社長のひとり言 

美容師のためのケミカル&サイエンス

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縮毛矯正で施術中に感じる事(1)

先日、久々に少し難しいくせ毛の方の縮毛矯正に立ち会わせていただきました。

もちろん、還元剤から処理剤、アフターのトリートメントまですべてエクセルパティエンスの業務用の製品で行う縮毛矯正です。

まず注意することは髪の観察から始めます。
大体3か所に分けて見ていきますが、薬剤は大雑把に2種類つくり、根元は例外なくチオグリコール酸である「一撃」塗布。そして中間から毛先部分はオーバーラップさせながら調節していくのが一般的かな。

そこで注意する事は、一撃をどこまで使うのか?
まずよっぽどのバージン毛でなければ一撃を毛先には使いません。

多少のカラー履歴であれば一撃を減力してpHも落としながら塗布する場合もありますが、カラーと縮毛履歴両方ある髪には基本的にはチオグリコール酸は使いません。

それでなくても根元部分に一撃を使っているためにダメージしている毛先部分は傷んだ髪の構造上、圧力がかかり塗布していない毛先まで余計にいきわたってしまう恐れもあるから。良く僕らはこれを浸透圧なんて言ったりしますが、薬剤を2種類、3種類作ってもこういったことを考えていないと失敗する確率が”グン”と上がってしまう。

どういうことかというと、要は薬剤を髪に反応させる際、健康な根元部分から徐々に傷みが毛先まであるのが普通で、当然ながらワンタッチで塗布はできないのは承知の通り。しかし矯正が上手くいかない理由の一つとして、薬剤を調整しただけではきれいには仕上がらないという事。


口で言ったり、言葉にしたりって非常に難しいのだけれど不思議と髪のこと、薬剤の特性などわかってくれば、やっぱり上手くいく、というのが持論なんだけど。均等に反応させていくには薬だけの調整では無理もある。逆に減力しすぎて均一にならなかったり、軟化していない最悪の結果になったり(笑)

上手くいく、というのは1本の髪の根元から毛先まで均等に反応させられれば良いのだけど、それがまた難しいから面白いんだけどね^^

薬剤を調整して、オーバーラップしながら塗り分けてでも軟化ががうまくいかない^^

ただ闇雲に怖がってしまって軟化せず薬漬けにして傷ませるだけで、毛先がハレーションしてしまっているケースも少なくないのもまた事実。次回は、ぼくが実践している塗布の仕方、頭の中で考えていることなどご紹介しようと思います。

導入サロンさんで弊社の処理剤、トリートメント剤を使ってくださっているにも拘らず、縮毛矯正を積極的にしないサロンさんが存在します。本当にもったいないと思って記事にしています(笑)
なぜならこのトリートメントシステムは縮毛矯正するために生まれてきたシステムだという事。


でもこのサロンさんはトリートメントだけで5年で7店舗増やしているのだから矛盾してるよね、ジャンジャン(笑)
次回は、ぼくが実践している塗布の仕方、頭の中で考えていることなどご紹介しようと思います。
ハレーションを起こしてしまったり、少し毛先が?なんて時の対処法などもご紹介しますね^^

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| 日記 | 16:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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店販品の意味

一般のお客様からメールでのご相談?
お問い合わせも美容師さんだけではなくて、毛髪や頭皮に纏わる悩みって今まで考えていた以上に深刻なような気がします。

薬局に行ってそういった悩みを薬剤師や店員に話しても明確な答えは出てこないし、店側で薦めてくるのは所詮医薬部外品のもの。
薬局などで部外品のヘアケアなどみてもまだ全成分表示になっていないものも多く、主成分の明記。
薬事法が改善されたのもこの辺の理由も多く関与してのもの。
作る側、売る側からすれば全成分表示でごまかしきれない化粧品に対して都道府県に数万円の金員を支払い部外品申請。時間はかかるが部外品登録の原料を数適配合し、中身を曖昧のまま販売できるのであればこれ以上おいしいものはない^^

部外品だから高い?
化粧品だから性能は劣る?

本当にこんなこと思っているんだろうか?
美容室のオーナーだったらもっと辛口批判しちゃうけど、一応メーカーの社長だからね?
あんまり辛口には言えない、立場上(笑)


だからやっぱり髪に関してのプロである美容師や理容師が的確に相談者の質問に答えられなくてはいけないのにね^^
中には
「店販にはまったく力入れてません」
ってきっぱり言い切るオーナーさんもいらっしゃいますが・・・・

でもいままでぼくはいろんなお店にお邪魔させていただいていてこういうお店に限ってシャンプーやトリートメントがアクセサリーなの?
インテリアの一部のような使われ方をされている。

取り合えず美容室だし店販品は飾り、みたいな感じなの?^^

ならまだいいのかな?
中には売れれば儲け率の高いものしか置かないし、別に売れなくても良いから。


「・・・・・・・」

こんな光景みるとホントに悲しい^^
シャンプーたちも飾りとして生まれてきたわけじゃないのにって(笑)


この店販品って考えてみると非常に奥深い気がします。

店販比率20%なんていうと業界誌から取材の申し込みがあったりしたけど、要するに僕らは技術を提供してナンボの世界だからお客様が商品を購入してくださるというのは本当はおいしい部分。

すみません、一般の方が見たら卑しい思いされるかもしれませんが^^

でも本当のこと言っちゃおv

よーく考えてみる^^
薬局でシャンプー、トリートメントの価格ってほとんどが¥1000以下の設定。それも700mlくらいのものが多いでしょ?
それに対して美容室で販売されているものって200mlから400mlのものが多くて、一概には言えないけど価格帯は¥2000から¥3000くらい?

もちろんもっと安価なもの高価なものありますが薬局のものから比べれば価格で3倍から4倍でしょ?
今時、価格が高いからいいものなんて方はあまりいらっしゃらない(笑)

まあ、自分なら買わない^^
ましてやパティエンスの七人の天使たち¥4200だよ?

でも買って下さる。それだけではなくてリピートは業務用の2Lとか(笑)
なぜ?

美容室の店販商品を購入されるお客様になって考えてみるとまず一番に施術の内容、仕上がりだったりデザインだったり気に入らなければ購入意欲はおきないでしょ?
それも思った以上の結果が出なければ購入までいかない^^

まず少なくても僕の担当したお客様はこう思ってくださるそうです。

「髪、きれいになっちゃったけどずーとこの先もきれいな状態をキープしよっ」って!

「思い切ってシャンプーとトリートメント変えてみよう」そうなる^^v


これは良くいうんだけど店販購入っていうのは施術の満足度で、そして担当したスタイリストの信頼の証じゃないかと^^

5人のサロンさんでぺリセアーゼ月100個売っちゃうサロンさんもあるし^^
違うサロンさんでは天使シリーズの商品

「気に入らなかったら全額返金します」って
お店のあちこちにポップ作ってくださって

「すごいのあります」

画面のぺリセアーゼのピラミッドの右脇に。
ちなみにぺリセアーゼ108個のピラミッド!

怖くて僕も返品あったのか聞けません(笑)


20101029142030.jpg

こんなピラミッドのようにディスプレイ^^


地方から僕を訪ねてくださるオーナーさんにまず見ていただくの。
「すごい店あります」って。

でも僕がというよりパティエンスは協力的じゃないなって反省してる^^

取引先の美容室さんがここまで腹くくってやってくださってるのになんか自分では照れくさいというか、オーナーさん、店長、大丈夫?
なんて思ってしまう^^

100円均一で容器を揃えてくださって、まずはお客様に使ってもらって良さをわかっていただこうってパティエンスのトリートメント施術されたお客様全員にプレゼントしてくださったらしく。
それ聞いておれ、何もしてないじゃん^^

こんな努力を、それもスタッフさん全員一丸でやっているのだから・・・・・
なんか軽い衝撃(笑)
っていうことで春に向けてまたキャンペーンやろうと思っています。

また、ケース売りのキャンペーン!
お試しサイズの商品20個くらいかな?

「オ・マ・ケ」


「取り合えず一度使ってください」キャンペーン!

今日、サンプル用の容器発注しましたが容器が入荷次第また告知します^^
3月20日過ぎかな?



話の路線がだいぶずれちゃった!
冒頭のお客様の悩みだったよね?


50代の女性でパーマを3ヶ月に一度、カラーなし、直毛で太くて硬い髪。そのためツンツン立ってしまうのでパーマでお手入れし易くって事なんだけど。
最近頭皮が乾く?
乾燥とフケ、毛先のパサつき。

こんなお客様がいたらどんなアドバイスされてますか?


この時期意外と効果的なのが「ハチミツ」
絶対おススメ!

スーパーで売ってる蜂蜜でOK。
そうだなぁ、手に取るシャンプーの量の10分の1くらい混ぜてシャンプーするの^^

泡立ちも良くなります。そして洗いあがりはしっとりしてて瑞々しい。
まったく違うシャンプーで洗ってる感じがすると思います。

ちなみにクレオパトラはハチミツでシャンプーしてたそうです^^


おススメでした!


| 日記 | 15:28 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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七人の天使たち

ひと段落したのでまたブログ更新しちゃいます。
2日連荘なんていつ以来?


最近特に天使シリーズ、ご注文たくさんいただいて嬉しく思います。
今週髪をトリートメントさせていただいたお客様もそうだけど業務用買われる方が非常に多くなって、インターネットから注文入って来るんだけど・・・・

例えば七人の天使たち業務用2L入り2個とか、ぺリセアーゼ1kg3個とか(笑)
悪戯なのかなって?

金額も高額になるし、こういう時は配送センター担当がお電話させていただくのですが。


だってどう考えてもいきなり初めてのご注文で業務用のものそれも金額にして3万円とか4万円とかって自分なら買わないから(笑)

でもね、良くお話聞いてみると、友達の家に泊まりに行ったときシャンプーやトリートメント使っていいなぁって思ってくださったとか、嫁いだ娘に貰って、それが無くなったのでネットで調べて注文くださったとか。

インターネット恐るべしって感じですよね。
ブログも見てくださってる方もいるようなのでこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

つい最近の事なんだけど、業務用のシャンプー七人とぺリセアーゼの業務用を購入されていたお客様からメールをいただいて。

「東京の足立や東京よりの埼玉県にパティエンスのトリートメントの出来る美容院はありますか?」
メールでやり取りしていくとなぜか絶対に一般のお客様では知らないような内容でメールが返ってきます。

「もしかして美容師さんですか?」
「はい、元美容師です。実は4年位前に社長に髪やってもらったことあるんです。嘘ついててごめんなさい・・・・」

なんだ?

導入サロンさんの元スタッフさん(笑)
講習でお邪魔したときにモデルさんしてもらって僕も当時の記憶が蘇ってきて・・・・

「お?、久しぶりぃ」

ご主人かな彼氏なのかな?の転勤でそのお店はもう辞めてしまったみたいだけど、その講習のときにパミーラ使って髪質改善をしたの。凄く仕上がりも良くてそのお店のオーナーさんもその仕上がり見て気に入ってくださって導入してくれたんだけど。
当時の写真とかも髪がツヤツヤだし、もう一度パティエンスの髪質改善をしたくて。
でも辞めてしまったお店の関係もあるし相当悩んだらしくて(笑)

でもまずインターネットで調べてくれてシャンプーとぺリセアーゼを購入してくれて。
念願かなって髪、再び綺麗にさせていただきました?

