマのメカニズムである側鎖の、それも水素結合との因果関係などなかなかネットや言葉で伝えられないことでもあります。だから実際施術してみて説明するのが一番の近道なのかなと思っています。

髪のことを考えながら施術していると面白いもので、お客様の髪の中で起きていること、大げさかもしれないけど髪ときちんと会話しながら施術できてくるような錯覚に陥る。



このときのお客様、最後に僕に一言

「こんなに髪を大事に扱っていただいたのは初めてです、ありがとうございました」

と七人の天使たち、ペリセアーゼを買っていただきました^^


こんなに喜んでいただけたけど、もしパティエンスがなければ絶対にこの客様の髪など施術はおろか触ることもできなかったかもしれない^^
なんか複雑な気持ちです。もっともっとたくさんのお客様に同じように思っていただけるようこれからもがんばろう!


最後にツインブラシの注意点。
ツインブラシで自分の指を挟んでみてください。

痛いと思います!
これ髪を傷める原因になります^^

良かれと思ってツインを使っても結局髪を傷めるだけの行為にもなりかねません。
ツインブラシを使う意味はテンションを均一にかけられること=綺麗に伸ばせる、です。

まして軟化している髪、特にキューティクルは剥がれやすくなっているところに強く挟んで擦ってしまえばキューティクルは皆はがれてしまいます。
きっと髪は悲鳴を上げていると思います。使い方によってはダメージを加速してしまうということです。


ツインブラシを使うときの注意店は挟んだら動かさないこと。挟まなければテンションはかかりませんが挟んだまま毛先に動かしてしまうとキューティクルは剥がれてしまいます。

挟んだら動かさない。毛先に向かって動かすときの感覚としてはテンションかけつつ、キューティクルを絶対に剥がさない位の力加減で施術する^^
表現難しいですがブラシを動かすときには挟む力を抜き下面のブラシに髪を乗せる感じとでもいうか、下面のブラシのみで程よくテンションをかける感じかな?

厳密に言ってしまえばツインブラシには向きがあるのです。
ブラシの向き、再確認してください。どっちが上でどっちが下なのか。
通常であればロゴや文字が書いてあるほうが上面になります。僕のブラシは微妙に配列が変えられています!
中には上面、下面のないブラシもありますが、美容師として道具は何でも良いという考えではなく道具一つとっても、高いか安いかではなくそれを見る目を養うことも大事かなと。
これから購入しようとしている方はその辺見てみてくださいね^^


| ケミカル&サイエンス | 16:04 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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酸化染料モノマー

前回の記事で色調を決めるにあたってジアミン類に反応させて酸化作用、酸化重合し強い発色性を発揮すると書いたんだけど、取引先のカラーリストさんから指摘もあり、おさらいの意味で!


P?フェニレンジアミンのみの酸化反応では暗褐色(ダークブラウン)の重合体、P?フェニルジアミンとレゾルシンからは緑褐色(Green)の三量体、αーナフトールから紫色(Violet)のニ量体を生成する。
また、硫酸トルエンジアミン類とアミノクレゾールの組み合わせから赤(Red)というように、各社へアカラーにはこれらを複数組み合わせ製品にしてるわけだけど、以前話したアルカリ剤の違いにより色調は変化し、たとえば同じ配合比率でもアンモニアを用いたときと代替アルカリで重曹などの炭酸系や重炭酸系で調合したときでは色味が微妙に変わるということ。

代替アルカリを用いた場合にはこの配合比率を微妙に変えていかないと色味がくすんでしまったり、インドフェノールにより橙が強く出てしまったり。

今日はまたCMCについて記事にしますが、このように毛髪理論を打ち出して各社は色々な商品を販売していくのが今の主流。各メーカーや全国のディーラーさんが集まりでこのヘアケアについてのセミナーなど盛んにおこなわれているのが現状。

職業柄、これらの資料やテキストなど目にすることも多いんだけど、どうせならもっと奥深くそして明確に伝えて欲しい気もする^^

ここ数年で毛髪の理論は急激に変わっていて、変わるというよりもいままでわからなかったことが電顕などの観察機材がより性能が上がってきたということもあってわかってきている事項。
それまではあくまでも仮説の中で論じられていた事項なわけだから無理もあるのだが。