なぜこんなこと紹介したかって言うと、僕はまず知り合いの女性、それもお洒落や美容に意識の高い方。特に髪を大事にしてる、それに髪の綺麗な方には必ず声かけてるの職業柄(笑)

「シャンプーやトリートメントはこだわりありますか?」って。
大概返ってくる答えは

「髪は大事にしてるので美容室で購入するものが多いです」とか最近ではアミノ酸系のもの使ってますって(笑)
そっかぁ、でもアミノ酸系なら良いってもんじゃないよって喉元まで出るんだけど。さすがに言わないけどね^^
使ってもらった生の声聞いて褒められればもちろん嬉しいし。デメリットというかウィークポイントなども把握できるでしょ?


その中で好き嫌いがホントにはっきりするのが匂い。
洗い上がりの、それも翌朝の残り香?なのかな。
はっきりいうと、香りに関してはまったく拘ってない^^


発売当時から使ってもらってるサロンのHPなど見ると今までにないダメージ毛専用シャンプーって紹介してくれてくれるんだけどデメリットは値段が高いことと多少お香くさいって(笑)
お香じゃないんだけど^^
ラベンダーの製油!

これも好き好きで、良いって言ってくださる方もいるんですよ?

僕がこんな事言ってしまえば、また語弊があるかもしれないけど、もし香りを求めるのであればどうぞ他のもの使ってくださいって言いたくなるの^^

やはり七人の天使たちをはじめとする天使シリーズのヘアケアは、あくまでもダメージ毛用のアイテムになるって。いまだに美容師さんからもいわれるんだけど、やはり目的が違うんですよね!

実際自分のお店でもパティエンスの商品だけでなく何種類か置いています。
ムコ太や子太なんかものすごくいい香りだし価格も安いから・・・・
すべてのお客様にパティエンスの商品薦めてる訳じゃないの^^

でもムコ太や子太のシャンプーをものすごくダメージした髪のお客様には薦めない^^


いい匂いさせることはいくらでも出来る。
天然の製油で匂いつけても翌朝まで香りを保たせるのは難しいことだし、製油の値段界面活性剤に比べん十倍でしょう?
フローラル系っていって合成香料いれて乳化させるために香料と同量の活性剤。

そうだ、匂いのいいシャンプー?
強いシャンプーって共通すること
、それは髪に付けたとき泡立ちがいいこと^^

こんなこというと活性剤の量減らすかもしれないけどそうするときめ細やかな泡を得られないからすぐわかるでしょ(笑)
泡立ちの良いシャンプー=匂いの残るシャンプー。

決して良いものではないし、シャンプーは対象物として頭皮と毛髪、本来は落としてはいけない脂まで^^

確かに次の日に地肌の匂いするとか。梅雨のじめじめの匂いがするとか(笑)
でもね、あくまでも目的はダメージケアなの。
お客様、使う方が選べばいいんだよね^^
ハナから誰にでも合うようになんて作ってないんだから・・・・

それともうひとついい情報。
シリコン製のスキャルプブラシ?っていうのかな、こんなやつ!

blashi.jpg

これその元美容師さんに聞いたんだけど七人の天使たちでシャンプーするとき、このブラシで頭皮をゴシゴシするんだって(笑)
不思議なくらい匂い気にならないって^^
去年は凄く暑かったでしょ?
当然汗、頭皮の匂いなんかも気になると思うけど、それでもこのブラシでゴシゴシすると匂わなかったって^^

是非試してください。シリコンブラシっていうのかな?
良くわからないけどうちのお店でもスキャルプケアで使ってます。


シリコン、シリコンってうるせ?な(笑)

こないだ取引先の美容室でディーラーがシリコンリムーバーって持ってきたんですけどって見たらただのトリートメントクリームでしょ?
何がシリコン落とすの?

もしかしたら弱アルカリなのかね^^
最後に毛髪のシリコン、何で落とすのかって賛否両論なんだけど・・・・

酸やアルカリで剥がし取るとか、ケイ素は元素なのでキレート剤で取れるとか?
でもやはりヘアケアのシリコンそんなに邪魔なのかな?


自分で施術してみてパティエンスの天使シリーズをホームケアで毎日、使ってくださるお客様の髪何度もカラーパーマ、それに縮毛矯正してるけど反応鈍いなど思ったことないし、色が入らないなんて事もない。

200件近く美容室さんで使っていただいていますがそういった声まったく聞きません。少なくても天使シリーズ使ってて^^

ジメチコン使ってるのにね^^
これにはちゃんと訳があるの(笑)

ちなみに七人の天使たちの活性剤の中に秘密が。
これシリコンの乳化剤。普通はエモリエント効果やモイスチャー効果のある活性剤として使うの。

でも僕はそう使わない^^

油分の多い化粧品を洗顔で落とす際、活性剤の泡ではなかなか落ちない。こういうときにはオイルクレンジングで化粧品(油分)を乳化させて洗い流すでしょ。
シリコンもオイルなのでやはり同類で乳化するのが一番かなって思ったから。

もちろんこれで乳化できないシリコンもあるけど、そこまで髪に残るような番手のものも使ってません(笑)

シャンプー後、琥珀色の天使、天使の涙ってきても、翌日また七人の天使たちでシャンプー、だからビルドアップせずどんどん髪が綺麗になり子供のような髪ってなるし、カラーで色が入らないってこともないの^^


ちなみにシリコンが頭皮の毛穴ふさぐ?
あ・り・え・な・い(笑)

こんなこと美容室に来たお客様に美容師がもし話してたら・・・・・・・
怖いね^^

明日早いからもう帰ろっ。

| 日記 | 19:42 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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軟化を理論的に考えてみると

またブログの更新が長引きそうな予感?
時間見つけてブログ速攻で更新!


縮毛矯正において仕上がりの出来は軟化具合。
すなわち反応を見極めるということは非常に大事な要素になってくるv

出来がいいときと悪いときの差が少しでも埋まれば言うことないんだけど・・・・・

これっていう指標みたいなものがないので曖昧になってしまう。
そこで少し考え方を変えてみるとわかりやすいとおもうので参考になればということで書いています^^

要するに還元剤で反応させるところはシスチンって事になるわけで、イメージ的にはくせ毛のシスチンはこんな感じかな?
下手くそですが図を書いて見ました。


?
SS1

僕の中でのくせ毛のイメージとはこんな感じでしょうか?
縮毛矯正をいろんなパターンでやっていくと、もしくはいろんなくせの髪を見ていくとと言ったほうが正解かもしれないけど何となくくせの元になるシスチンがどんなタイプなのか想像できるようになる。

上手く表現できないけど大体で別けると3パターンかな?
これによって薬剤の調整が変わってくるのだけど濃度とかpHを変える基準にしています。

手触りやテクスチャーを良くするためにはまず表面の凸凹を落としてあげる。主にはキューティクル層の軟化。
これも重要な要素!

そして内部のシスチンとキューティクル層の軟化(反応)具合がちぐはぐになるから上手く行かないのだと思う、失敗するときは!

根元、中間、毛先は1本の髪だけど違う細胞などという。もちろんそうなんだけど、それだけじゃなくて内側外側の意識も重要なんだよね^^
反応バランス。

軟化(還元)終了時にはこんなイメージかな?

?SSストレート


きれいに表面の凸凹が取れ、中のシスチンも伸びている状態。
こんなイメージがベストかな?

中にはこんなのも^^
くせが戻ってしまったりきれいに伸びないパターン。

?SS2.jpg


軟化したなぁって思ってお流し、ブロー、アイロンしていくと
「アレッ」って感じでくせが出る(笑)

ほとんどのケースはこんな感じでしょうか?
よく水素結合のクセなんて聞きますが、これは水素結合のクセではなくてシスチンの違い。


これらのクセのパターン、ある程度施術前に見極める方法もあります。
見極め方って凄く難しいんだけど自分の中では90%以上あたっているような感覚でいますが・・・


この図でいう?の還元状態がベストなんだけど仮にこの状態でお流ししてブロー、アイロンって作業に入ってくるわけだけど、このときのブローの仕方、アイロンのかけ方、すなわちこのときの技術者の差がそのまま仕上がりに影響するということ。

仮に?の状態で?剤をお流し、でも施術方法の違いでこの間も酸化は進んでいくわけなのでブロー、アイロンをしていく工程で?の還元状態の髪が酸化が進む過程においてしたの図のように変化してしまえばやはりクセは戻ってしまいます。

SS3.jpg


いわゆる内部のたんぱく質(SS)の歪み。
歪んだまま固定してしまえばクセは出てきてしまう。

それはやはり施術の仕方。
ハンドブローで乾かすのではなく、お流し後髪が濡れている状態からツインブラシでそれも軟化している毛髪に極力負担をかけずにゆがみを直すイメージかな?

このときのツインブラシ、凄く重要だと思います。
導入サロンさんの中でもブローはツインだけどアイロン時は手でテンションかけたり、リングコームでアイロンかけたりって実はクセ戻りの原因だったり、そんな気がしてなりません。

本当にちょっとしたことなんだけどこういうことの積み重ねがやはり他との違いになるとおもいます。



最後ですが海外のYumiさん、コメントありがとうございます。
環境変わるだけでずいぶん苦労しますよね?

僕が思うに水の違いが一番大きいんじゃないかと思います。
重金属で表面が酸化重合し色味が入らないとかパーマが還元しないとか?

今度は良かったら非公開ではなく、コメント楽しみにしている方もいるので身近なことや日本では考えられないこともたくさんお有りでしょうから是非公開コメントでね!
ドバイから日本に帰られたときは是非声かけてくださいね^^

| 日記 | 13:00 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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縮毛矯正の軟化具合

お客様から貴重なご意見。
メールでお答えしたとおりです。

ただ、ある程度の商品を導入してくださっているサロンさんは自分のお店のような(勝手に思っていますが)つもりでいます。むしろ自分のお店以上に!

またサロンさんが増えるにしたがってまったく取引がないのにHPなどを見るとうちの商品を載せていてあれって思ってしまうのですが迷惑な気がします。
パティエンスって本当にマニアックな印象があるのだと思いますけど、それを取り扱っているのだからうちは特別なサロンなんですよって言いたいのかね?

一度も使ったことなくて良いとか悪いとかわかるのだろうか?(笑)



正直なところお試しなりトライアルキットなりを使ってみて効果が感じられなかったり、使い方に違和感があるのであれば高いコストをかけて使い続けるには意味がないと思います。
万人に合うとはハナから思ってませんし、人の感じ方っていうのは難しいですから・・・・・

この辺のところは導入してくださったサロンさんで一番気になるところです。
こっそり電話で

「その後どうですか?」・・・・・・


愚痴はこの辺にしときます。

社長のひとり言



今日は縮毛矯正の軟化について

軟化って言っても凄く言葉が曖昧で、これでいいっていう状態は無いのではと思っています。
特許文献など見ても大手の花王や資生堂が毛髪の軟化評価法、それに毛髪の損傷度評価法などと出願されているのだけど、どれも僕ら美容師が現場において参考にはならないと思っています。

軟化の状態にしても損傷度合いにしても机上の理論ではこういったことを言葉で表現して、そして特許案件として出願されているのですが、これはあくまでも頭の中の理論。
実際に判断するのは現場の美容師さんになるわけだからなんとも不思議な世界だよね?


ちょっと紹介すると

毛髪の軟化度を施術者の熟練した技術に依存することなく客観的で確実に判断できる毛髪の軟化度評価方法および毛髪処理方法を提供する。
毛髪を加圧状態で測定して得られる毛髪径寸法の情報に基づいて評価することを特徴とする毛髪の軟化度評価方法。

早い話、軟化したかどうかノギスで毛髪の外寸径を測るんだって(笑)
それはそうなんだけど、1日に何人も施術する美容師には、それにダメージの度合いも一定ではない様々な髪に対してまったく当てはまらないと思う(笑)

やはり熟練した技術者の判断が一番なのではないか?
それこそ成功か失敗かは確立の問題になってくると・・・・

笑っちゃうでしょ、これ日本の最大手の化粧品会社の文献だよ?
お金かけて特許取って誰が使うの(笑)
お金もらってもノギスで外径なんか計らないよ?



だいぶ話それてしまったんだけど、でもさすが資生堂さん軟化反応指数を表でいくつか出しててそれ紹介したかったの!
プライベートの時などお話させていただくこともあってご存知な方もいると思うんだけど還元反応は止まるのか?
それと永遠に続くのか?

止まるとしたら毛髪塗布後何分で止まる?
詳しく書いて面白いかな?
毛髪内のチオとジチオの関係もあるわけだけど、これが毛髪内で起きる還元剤による還元反応。

例えばなかなか軟化しない髪のお客様、もしくはよく言われるジメチコンがパーマ液の反応を遅らせる(笑)
って場合、こういうことを頭に入れておくと施術者は迷いなく最善の方法を取れるのではないかと思います!

外寸が増加するまで放置したのでは髪が傷む確立はぐっと増しますよね?
さあどうする?

答えは
パート2かな?
セミナーかな?



| 日記 | 17:46 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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トリートメントの持続期間

「商品を使ってみたい」とお問い合わせいただいたにもかかわらずお返事が遅くなりすみません。
また導入サロンさんからのお問い合わせもいまいち対応やお返事が遅くなることがしばしば。

これはいけないなぁと思っています。
ただ他のスタッフでも質問やお問い合わせ内容によってはお答えできるのですが、せっかくお問い合わせいただいたのだからどうしても自分で答えたくて^^

ご存知な方も多いと思いますが、今地方に出張に行っている事が多く、また都内や関東近県のサロンさんにお邪魔したり会社にいる時間ってあまり無いのが現状。
もちろんPCに入ってくる注文やお問い合わせのメールは携帯に転送してるのでタイムリーにはわかるんですけど。


だから失礼だと思うんですが携帯からお返事差し上げてしまうケースも良くあります。この場をお借りしてお詫びいたします。すみません。


「社長ipad持ち歩いたら」なんてよく言われるけどどうですかね?
資料説明などもパワーポイント入れておけば本を捲るようにして説明できるって^^
メールにしてもソフトバンクの電波が入ればどこでも返信できる。

意外と最新のメカには弱いからなかなか踏み切れない。
仕事用にiphoneどうかなって思ってたけどどうせならipadなのかな?


さて今日は良くある質問ということでブログを書いています。
まずは鹿児島の中山さん、見てますか?

トリートメント効果はどれくらい持ちますか?
通常僕らがお客様にも一番聞かれることのひとつでもありますが、お答えするのは2週間から3週間って答えています。もちろん普段のお手入れの良し悪しなど個人差は当然ありますが。

あまりブログで公表してしまってはどうかと思いますが、パティエンスで使っている高分子ケラチン、原料を製造している会社の研究員さんたちは当然どれくらい髪に残っているのか?
こういったデータを持っています。しかしどちらかというとマイナス面が強いため一般的には公表されていませんが・・・・・

まぁ、話しても問題ないよね?
約11日間。

意外と短いなという印象を受けると思います。
この根拠は毛束での残留度を計測してのもの。

市販のシャンプーにはあまり採用されないけど「ラウリルエーテルアミン液」活性剤の中でも比較的強い洗浄力を持ったアルカリ性の活性剤での洗髪を繰り返す。

洗髪し乾燥、その後に該当物の残留を計測する。
その結果11回まではなんとか確認できても12回目には確認できなくなる。


ただ僕ら美容師が処理する際ケラチン単体で使用することはありません。
ケラチンの食いつきが良くなるようヘモグロスでプレ処理したり、キトサンの誘導体を用いたり、仕上げにシリコーンを付与したり、また誘導体の特性を生かしながら仕上げに毛髪に負担にならない程度の熱を加え脱水縮合を促進させたりって技術的な美容師にしかできない工程が加わります。

その結果として2週間から3週間って答え。もちろんお客様によっては1ヶ月以上持つ、なんて方もおられます!


また髪質改善など還元剤を持ちいてのトリートメントは2ヶ月なんて言い方もします。
これはこわれた微細構造を修復させ、壊れてなくなってしまった栄養分を補充して施術していくわけなので当然持ちも良くなり強度はめまぐるしく回復します。


もう少し言わせていただくならあとはお家で使うホームケア。導入サロンさんでも店販の売り上げの良いサロンさんは非常に力を入れていただいています。この持ちという観点では。
単純に物を売るという感覚は無いそうで、お店にいらしたお客様が施術され、その手触り、質感に喜んでいただく。その延長で”持ち”というお話になる。担当者はその”きれい”を長持ちさせたいという共感だけで商品を薦めてくださる。

こういうお話を聞くとつい顔が綻びます^^

時期的に今年の夏はまだまだ続くみたいなのでパティエンスでも9月に入ったらキャンペーンをやろうと思っています。たとえばホームケア祭りと称して。

店販商品はケースで頼んで下さるサロンさんが多いのですが、ケース価格で10本売り、実際には12本お届けするから2本分はサービス。採算取れるのかな(笑)

9月限定となりますが開始日はまたブログで公表いたします。っていうかやっちゃいます。直接お取引いただいているサロンさん限定ですが・・・・
っていうか今はWebshopがあるから直接注文はできるのですが(笑)

取引サロン様用のID、パスワードはメールいただければ返送いたしま?す!




そろそろ例のカラーの処理剤。商品的にはほぼいい感じで出来上がっています。ただ特性上薬事法の関係もありおそらくですがトリートメント剤という位置づけでの販売になると思います。
ネーミングもそろそろ考えなくてはいけないし容器の発注やラベルのデザインなんかも考えなきゃ^^

【天使の雫】なんかいいかなって!
毛束での実験などだいぶやり込んで、自分の髪でも試してみてかなりGoodです!

率直な感想はまずカラー後の傷みを感じない。それに白髪染めを毎月のように連用されていて髪がどんどん細くなりコシがなくなっているような髪質には相性抜群です。
またフェイスラインの白髪が浮いてしまうような方には最適かも^^

色味がガツンと入ってくれ、退色もしずらいです。色持ちが良いためカラーのサイクルは長くなると思いますのでメニューとしても他のカラー施術と差別化しても面白いかなとも思っています。

【スーパーエンジェルカラー】なんてどうかな?¥1000?¥1500くらいUPの設定ならお客様の満足度は得られると思います^^

でもまだ原価計算してない(笑)
φケラチン、高分子セリシンなど高価な原料を普通では考えられない濃度で配合しているので、これはカラー剤にも添加する際10%なので10分の1になってもりっぱに存在感が出るように(笑)


そろそろなぜ商品にしたのかってことでダメージによる毛髪の微細的な構造の説明や、そのことに対する対応策として僕がどんな原料を持ってきたのかなどブログで書いていきます!次回かな?

| 日記 | 12:25 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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パミラネンド

なんだよ、パミラネンドって?(笑

パティエンスでは還元剤としてシステアミンのカーリング剤パミーラCAを販売してきました。
今までにも増粘剤はありませんか?

粉ですがCMC(カルボキシメチルセルロース)やクアーガムなどで粘度をつけても大丈夫ですか?
などサロンさんから質問もなかったわけではなかったのですが、やはり現場で使う美容師さんには不便をかけていたのだと思います!

「今まで他社の製品使っていたときには増粘剤があったのですがパティエンスさんにはないんですね?」

正直、そんな質問が来るたび

他社は他社だろ(笑)
パミーラとペリセアーゼを混合して、その濃度が一番いいんだよみたいに言ってきたけど・・・・


それともう一点、原料を生づめして販売することに抵抗があったから。
抵抗というよりも、ずっとバカにしていた部分があったの。

商品にするに当たって処方する側の一番の腕の見せ所でしょ?
それが使いやすさだったり何かと組み合わせることでより効果的になったり・・・・・・

それをそのまま原料を詰め替えて販売するということはそのおいしい部分がまったくないわけで、つまらなく感じていたことだから。
いろんな考えがあっていいのだけれど、原料を販売するに当たりケミカルの解説をしたり、施術時においての要点をはなしたりってことも確かに必要なことと思うけど、やっぱり一番おいしいところは持っていたい(笑)

パティエンスの還元剤の一番いいところ、使いやすさという点は現場の美容師さんがお客様の髪をみて髪に塗布する薬剤を調整できるところ。メーカー側が傷んだ髪用とか、髪質別?に商品のラインアップがあって髪の状態も見れない美容師さんたちが薬剤を選んで施術するのとは明らかに違いがでて当然。

また余計なこと言って辛口な論評が得意な社長のひとり言(笑


ただ、パミーラの場合は傷みの度合いによってバッファ酸リンスなどでPHの調整が可能な数少ない還元剤という利点もあって、酷くダメージした髪に使用する際、どうしても粘度の低下は避けられません。
理由としてはいくつかあって、たとえばクリームが酸で壊れてしまうとか、即席で使用するCMCをはじめHECやクアーガムは加熱処理も必要になってきます。

またヘアケアで使用するクリーム類はどうしてもカチオンを持った活性剤と組み合わせることが多く、時間の経過とともに粘性がなくなったり、混ぜ方が悪いと玉になってしまったり。

たまたま、今回カラー剤に添加する処理剤を試作するに当たって増粘剤でいい原料があったのでパミーラ、ペリセアーゼに混ぜて使ったら非常にいい塩梅。一度使ってしまったら使わずにいられなくて。
講習時にはいつもポケットに忍ばせていて、サロンさんにみつかると

「何、それ?私にも下さい」

ってことになるので内緒で使ってたの(笑)

最近はパミーラを本当に気に入っていただいてパーマのほとんどをパミーラで対応していますっていうサロンさんも増えています。
だからそういうサロンさんにも是非使っていただきたくてお分けすることにしました。

原料としては1kgしか取りあえず手元に取り寄せていません。数に限りがあるため無くなったらお終いです!
その後は継続するのか?
どうしても必要なものなら生詰して販売もって考えたのですが、やはり他でも需要があるらしく原料を別けていただいた会社の方から、うちでも販売してるので50gで¥1500以上で売って欲しいとの事?値崩れさせたくないからだそう^^

まあ何も言いませんが原価を知ってる僕にはサロンさんからお金をいただいて販売はできないかな?