でもメーカーやディーラーが協力して現場の美容師にフィードバックするならやはり仮説としての事項は載せるべきではないのではないか?
これはテキストを作る方、問題を作る方が知らなかった、では済まないような気もする(笑)



CMCは二層の脂質二重膜の間に水溶性の球状非ケラチンタンパク、糖タンパクが存在するサンドイッチ構造。これは薬剤などの毛髪内部への侵入経路、拡散に寄与していてるのであるが、パーマやカラーを施したことのない健康な髪では毛髪内部への水分の浸透経路、また4枚?8枚または6?10枚の層になっているといわれるキューテキクルをつなぎ合わせる接着剤の役目などといわれています。

よく言われるのはカラー剤は脂の道を通り浸透し、パーマ剤は水の道を通り浸透する。カラーではδ層が壊れ、パーマではβ層が壊れる。これはある意味間違いではないのだと思うけど、もう少し詳しく話したい気がします。


次回はこのβ層、δ層、正確にはinnerβ-layerとouterβ-layer、δーlayerなどの各部位ごとの電子密度について、CMC層の金属類の存在などが確認されてきていて資料を交え紹介できたらと思います。

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キューティクルは何色?

キューティクルは何色ですか?
素朴な質問を受けますが、一言でいえば無色透明。

なぜならキューティル層にはメラニン色素が存在しないから。
でもこれ、間違いではないんだけどカラー履歴のある毛髪は?
と聞かれれば無色ではなくカラー剤による色素が確認され、答えとしては色、ついてますよ!となる。


あまり知られていないかもしれないけどカラーリング剤の染料はキューティクル層を染色する。
過酸化水素によりメラニンを分解して染着するということはわかるんだど、アルカリカラーのメカニズムを深?く考えていくと1世紀にもわたり基本的には変わらない酸化染料、まだまだダメージを抑制する施術は可能になるのではないかとふと思う。


アルカリを含有する1剤と過酸化水素を含有する2剤、色味を左右するのは1剤の酸化染料のモノマーであり色自体はほぼ無色。これを混合すると過酸化水素の酸化作用により酸化重合し強い発色性を発揮する。
たとえば、P?フェニレンジアミンが酸化反応すると暗褐色(ダークブラウン)の重合体、その他レゾルシンが反応して緑褐色(グリーン)、など二量体から三量体の重合物によって染着させていくわけで各メーカーのカラー剤は複数の酸化染料モノマーにより色調、染毛力が調整されている。


でもあまり浸透経路や毛髪内のどこの部位に染着しているなどの詳細なデータは調べてみてもなかなk見つからない。
染料モノマーと過酸化水素が毛髪内部のコルテックス内に浸透し酸化重合反応し染毛されるという一般的な見解ではいつまでたっても進歩しないのではないか?

また色持ちを良くするための手法として酸化染料とともにニトロ染料などを配合する商品も増えていると思います

ジアミンが毒性もあり、アレルギーを引き起こすなどと騒がれ、ジアミンに変わる酸化染料重合物を用いたカラー剤などがあるみたいですが、クリティカル(重篤損傷毛)ヘアであればベストなチョイスと思うがそれ以外の毛髪に対して染色性が劣ることから毛髪表面にて酸化重合物を生成してしまい内部に浸透することは難しくなる理由と思う。


話が長くなりそうなので今日はこの辺にしておきますが、僕としては何かの機会に徹底的に話したい^^
このメカニズムと何が影響してダメージするのか?

毛髪は体内の排出器官として知られる昨今、重金属による弊害だったり、以前少し話したカラー剤とキレート剤の関係。最近のカラー剤開発で重要視されているレポートなどもうじき手元に届く予定です。足らないもの、施術する際に考えられる問題点などは必然的に見えてくると思うのであとは自分でデータ取りしてまたこのブログで紹介できたらと思っています。


何が言いたかったのか、それはカラーリングによりキューティクルも染色される。
考えられること、それは重金属類に由来してのこと。

ちょっと詳細図作ってみました!

毛髪微細構造



次回は浸透経路であるキューティクル層CMCについてこの図を元に詳しく話します。

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