というわけでパミーラお使いのサロン様全員に差し上げたいのですが、取りあえず数量に限りがありますので今ある在庫がなくなるまでパミーラCA2個ご注文くださったサロン様に1本(約2L分)プレゼントいたします。
一度使っていただいてみてからその後のことは考えたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

2本以上とか条件つけてセコイですかね?^^

これがその増粘剤で粉ではなく液体です!
油には反応せず、水にしか粘度が出ません^^

20100622132659.jpg


この量に水を加えていくとご覧の通り

20100622133215.jpg

量的には増粘剤1に対して水50倍くらいがちょうど良いかもしれません。
こんな感じで粘度が出てきます。

パミーラ50g:ペリセアーゼ40g 酸リンス10cc pH8.4に対し増粘剤2?3滴
パミーラ50g:ペリセアーゼ30g 酸リンス20cc pH7.9に対し増粘剤4?5滴でちょうど良い粘度になると思います。
またパミーラ70g、80g:ペリセアーゼ30g、20gにて増粘剤を3?4滴入れていただくと還元濃度は2.5%ではなく3,5%や4%に調整することも可能です!

熱処理もしません。
還元剤により粘度も壊れず非常に安定していますので使いやすい増粘剤だと思います^^

まだ仮称ですがパミーラの粘度調整剤なので”パミラネンド”ってネーミングかな?


今日は注文がいつもより多く、きっと僕が前回20日過ぎにカラーの添加剤の試作って言ったからですよね?
スタッフが朝からてんてこ舞いするくらい発送が多かったのですが、実はまだ手元に試作来てません^^

期待してた方ごめんなさい^^

| 日記 | 18:20 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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最近感動したこと

いつの間にか過ごしやすい季節になってて、表に出ると気持ちいい!
あっという間に5月ですもんね?

ここに来て本当に毎日忙しい?
スケジュールの立て方が下手なんでしょう。


でも講習をさせていただく機会が去年の今頃から比べると格段に多くなってるような。
5月に入ってゴールデンウィークはお休みさせていただいていたんだけど、やっぱり僕だけは何かしら仕事で動き回ってて(笑)

ゴールデンウィーク明けは自宅に2日しか帰れず、今週は1日も帰ってません^^
先週の日曜から大阪での講習、火曜日に帰京して次の水曜から四国の高松で導入サロンさんに講習、木曜夜飛行機で帰ってきて次の日もまた新たに導入してくださったサロンさんに荷物を届けがてら商品説明、土曜日は静岡の磐田で商談し、夜は導入サロンさんで講習&モデルさんに実際に施術させていたいて・・・・・


日曜に浜松から東京間、横浜インターから35kmも渋滞してて、渋滞に耐えきれず途中で降りて山道かっ飛んで会社に帰ってきたら23時。

今が踏ん張りどころなんだと思います。本当に毎日上り坂ばかりでいつ下り坂になるんだろう?
なんて思いつつも、自分としては講習時にモデルさんの髪を施術させていただくのが本当に楽しみで活き活きしてるのがせめてもの救いなんだと思います!

数年前なら考えられないこと。
まさか四国のお客様の髪を施術させていただくなど・・・・・

福江さん、ありがとうございました。

また浜松では講習後にスタッフさんも交えてのお食事、とても楽しかったです。
おいしいお魚をつまみにたくさん美容についてお話しできて、これも講習時の楽しみでもあります。

いつも日付が変わって慢性的な寝不足にはなりますが逆に元気をいただいて帰れたような気がします。
三浦さんありがとうございました。僕に何かお手伝いできることがあればさせてくださいね?



そんな感じで毎日過ごしていますので、ついブログの更新ができなくなり、楽しみにしてくださる美容師さんに申し訳なく思っていて、それと留守中にお問い合わせいたり、サロンのスタッフさんから相談されたり、お返事が遅くなってしまって本当にごめんなさいね^^


そうそう、最近導入してくださっているサロンのスタッフさんから人生相談みたいなこともメールいただいたり(笑)
人生相談というか仕事の問題かな?
あくまでも僕はメーカーの人間なのでこれといったアドバイスはできないんだけど皆さんより年をとってる分いろんな経験してきたと思います。まして同じ美容師だしね。

仕事に行き詰って岐路に立たされることって誰でもあるしね?
一つの事にこだわったり、やり遂げるってことは意外と簡単そうで難しいよね?
誰にも相談できなくてメールくれたのだと思うけど・・・・・・

よくセミナーで話をさせていただくんだけど、僕らの仕事って人に言われてやる仕事じゃないんだよね。
アドバイスを受けることはあっても、自分で気付かないとなかなか理論をフィードバックできない。
なんでもかんでも教えてください的な人は自分で考えたり、工夫ができなくなってしまって結局はあきらめてしまうケースが多いんだよね^^

日本一とは言わないけど僕にはたくさんの美容師さんと知り合えて逆にお会いさせていただいて逆に元気をいただいていますが、もっと美容師として元気をあげたいなと思っています。それも僕の仕事の一部かなと。


てなわけで、最近元気をもらった「レジ打ちの女?」かな。レジ打ちの女性かな?KOKIAの曲もなんか妙にマッチしてて、悩んだ時や挫けそうな時には是非お勧めです!


レジ打ちの女性


店内にアナウンスが流れる?
ってクライマックス、思わず

「スゲェ?、おねーさんがんばれ!」

って思わず叫んでしまった(笑)

一つのこと、くだらない事かもしれないけど自分で気付いてそれを成し遂げるってすばらしいと思いました。
自分とかぶってるって!

まだ灯の目は出ないけど・・・・・



社長のひとり言でした?

| 日記 | 12:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ビビリ修復

新潟さん、コメントありがとうございます。

そうですかぁ、やっちゃいましたか?
今朝もパティエンスのHPからお問合せいただいたのもそうですね^^

一刻も早く何とかしたいって気持ち良くわかります。今日は午後から打ち合わせや講習があるので何とか時間作ってブログ書いてます^^


でも同じ美容師としてやはり、お客様の髪をビビらせてしまったということは100%こちら側に非があると思います。
一剤塗布後、タイマーをかけ忘れたということですが、それは言い訳にしかならず、実際僕はタイマーなど使いませんし、本当にお流しするまでの時間は曖昧のまま施術してますし。

でも施術する前の髪の状態を見て、それこそ1分もあれば使う薬剤の設計ができてしまいます!
これでいい、的なものはありえないのですが、不思議ですがそれで失敗するケースはありません^^


なぜなら、髪のこともそうだし、ダメージのメカニズムや薬剤に関しての知識がそれなりにあるのだと思うし、それを現場で応用してるだけ。ただそれだけ!


髪のことや知識は関係なく、美容師の感と経験が大事なんていわれる方も多くいますが、でもしっかりと頭に知識が入っていなければなかなか上手くはいかないと思います。

僕も今までたくさんの失敗をしてきています。そして悔しい思いも・・・・・

だからこれを機会に同じ美容師として勉強しなければいけないし、どんなお客様がこられても逃げ出さず、それに立ち向かえるようにしないといけないですよね?勇気を持って、じゃなくて自信を持ってね^^

お店がもう少し近ければ土曜日に一緒にやらせてもらいたいくらいなんだけど。
そしてお客様がどんな顔してお帰りになられるか見せてあげたい^^


何かアドバイスってことですが、アドバイスとしてはたくさんあります。
まずどんな薬剤使っていますか?
トリートメント剤やPPT処理だけでは難しいと思いますけど。

最低限必要なものはまず高分子のケラチンPPT、それとこれも高濃度のキトサン誘導体、それとシリコーンです。
話長くなってしまいそうですが、ケラチンも化学修飾の違う何種類か必要になりますし、使うシリコーンも決して残留の強いものは勧められません^^

あとは還元剤、何使いますか?最悪チオグリコール酸の矯正1剤があれば何とかできると思いますがパワーだったり、塗布後の放置時間を間違えてしまえば、さらにダメージは悪化しちゃうと思います。
それにアイロン時の温度や、アイロン時の髪のウェット状態だったり、間違えてしまえばきれいに修復することはできないと思うけど・・・・・・

今、パティエンスの商品を使ってくださっているサロンさんでもいきないぶっつけ本番で施術されている方はほとんどいません。こういうときのために営業終了後、まずビビリ毛を作り、それを何度も何度も失敗しながら練習して、そしてご自分のものにされている方たちばかりです。
これはビビリといってもさまざまな原因があるから、微妙に施術の仕方も違ってくるし、新潟さんのおっしゃるとおり1剤だけのビビリであれば簡単に修復することはできますし、でも1剤だけではなくアイロン時に熱が加わりビビッたのであればまた方法も違ってきます。

僕自身もまだまだ完璧っていうわけではなく、ふと「そういえばPPTの使い方、こんな感じで使ったらどうなんだろう」とか「脂質を入れるタイミングを色々変えたらどうなんだろう」と思うと自然に毛束を触っていたりします。
つい最近もこんな疑問からビビリ治ししたし、時間があればやはり髪のことや施術の仕方などつい考えてしまいます^^

たとえば、少しやりすぎてしまいましたがこんな毛髪。乾けば毛量は3倍、濡らすとスルメイカを口の中で長時間噛んで吐き出したような形状の髪。それがここまで修復できるのですから・・・・・



bubiri1.jpg


bibiri2.jpg


それでもここまで修復できます。


bibiri3.jpg


毛髪のボリュームも全然違います。


bibiri4.jpg

髪の強度もまったく違います。何のトリックも使っていません。今ある商品を駆使してここまで回復させられます。
強度計では計測不能だった毛髪は100g台の強度まで回復しています。
申し訳ないのですが、これを今の商品なしでやってくださいといわれても無理です。すみません^^



まったくないとは言いませんが、でもここまでできる薬剤、商品は他にはないのではないかと思います。
難しそうだから、勉強するのが面倒、商品が高いからなどと敬遠するか、こういう日のためにどんなに大変でも険しい道に行くのか?

売る側の立場から厳しいことは言えないけど、こういう商品があるのであれば、同じ美容師として無視することは僕にはできない^^

| 日記 | 11:33 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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外因性の金属吸着

クロロフィルはパティエンスには商品がないのでなんともいえませんが、ヘマチンに関して言えば還元剤に混ぜて使うことは有効に思っているし、実際お客様の施術時には毛先に使う還元剤には直前に混ぜたりしています。

これには色々な意図があって、ヘモグロスの違いはただグロスフィリンを水で薄めた商品ではないということ。
もちろんヘマチンの効果を出せる処理剤ではあるんだけど、別の意味も多く含んでいます。

一般に中間処理、後処理で使用するの?

どちらかというと前処理に使うことが多いです。
アレッて思うかもしれませんが、これがヘモグロスの特徴です。

最近やっとカラーやパーマの遷移金属の弊害を取り上げるメーカーが出てきましたが、実際に現場でお客様の髪を施術する美容師の悩みは色が入らない、仕上がりがムラになる、特にダメージを受けている部位と健康毛のムラ。

この原因を簡単にシリコンを使っているからと済ませていいのか?
もちろんシリコンが原因のひとつといえばそうなんだけど、もっと決定的な原因があって、だからそれを抑制するためにK-dashでは施術するお水から替えて、それでも足りなければ何かを処理してこの遷移金属を抑制しなければならないということでヘモグロスを商品化したのです。
これはヘマチンだけでは抑制はできません。

髪を傷めないために薬剤を塗布する髪の状態をよりフラットにさせる。
基本中の基本だと思います!

シリコンが付着しているからとシリコンリムーバー?
それをして改善しましたか?

シリコンだけ剥がし取れればまだいいのかもしれないけど一緒に脂質は抜けていきませんか?
結果的には仕上がりで髪がバッサバサになるのが関の山に思います。

また前処理にヘマチン処理して還元剤の効きが悪くなりませんか?
などと聞かれますが、そう思うなら減力させたくないところには使わなければいいの(笑)

健康な根元付近にはつけなければいいだけのお話。特に化学処理などを施したダメージを少なからず受けている毛髪は外因性の金属の吸着性は極めて高くなるというデータがこれ


金属成分


それとヘマチン処理して鉄分が残留しませんか?とかダメージの原因にはなりませんか?などと質問を受けますが、ご覧のようにナトリウムや鉄は髪に残留しないことがわかっていて、特にダメージした毛髪に残留する外因性の金属は限られてきます。

そのためシャンプー、トリートメントをはじめヘアケア商品には○○○Naなど多く配合されている理由でもあります。

そういえばクルロフィルの骨格ははマグネシウムでしたっけ?



葉緑素入りの還元剤ってことで以前記事にしています。たしかヘマチンの記事でのことだと思いますので参照してください。そしてヘマチンを還元剤に混ぜるのはあくまでも塗布する直前であって初めから配合してしまうとどんな弊害が起きるか?など記事にしていると思うので。

それとヘマチンをpH調整して酸性にしてしまうと効果がなくなるなどいわれているですが、酸性域でヘマチンを配合して商品にするのは物理上無理があります。乳化できないということ。
これは原料メーカーから取扱の注意ということで一番に言われること。

「pH5.5以下での配合はできませんよ」と。


おさらいになりますが、ダメージした毛髪にカルシウムや、マグネシウムなどが吸着するとどうなるのか?
写真で紹介できればいいなと思います。

| 日記 | 11:54 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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人を育てる

美容室を経営していて一番大変なこと、苦しいことそして大事なことは?
こんなことを考えてみるとやはり最後は ”人” になるのかな?

お客様に提供する技術だったりサービスだったりももちろん大事だけどそれよりもやはり人を育てるということが一番大切なことのように思える。
だからこの一番大変な仕事を避け、オーナーが一人で、または家族で経営するというのもひとつの手段なのかな?

または僕の友人のオーナーのようにスタッフさんが6名いても

「スタッフは皆自分のお手伝いさん」

なんて考えで普段仕事しているオーナーさんもいる(笑)
こう考えられれば気が楽だけど、なかなかこのような考えはできない・・・・・


取引先のサロンさんでこんなもの見つけた^^



”人を育てる”

人を育てるには気の遠くなるような年月がいるでしょう。
そして、どんなにやさしくしてもあなたのことを平気で裏切るかもしれません。
・・・・それでも人を育てる者としてのあなたの優しさが必要なのです。
あなたが愛情を持って言い続けてもあなたの部下はあなたをうるさがり、あなたを受け入れないかもしれません。

・・・・それでも愛情をもって言い続けるのです。

あなたがようやく育てたと思った途端あなたの部下は突然辞表を出したり、辞めたりするでしょう。

それでもあきらめずに次の人を育てるのです。
あなたが心を込めて指示してもあなたの部下は無責任な気持ちで聞いてるかもしれません。言っても言っても効果がないように思うでしょう。

それでも根気良く指示をするのです。

あなたは今まで、本気で人を育てたがいつも裏切られてばかりで、もうこれ以上傷つくのは嫌だと思っているかもしれません。

それでも人を育てるものとして傷つくことから逃げてはいけないのです。
人を育てるにはお金もかかるし、時間もかかる。その割りに効果がないからもうやめようと諦めているかも知れません。

それでもあきらめず人を育てるものとして、お金をかけ、心をかけ時間をかけるのです。
こんな不景気な時代に人を育てる余裕はない、売る上げに響くからできない。そうあなたは思っているかもしれません。

それでも人の育成を優先するのです。
十回言ってダメなら百回、それでもダメなら千回、諦めずに言い続けてこそ人は育つのです。

丹精を込める・・・・・すべての生き物はそうやって育つのです。



                            徳太郎


妙に納得してしまった^^
ところで徳太郎って誰?



すみません^^
コメント入っていましたね?
先週まで出張続きですっかり忘れてしまいました。ごめんなさい。


パーマ時に炭酸水で処理するということでしたよね。
これについてはそういう風に言われているメーカーさんやディーラーさんがいるのかな?

そうだよねきっと!

立場上いいとか悪いって言うことは言わないでおきますが、率直に思ったこと書いちゃいますね^^



カールチェック後の2剤処理前に使うとって書いてありましたが少なからず効果はあると思います。
ただ、僕はそのような処理はしませんけど(笑)

最近頭皮ケアなどにも炭酸水を使ってなどと見ますが、炭酸水ってことで考えてみるとまずpHは3.8?4くらい。弱酸性?酸性域。

炭酸水は何からできているかというと水、塩化カルシウム、硫酸マグネシウムとなる。

前記で効果があるといったのはブロム酸塩使用前の中間水洗後に使えばpHコントロールはできるのかなと思って^^
でもペーハーコントロールをするのであればやはりそれなりの酸リンスでしょう?って感じかな。

pHから考えても2剤で過酸化水素を使用するときには向かないし、逆に金属イオンが手触りを悪くしてしまうのではないか?
また同じ炭酸水でも使用する水によっても変わってくるのでは?
RO水や精製水であればまだ良いと思うけど、市販の炭酸水やディスペンサー用のボンベを使用している炭酸水って硬度を調べたことがないからなんともいえないかな?


実際に施術されてみて手触りや仕上がり感がよければOKなんじゃないんでしょうか?
そしてこの施術をされたお客様が次に来たときにどんな状態なのかも見てみて。


ただ、炭酸水を使ったから髪が修復できた、とか傷まないパーマで炭酸水を、ということであれば疑問だけど・・・・

| 日記 | 13:06 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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開発コンセプト&会社ポリシー

暖かくなってくるとそろそろ花見だよね?
などという声を聞くけど、それはやっぱり桜かな?

あまり花見に行く機会もなく、毎年移動中に何気なく見かけ

「ああ、綺麗だなぁ」

などと思う程度・・・・・


でもよくよく考えてみると日本の花見は桜って誰が決めたの?
梅だっていいじゃないかって思ってしまう。

きっと梅の気持ちは、桜に負けたくないって絶対にそう思っていると思う^^
梅だって綺麗でしょ、どう?

桜が咲く前に思いっきり披露したいのだと^^

そういう考えがあっても良いのだと。
桜が綺麗じゃないって言ってるわけじゃないんだけど、そういう変わり者がいてもいいのかな。

だから梅、がんばれ!



今月からWeb専門で一人スタッフが増えました。
去年あたりからパティエンスのHPもリニューアルしたいと思っていたし、Webデザイナーとまではいかなくても、そこそこいじれるスタッフがいれば、ネットにより面白い展開できるのに、とずーと思っていた。


ブログやホームページからウェブ配信で動画や施術の様子、またはネットセミナーなど色々とやりたいことがあるのでそれも近々公開できるかもしれません。
専門の業者に依頼すればいくら請求されるのか?

なんとか自分でやってしまおうと思ったときもあったけどものすごい労力が必要になってくる・・・・・


まずはパティエンスのホームページ。設立時のものなのでもう5年近く経つのかな?
問題なんか載せてるけど、随分その当時の理論と変わってきてるのにいっこうに内容更新してないもん(笑)

はっきりいって古臭い^^

ってことで今ホームページの内容を考えています。
来週早々、出張でセミナーの資料を昨日は夜中まで作ってて事務所に泊まり^^

なんとか急ぎの仕事は片付いたのでブログの更新!


ホームページって大事なものだと思うし、見てくださった方に強烈にアピールもしたい^^
何を訴えよう?
やっぱり開発コンセプトとか会社のポリシーなのかなって思って一生懸命考えてみました。
2パターン考えてみたの。

ちょっと強気に訴えてるものと、ソフトにでもしっかりとポリシーを訴えてるものと。

せっかくなので出来立てホヤホヤの文章、ちょっと紹介しちゃいます。
画像やデザインはまだこれからなのでほんとに原稿文ですが・・・・・・








今、売上を伸ばしているサロンさん、美容師さんに共通していること・・・・・・・・
それは【お客様に髪についてどれだけ熱く語れるか】というようなことを聞いたことがあります。

すごく当然の結果だと思いました。
何故なら美容師の仕事って髪をあつかう仕事なわけです。

それが髪の健康のことを思わず、パーマやカラーなどの化学処理をしてデザインしていく・・・
本当にこれでいいのだろうか?

ですから
髪について学び、髪のことを理解してくると、格段にパーマなどの技術力が
あがります。
弾力のあるカールやウェーブ・・・
縮毛矯正でも、本当に自然なストレートのような施術ができたり・・・
縮毛矯正と同時にカールやウェーブをしたり・・・
髪を傷ませずアレンジ力が一層高まってくるのです!
そんな中
パーマやカラーをしながら、髪の話をするとお客様はどう思うか?
髪の話をしているのですが、お客様からすると、自分の髪を大切にしてくれている・・・
って気になっていただけるわけです。
美容師からすると、最高のヘアースタイルを作りたい思いから勉強している。
でも、それは結果としてお客様に一番似合うスタイルを創ったり、お客様を綺麗にして差し上げたいという思いからだと思います。

お客様がそれを御気に召せば当然信頼関係が築け、売上げに結びついてくる。
そして、この売上は、ディスカウントやマーケティングで得た売上ではなく
お客様との信頼で上げた売上なので、失客の原因になりにくい。
それどころか、信頼は紹介を生むという現象も起き、益々売上に結びつくことになります。


私たちは何度もこのような美容室、美容師さんに遭遇しています!



本当の意味での美容師とお客様の信頼関係を築いていくことになる。

ヘアケミカルを熟知した上で薬剤を使用する意味がここにあります。

また、美容師は後輩ができた時、先輩後輩という立場を必ず経験します。
特に、感性だけになりつつある、美容室、低料金化してサービスオンリーになった美容室で
先輩・後輩って中々成り立ちにくいと思いませんか?
でも、
髪の状態に合わせた仕事になると話は変わってきます。
お客様一人一人の髪に合わせた、薬剤処理・・・どうしてそのような施術プロセスになるのか?
小手先の知識ではなく、本当の毛髪科学からの知識からの仕事を学ぶと経験と知識が生きてくると思うのです。

これからの美容室には、ヘアケミカルとヘアデザインこの2つは車の両輪のように
回り、動いていくものだと思います。

実りある美容師としての人生を考えた時、お客様との信頼関係をどのように築いていくのか?
果たして、ヘアデザインだけでお客様からの信頼を得られるのだろうか?

とても大切に考えるべきことではないか?と思います。
それが、時間をかけ大きな花を咲かせる内容と考えた時、美容師の仕事は何か?という事になると
思うのです。
また、他の美容師と何が違うのか?美容師として一生大切にしないといけないことは何か?
そう考えれば考えるほど、やはり最後は髪ということに戻ってくるものだと思います。

そこを誰よりも大切にすることが、結果的には売上が上がり美容師としての人生を豊かにし、お客様との信頼を築き、皆が幸せになれる・・・・・・
最後はここに行き着くと信じています。

たとえば、お腹が痛い、骨を折ってしまった、歯が痛い etc・・・・
私たちはこんなときまず病院に行きお医者様に治療してもらいます。
でも、パーマやカラーによって傷んだ髪を何とかしようと思って病院に行ってもお医者様では傷んだ髪を治すことはできません。

確かに髪が傷んでも実際に痛いと感じることはありません。
でもお客様の心の中は酷く傷ついています。

こんなお客様を救ってあげる上げられる職業は私たち美容師しかいないのです・・・・・

ヘアデザイナーとしての自信と誇りを持てるよう皆様と一緒に取り組みたいと思っています。


次回はパート2の文章を紹介します^^

| 日記 | 13:45 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ワンポイントアドバイス

サイバーテロなどと良く聞く言葉。
ここ何年かでのインターネットの普及、凄まじいものがある反面、セキュリティーや掲示板などでの誹謗中傷などは標的にされてしまったらと思うと怖い気がします。

今はインターネットしない日はないくらい毎日PCの電源を入れ商品のことや会社の事を検索しますが、いろんな記事が出てきます。その中に悪口的なサイトもチラホラ。もちろん読んでて嬉しいことも出ているんだけど。
便利になった反面、面と向かって物言うよりもPCで活字にするほうが本音は言いやすいというのは確かにわかるけど、やっぱり陰でコソコソ自分の知らないところで言われたくない気がします。




自分自身はPC暦18年ってところ。
PCをはじめて使った頃、インターネットはまだ電話回線。ブロードバンドなどまだまだ後の事。

画像をクリックすれば今はほんの数秒で出てくるけど、写真1枚出てくるまで2分、3分かかってたけど・・・・
でもインターネットが面白くて朝から晩までPCやってて、電話代の請求10万円なんてこともあったから(笑)

PC9801だったかな?NECの。
モニターもごついブラウン管で画面は13インチくらいだったかな^^
メモリーは250MBくらいだったと思うけどいまは250GBとか300GBだから不便な器械を使ってたんだなぁって。

いきなりフリーズしたり、雷などで電源が切れると入力したデータがなくなっちゃったり・・・・
それからwindows95、98、2000は使わなかったけどXP、vista、で最近の7。

何台PC入れ替えたんだろう?
つい最近、動画をいじろうと思ってPC購入したんだけど今まで使い慣れているXPにバージョンダウン。
バージョンダウンしてるのに追加料金払ってバカみたい^^
もちろんwindows7は付いているんだけど今まで使っていたソフトが動くか心配なのでインストールしてないの。

ちょっと思ったことを書いた”社長のひとり言”でした!



今日は書きたいことがあってブログ更新。

「パミーラでパーマをかけてたま?に毛先がパサツクんですけど。いいときはすごくいいけど何かやり方まずいですかね?キューティクルがないのでpHは酸リンスで落としてるんですが」

とか

「ツインブラシ使って縮毛矯正すると毛先の柔らかさが出ないときがあるんだけど」などなど。

参考になるかわかりませんが記事にしてみたいと思います。


まずパサツク原因。この辺のことはパミーラを発売前から自分自身でも経験していることです。
パミーラの特徴として還元剤、アルカリ剤、キレート剤、防腐剤が主原料。要するに他社の製品と違うところは髪によい成分、修復剤とか補修原料はまったく入っていません。

これはパティエンスには業務用の添加剤(各PPT)が揃っていますので、美容師さんがお客様の髪を見てこの添加剤を加えお客様の髪に合わせ薬剤を調整できるところ。
ただこれに関しては自分なりに悩みもあり、たとえば一撃にはモイスト、ソワキュート、キトグラスを1%?2%添加してって言ってしまうとこれがワンパターン化されてしまったり。

コールドのパーマの時もおそらく添加剤は一緒なのかな?と思ったのですが。
縮毛矯正とロッドで巻くパーマの場合一番異なる点は熱処理にあると思います。矯正の場合には多少軟化のジャッジが甘くても中間処理にてシリル化のPPTや天使の涙など手触りを向上させるような処理ができます。
しかしロッドを巻いてパーマをかける際にはこのツヤを出す処理が工程上不十分になりやすいという点があげられるのだと思う。確かにパーマ時にも中間処理してウェーブのもちを良くしたり、ツヤを向上させるために施す処理も上げられますが同じ処理でもここに熱処理が加わるのとそうでないものでは当然効果にも差が出てしまいます。

そこでもしパサツクようでしたら、モイスト、ソワキュート、キトグラスの他に同量で構わないのでアルファソリューションを添加してみてください。もちろんパサツク原因としてCMCなどの脂質を補給するということもありますが、だいぶ改善されると思います。

これは昔からパーマ剤(還元剤)でパーマ施術をするときパーマ1液に3点セットとして尿素、ラウリル硫酸塩、それにPCAやPCA?Na(ピロリドンカルボン酸)を添加するとパーマによるごわつきやパサツキの解消、ラウリル硫酸塩は陰イオン界面活性剤ですのでパーマ時に陰イオン界面活性剤が還元剤と反応しウェーブを付けやすくする。
その証拠にパーマ1剤をスポイドに入れ振ると泡立ちますよね?
主原料である還元剤やアルカリ剤は泡立つものではありませんから。

これは一昔前の文献で特許でもあります。確かにパーマ全盛時にはこの3点セットは必ず1液に配合されていて、今でも多く見かけます。ただラウリル硫酸塩は色々言われていますので賢い会社は同じ陰イオン界面活性剤でもラウリルという表示名称ではない原料を採用しているのが多いのではないかと。

まずパーマ後パサツキ、ゴワツキを解消させるために天然保湿因子である尿素とピロリドンカルボン酸やその塩類を配合するという手法が取られています。

アルファソリューションはご存知一丸さんのUアルファ、組成は尿素30%にラウリル硫酸塩5%で溶解していますが、アルファソリューションはさらに尿素を追加、これをグリセリンで溶解しています。

この尿素を追加したことには意味があってそれまでテストにて質感やかかり具合、また総合的な仕上がり感をみて量を調節しています。特にUアルファはS?スルホを他のケラチンよりも多く持つ特性からウェーブ効率も向上。使い方なども理論的なことばかりではなく現場で美容師としての所見もすごく重要視しています。

パミーラにアルファソリューションを添加する意味、もうおわかりかと思いますが、まずシステアミン(パミーラ)を1:1でアクアヴィータで割ります。これはアクアヴィータに配合しているヒドロキシエチルウレアの効果も狙っています。パサツキが出にくくなります。そしてアルファソリューションの尿素とラウリル硫酸塩、あと足らないものはPCA?Naということになりますが、もっと優れたものをという意味でモイストパティエンス。2種類のコラーゲン誘導体、2種類のケラチン誘導体、ソワキュートのシルク誘導体は質感という意味ではどう考えてもPCAに劣るということは考えられないから。

サロンさんから話を良く聞けば、コストの問題もあって薬局で精製水を購入してパミーラの希釈に使用しているとの事。髪質によっては上手くいくのだと思うがパサツキが出やすい髪にはpHを落としたとしても質感は出ないのだと思います。

ツインブラシのワンポイントアドバイスは次回ということで^^

| 日記 | 13:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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カーリング剤としてのサルファイト

しばらくブログを書いていなかったのでこの場を借りてお答えします。

もう3、4年経つかな?パティエンスの処理剤も揃い次は何か還元剤を作ってみようかなと思っていた頃の話。
ちょうどスピエラが出回り始めた頃かな?

その頃のデータを手帳に真っ黒になるまで書きとめておいたものを引っ張り出して今ブログ書いています(笑)
スピエラを早速取り寄せて、その他にもチオ、DL?システイン、システアミン、サルファイト、チオグリセリン、珍しいところではチオプロピオン酸グリセリルなど極力同じ条件化に合わせてウェーブ実験やモデルさんを使って実際に施術後の手触り感などを試したこと、とても懐かしく思います。

質問のサルファイトですが密かに狙ってたの、商品化!
まあそれが最終的にはパミーラCAになったわけだけど^^

他メーカーでサルファイトの商品は希少だったし、美容師の使い方次第では面白い商材になるのではないかとかなりいじくった覚えがあります。


さてサルファイトですが、色々な認識があるようでここで書くことは巷で言われていることではなく実際に自分で触ってみた感想を率直に書いてみようと思っています。
良くサルファイトの特徴として、柔らかい仕上がり、加温(50℃くらいまで)しないと反応しない、また加温するとSS結合が緩み、冷めると再結合する、またカラー毛は色落ちしない。2剤がいらない。
でもちょっと違うような気がします!

Na2SO3ではSS結合は緩まない^^
シスチンに反応しブンテ塩が残留することから弱いカールが付くのであって前にも書いているけど、この何分の1かの反応はα型の高分子ケラチン(S?スルホ)でも起きる現象。
だから硫黄原子が欠落した毛髪修復においてサルファイトが結果的にシスチンの導入になると表現している方もいるみたいだけどこれは間違いではないと思う。

でもね、シスチンを毛髪内に導入できる還元剤は他にたくさんあるよ(笑)




最近ではサルファイト単品ではなくてシステアミンとの混合による還元剤ということで、還元トリートメントとして商品もあるのかな?

まず、施術後の手触りは非常に優れている。これは間違いないと思う、実際に自分でもそう思ったし。


ただ、チオに比べて還元力は25%?35%、ギルビー法のウェーブ効率で約30%強なのでシステイン単体よりもさらにカール形成率が低いわけで、果たしてサルファイトの使う意味は何だろうと考えたとき答えが出てこなかった(笑)

サルファイト(亜硫酸塩)は非常に安全な物質として捉えられていて食品に添加するとその還元作用から酸化防止になる。酸化防止剤って他にもたくさんあるからあまり見ないかもしれないけどワインやシャンパンには必ずといっても良いくらい添加されている物。

原料を分けて頂いた会社の担当者にも
「ただ安全と言っても薬品であって他の添加物の相性やpH(強酸)によっては酸化物として硫黄ガスの発生もあり得るから気をつけて」といって渡された記憶が残っています。

サルファイトの特徴は他の還元剤とは違いSH基を有さない。SH基を有するほかの還元剤との違いはSS結合の間に水素が割って入り、酸化剤によってそのHを奪うような反応ではなく、ブンテ塩が直接シスチンに反応するのでSH基を有する他の還元剤との違いはシステイン酸生成などのSH残基によるダメージや硫黄原子の欠落などのの現象が起こらないということ。

こういった理論的にはダメージは残らない。しかしその還元力の弱さ、サルファイトを可溶するとpHは弱アルカリであることから、チオグリコール酸との併用に伴ってのアルカリ剤の添加などサルファイト以外のダメージ要因はあるのだと思う。


話を戻してサルファイトには酸化剤はいらないのか?
確かに製造、販売するに当たっての薬事法では酸化剤の必要はないが、実際にサルファイトの特性を利用して髪を曲げ、その後お客様がお家に帰ってからシャンプーをはじめとする日常生活の中で、カールが取れやすい?
確かに言えること。サルファイトの短所としてシャンプー時のシャワーのお湯によってダレるのは確かで、また自身で試したときにチオよりもカラーの色落ちが激しかったという事実が物語っているのではないか?

酸化剤として臭素酸塩と酸リンスのイオン結合の締めでダレを防ぐことができるのか?
これもサルファイトの場合ブロム酸塩では酸化しきれず無駄な行為に思う^^

あえて言うなら1.5%前後の過酸化水素水でガチンと酸化させてしまえば話は別なのだけれど、これでは化粧品として販売ができない^^


ちなみに過水で2剤処理後、15回の洗浄実験では酸化剤を使用しないときと比べ明らかにダレは少なくなる。
どうしてダレが少なくなるのかそのメカニズムは僕にはわからないがこれが現実です。

もしかして今まで言われていたカールを付けていく過程での反応過程が違うのかね(笑)


そのときの手帳には
「サルファイトは2剤処理が必要!1.5%の過酸化水素処理すればサルファイトのウェーブのダレは克服できる!」
と書いていた大瀧でした^^


最後にサルファイトの仕上がり感は嫌いではありません。むしろもっと使い方の研究というか、どんな髪質に合うのかなど考えたときやはり適材適所で用途を選んでしまうのかな?
だからどうしてもサルファイトを使用しないとこの仕上がりにはならない、という場面がないとつまらないし。他に還元剤はたくさんあるのだから・・・・

| 日記 | 15:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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代替アルカリ

本当に世の中不景気なんだね。
つい最近付き合いのあった容器屋さんも倒産ですって!
特に買い掛けなんかはなかったんだけど裁判所から破産したって通知。

何の商売でもそうだけど、何も特徴がないとやはり難しいのかなって・・・・・


福岡の伊藤さん、お返事遅れてすみません^^
やっとブログで記事にしました!

前回の続きで今日はカラー剤に含まれるアルカリ剤について。
現在のヘアカラーの主流は酸化染毛剤。
その役目は膨潤促進なわけだけど、もうひとつは毛髪の脱色の促進。
酸化染毛剤の特徴である脱色と染毛を同時に行うということが特徴。

毛髪の脱色過程では毛髪内のメラニン色素が過酸化水素によって分解される。
だから、前処理にはヘモグロスの処理によって鉄の触媒作用を利用し、この脱色を促進する。
ただ、難しいのはどれくらいの感覚で髪に残すのか?表面に付着しすぎてしまうと逆に色が入らなかったり、ヘマチンの濃度であったり。

この脱色という工程で最適なpHは9から11などといわれていて、それに合わせて剤は調整されているから、ダメージしないカラー剤と称して弱アルカリなどと7から8に調整されたカラー剤は使う用途によって変わってくるのだと思う。


それともう少し突っ込んでいくと染色反応においてキイジイミンがかかわってきて、このキイジイミンが他の酸化染料とカップリングによって色素が反応する。
化学反応ということで言えば、キイジイミンの一端がイミニウムイオンになる反応は9以上のアルカリ域なのは言うまでもない。

アルカリ剤で一番ポピュラーなアンモニウムに関して言えば、揮発性が高くヘアカラーの作用によって毛髪内に浸透しても容易に蒸発、毛髪内に残留しないという利点があります。
また他のアルカリ剤に比べ分子量が小さく浸透しやすい。

ただその揮発性の強さから不快な臭いを発するということ。
そこで低臭、無臭アルカリ剤の代替する方法が取られてきてるわけだけどこれが有機系、有機塩系と無機系、無機塩系のアルカリ剤。
有機系ではモノエタやアミノメチルプロパノール、イソプロピルアミン、有機塩系で重炭酸アンモニウムなどの塩類やグアニジンやその塩類
無機系で炭酸カリウム、炭酸Naと重炭酸塩類などの代替アルカリ。

ただダメージレスと謳うには少し無理があるのではないかと思う。これは個人的な意見に過ぎないんだけど、同じアルカリ剤でもそれぞれの分子量の違いから相互的な作用に違いがでてくるから。

実際に染色の色味の出方ということで実験してみたことが以前にあるわけだけど、結果として代替アルカリによる過酸化水素分解により生じる酸化の活性種が異なるという見解。

同じ染料処方で、モル濃度、アルカリ度などを合わせ髪に作用させてもアンモニア単体とは仕上がりが違ってくるということ、特に色調変化。
この結果としては毛髪内の残留アルカリに起因するということ。たぶんなのだけどカラーのときに生じる化学変化の過程においてのインドフェノールかな?
アンモニアからモノエタに代替したカラー剤の場合、残存したアルカリの作用によりインドフェノールの解離体(強い青色)の寄与によってくすんでくる。
要するにインドフェノールに起因する橙色の色調が綺麗に発色をしないでくすんでしまうということ。

ただこれはアンモニアと同じ処方にした場合であって色調の調整しだいでは解消できるのではないかと付け加えておきます^^

だから闇雲にアルカリ剤によっていい悪いの区別は付きにくいということです。
やはりカラー剤の場合にはどんなアルカリ剤を使用しているかではなくて、実際美容師が使ってみて仕上がりの色で判断したほうが賢明だと思います。好き好きもありますので。

各社で処方の段階でこのような問題点は当然出てきていると思うし、どこまで色調の調整をされているのかわかりませんから!

もしかしてアンモニアと同じ処方で製品化しているなら当然薦められませんけど・・・・・・









| 日記 | 13:56 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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ビビリ修復トリートメントビデオ

思い切ってビデオ編集ソフト購入してしまいました!







こんなの作ってみました。


近日、パスワード制のブログパート2をオープンいたします。
パスワードもまったく違いますのでご注意ください。

配信が可能になりましたらまたお知らせいたします。

| 日記 | 00:56 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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カラー時の感触向上技術とは?

感触向上の技術とは何かというとこれもうこれしかない^^

シリコーンとカチオンポリマー。
アンチシリコンさん、ごめんなさい(笑)

感触を向上させる技術などこれしかないの!



「(株)エクセルパティエンスジャパンのペリセアーゼを検索してみました。ただ、(株)エクセルパティエンスジャパンさんは化粧品の成分と、毛髪科学にこだわっているようですが、シリコン成分の配合には ?です。」


検索してて、こんな記事見つけちゃったから黙ってられない^^
これシャンプーの通販サイトで美容師が掲示板で答えているんだと思うんだけど・・・・・
こんなことこの人に言われたくないんだけど(笑)

まあこれ以上は言うの止めよう^^

アドバイスさせていただくなら、シャンプー、トリートメントにシリコン使わないほうがいいよ、と言うならカラーもそして縮毛矯正も絶対止めてあげたほうがいいと思うよ(笑)
普段せっかくノンシリコンのシャンプー使ってても無駄になっちゃうよ?

だってカラー施術時にはまたドップリとシリコン使っちゃうんじゃない?と(笑)

まぁいっかぁ、人のことは^^


カラー剤の話に戻るとシリコンやカチオンポリマーは毛髪のコンディショニング効果があるわけだけど、毛髪表面に高吸着、言葉は悪いんだけど残留させて感触を向上させる技術は現在のところ最新の毛髪修復技術ということだけは変わらない。
このシリコーンやカチオン性のポリマーと一言で表すことは難しく毎年どんどん新規原料が出てくる。アミノ変性シリコーン、高重合シリコーンなど信越化○や東レダ○辺りは毎年進化して、性能自体もどんどん良くなっているというのが率直な感想です。
また最近ではポリオキシエチレン系や炭化水素油(水添ポリイソブデン)なども毛髪表面に極力ビルドアップさせない工夫も技術開発のひとつとされていたりする。

これらの感触向上剤がどのように進化しているかというとドライ後の感触向上だけではなくて、ホームカラーの場合施術直後のすすぎ、シャンプー時にダメージを感じることから、この時点での感触が向上する技術ということでカラー1剤にこれらの原料を配合した製品が非常に目立つのではないかと思います。

このようにすすぎ、シャンプー時に感触を向上させるには相当量のシリコンーン、カチオンポリマーを配合しなければならないわけだけど、髪に高吸着して感触があがっても、これは髪を傷めずにカラーをしているわけではないの。これが施術後10日?2週間後に当然髪から剥離してくれば手触りは前にも増して悪くなるのは言うまでもありません。


「社長、パティエンスのトリートメントに一番相性のいいカラー剤は何ですか?」
と多く質問されるけど、正直すべてのメーカーさんのものを把握しているわけではないので、いつも答えられない^^

感触を向上させるため製造する側は当然このようなすすぎ時に重点を置いて製品を作っている。施術する美容師がカラーしたのに手触りがいいね、と安易に考えていていいのだろうか?
この先、シリコーンやカチオン性のポリマーはさらに進歩をしていくのだと思うが、この辺のデメリットを解消した原料が出てこない限りこの話は終わらないね^^

だからこそ毛髪理論や修復知識などをお持ちの美容師さんたちなら何を考えるのか?
やはりカラー剤を塗布する前にしっかりと毛髪をより正常な状態に保ってあげることなのではないでしょうか、カラー剤を塗布する前の準備として!
すなわち前処理の重要性ということ^^



次回は低臭、無臭化の技術について。
僕のところにもパーマ剤やカラー剤に使われるアルカリ剤についての問い合わせなども多く来るのですが、ブログでお答えしていこうと思います。
たとえばアルカリ剤がアンモニアとモノエタの違いでウェーブの出方や施術後のダレ、またカラー剤でのアルカリ剤の違いで色味の出方など特色が出てきます。
アンモニア、モノエタだけではなく今は炭酸アンモニウムや重炭酸系のアルカリ剤まで、ダメージ対応商品と謳われるこれらの商品のこと、確かに髪が傷まないことに越したことはないんだけど、色がくすんでしまったり、ウェーブがすぐダレるような商品ではお勧めはできないですもんね?

僕になど聞かないで成分表示みてその商品の特徴を掴める。というのがベストなんだけど・・・・
急いで書いたので見直していませんが、誤字があったらごめんなさい^^


| 日記 | 19:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ホームカラーの逆襲(2)

今年はなんとなく例年と違う^^
ここ何年か12月は体が2つ欲しいなどと思わず呟いていたのに・・・・

パティエンスのスタッフも新たに加わったのも手伝ってか12月なのに意外と手が空いていて嬉しいような、拍子抜けしたような変な気分です。
でも時間に余裕があるっていいもんです!

ず?と夢見てたことだし、物事をじっくり考えられるし。
今、頭にあることはもうすでに来年の事。
今年はなんとなくこれからのパティエンスの種まき的なことで終わってしまったような気がします。

これは無駄な1年だったということではなくて、まだ実が付いていないんだけどこれから先ドンドン実が付いていくような気がしてなりません^^
その意味でも今年は非常に進歩した1年ではなかったかとつくづく思います。


前回、ホームカラーのことについて少し記事にしました。
ホームカラーの逆襲と題して・・・・


ではどんな風にホームカラーが進歩しているかというと、まず容器技術なんだけど今までも洗顔フォームやレンジクリーナーなどに使われていたものとはちょっと違う仕組み。
何が違うかというとボトルをスクイズ(押し出すこと)によりボトル内の内溶液と空気を混合器内で混合、ポンプフォーマーとの違いは吐出量。スクイズフォーマーは連続的に吐出するため1回あたりの吐出量と泡密度を設計する。

男性よりも握力の低い女性が使用することから最後まで安定して、そして疲れずに使用できるような形状、容器内部の泡にするメッシュの大きさまで工夫されているわけだから使う側とすれば嬉しい配慮。

次に染毛効果、この染毛効果という言葉にはものすごく広い意味があると思うけど、ここでいう染毛効果とはいわゆる根元の染まり具合と毛先の染まり具合のムラのこと。
これはそれぞれの毛髪履歴に起因していて、ここで考えられる要因としてはキューティクル層に付着している微量金属。いままであまり金属イオンの事は言われていなかったし、僕もこのブログで何度か金属イオンについて記事にしているんだけどダメージした毛髪、わかりやすく言えばカラーやパーマによる18MEAの剥離に起因してのこと。

最新の毛髪理論においてこの金属イオンは毛髪を先端で研究しているものにとってこれからの課題になるのではないか?
そういった意味で、あまり他のメーカーさんでは薦めていないと思うけどカラーの前処理においてのヘモグロス使用についてはこの金属イオン対策として結果的に仕上がりで染めムラを減少させる行為なのだと確信してるの。

話を戻すと、キューテキクル表面に付着する金属イオンは、キレート剤の配合により染毛格差を低減する手法が取られていて、たとえばエデト酸塩(EDTA)やペンデト酸5Na、ヘキサメタリン酸、メタリン酸Naなど。
暇なのでマツキヨ行ってみてきたの(笑)

このキレート剤(金属イオン封鎖剤)はパーマ剤には必ずといってよいほど配合されているもの。これはパーマ液に配合する水に金属イオンが含まれていると劣化や還元剤の作用を阻害するため。
それにパーマの場合、ロッドを巻く際どうしても水を使うし、シャンプー台などで髪を水道水で濡らしてからロッドを巻くという行為が主流なためどうしても金属イオンは付きまとう。それらを計算した上でパーマ剤はできているのです。

だから、パーマ1剤を希釈するのに水道水は使わないでくださいね○○さん(笑)
オードパティエンスやアクアヴィータはそのためにあるんです^^


また化粧品に金属イオンが混入すると(水道水などで希釈など)沈殿や油性原料の酸化、変臭、変色してしまったり。

サロンカラーにこのキレート剤配合されてる?
エデト酸塩あたりは普通に入っていると思うんだけど、これはあくまでも化粧品の劣化、酸化防止のための処方であってこの金属イオン対策としたものではないから・・・・・・

だからあえてヘモグロスはカラー施術時にカラー後の酸化重合促進目的だけではなく、カラー剤塗布前の前処理において毛髪表面の金属イオン除去という考えのもと使っていただきたいわけで!
いっときますがこれはヘマチンの作用じゃないですよ!
また別物です(笑)


この金属イオンの記事はこれを参照してみてください。

http://kd6301jp.blog66.fc2.com/blog-entry-172.html

http://kd6301jp.blog66.fc2.com/blog-entry-147.html

http://kd6301jp.blog66.fc2.com/blog-entry-143.html

http://kd6301jp.blog66.fc2.com/blog-entry-140.html

http://kd6301jp.blog66.fc2.com/blog-entry-139.html

この辺の記事かな?
金属イオンって大まかな言葉だけど、ダメージした毛髪に特に着きやすいのは?
セミナーに参加してくださっている方、ケミカリストさんなどはお解りですよね?
なにが染毛効果を阻害しているのか?

また明日もブログ更新できそうなのでヘアカラーによる新しい感触向上技術、無臭、低臭化技術などに触れてみたいと思います。楽しみにしていてください!


なんだかこんなことを書いてるとカラー剤を作りたくなってしまいます。
でもまさか1色だけカラー剤作るわけにはいかないです。
遊びで1色限定で作ってみようか(笑)

| 日記 | 11:39 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ホームカラーの逆襲

年末年始の営業のご案内です。

12月30日(水)?1月5日(火)までお休みさせていただきます!
年内は12月29日(火)午後3:00までのFAXご注文まで当日発送いたしますのでよろしくお願い致します。

なお、休業期間においてもFAXにて24時間受け付けておりますが、30日以降のご注文は1月6日以降の発送になります。



化学工業統計年報が今年も発表された。
景気が物語っているように頭髪化粧品の市場は前年比を大きく割り込んでいる。
かろうじてシャンプー、トリートメントは横ばいなのだが、多くの分野で前年比割れ。

ただ、染毛料だけは2006年、2007年は低迷していたが2008年から今年にかけて唯一好調が続いてる。

最近テレビを見ても結構ヘアカラーのCMが多くなった気がする。そう泡カラー!

これをみて思ったんだけど、2000年頃のヘアカラーブーム、皆が皆ハイトーン。おしゃれの一部としてカラーリングが完全にファッションの一部になっている昨今、ユーザーの期待度も多様化しているのだと思う。
また年齢層の一番ボリュームのある世代が白髪年齢にさしかかり白髪染めの需要が多く、白髪染めに関しては各社開発競争が過熱しているのではないか?
ただ若年層だけは以前のハイトーンではなくダークトーンが最近の主流になっているため頻度の減少による低迷期。

大手各社はこういったマーケィテングや消費者動向はいち早くキャッチしていてこの染毛剤の研究開発に力を入れる。

年末にかけてこのブログで最近のカラーリング剤開発の最新動向とでもいうか来年以降どんな商品ができるのか?
今年はホーユーや花王をはじめ泡カラーが人気なのだけどこれはスクイズフォーマーの導入によってより簡単に行えるという利点。

パブリック商品の売り上げが好調なのだけど、美容業界はこれを素直に喜ぶわけにはいかないでしょ?
なぜなら、パブリック商品の性能が上がれば益々美容室離れが起きてしまうような気がしてならないから^^

美容室で染めるより、簡単で安価なホームカラーが主役になってしまうほど美容師として悲しいものはないから。
でもこれメーカーが美容室専売商品も力を入れて開発してるかっていうと疑問なの!
当たり前のことだけど、たとえばヘアカラーを製造している会社があるとするとパブリック商品の売り上げが全体の8割を占めていたら、サロン専売商品の研究開発などどうしても後回しになるでしょ?

各社が研究に力を入れていると言ったけど、染毛効果(根元、毛先の染まりムラの解消)、感触技術、低臭無臭技術、放置時間の短縮など次回は詳しく書いていきます。
これは美容師がアナログで補っていける技術だし、是非紹介していきたいと思うところ・・・・・

だから今まで以上に美容師自身が勉強して知識も技術レベルも上げていかないと!



いままではサロンカラーとホームカラー、施術にものすごく開きがあって僕らはそんなには危機感を持つことはなかったけど、これからは・・・・・・
技術の向上といっても各メーカーが今まで取り組まなかったのが不思議なくらい!
髪のことを思えば必然的にこういった処方になるのに。

それにともなってサロンカラーも進化してくれることを祈るしかないでしょ・・・・・

| 日記 | 18:44 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ishinoさん

> 低分子のケラチンがSH基と反応して混合ジスルフィドを形成するってどういうことでしょうか?高分子では大丈夫って意味でしょうか?すみません(恥)




疎水の割合の違いとでも言って良いのだと思います。今度時間があったらじっくりと記事にしたいと思いますが、ケラチン誘導体を化学加工して低分子量化してしまうとシスチンのジスルフィド結合を還元して架橋構造をなくし水への溶解性を高めることが知られています。

その証拠に中間処理においてウェーブ効率を上げる目的で使っても、逆に使わないときのほうが効率が良くなるということ。ようは良かれと思って処理したものが実はウェーブのダレを助けてしまってるということ。

簡単にいうと本来毛髪内の側鎖で一番強い結合が、段々と低分子量化が進行してもろいものとなってしまうという考え方です。そういうことから高分子のケラチンはそういう心配がないと言っても良いと思います。

| 日記 | 18:53 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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シルクタンパク

先月末からのバタバタ劇もやっと一段落^^

これでやっと落ち着いてブログの更新!
今回はソワキュート、モイストパティエンスを交えてシルクPPTについて自分なりの所見も交えて記事にしたいと思います。

個人的にはシルクをトリートメントの工程に組み込んでいく行為はとても好きで、今は完全になくてはならないもの!
毛髪修復剤ということで、新規原料もいくつか出てきている中でも変るものはないのではないかと思う。
ただ、このシルク処理剤を施術の中で積極的に取り入れていらっしゃる美容師さん、以外に少ないように思う。

処理剤などを出されているメーカーさんでもあまりシルク単体での商品は少ない。大抵は複合的にケラチンと組み合わせたり、他のたんぱく質との組み合わせが多いのだが、それはきっと原料自体がケラチンなどに比べても高価であり、どうしても商品にすると商品自体の価格が上がってしまうからということもいえるのかも知れない。

そういう意味でのソワキュート、希少なのかも知れない。今考えると物を売るだけに固執していて商品の開発をしていたのであればシルク単体での処理剤は、おそらく商品にはなっていなかったのだと、つくづく思う。

ではシルクの誘導体が髪に対してどんな効果があるのか?またシルク自体のことをもう少し詳しく説明していこうと思います。

シルクたんぱくを簡単に説明してしまえばカイコの繭から採取するわけだけど、2本のフィブロイン(繊維状タンパク)が平行に並び、セリシンのゴム状不定形タンパクで覆われている構造。
着物をはじめ、一般に繊維として使用される絹糸はセリシンを除き繊維状のフィブロインで織り込むもの。繭の断面図はこう。

シルク断面

蚕が吐き出す糸で作られ繭糸の約70%はフィブロインという蛋白質から構成されています。残り20?30%がセリシンと呼ばれる水溶性の蛋白質で、フィブロインのまわりを取り囲んでいます。絹織物として繭を利用する場合は、絹独特の光沢や風合いを生み出すために、精練という工程でセリシンの大部分が除かれてフィブロインのみが利用されてきました。セリシンは18種類のアミノ酸で構成され、その中でも重要なうるおい成分であるアミノ酸「セリン」を多く含んでいます。

シルクに纏わる文献などを閲覧すると、パーマやカラーで傷んだ髪に対して修復剤として非常に効果があり、パサツキやごわついた髪に柔軟性を付与するなどというのほとんど。

この夏、シルクについてもう少し詳しく、自分なりに分析しようということで大学の分析室でいろいろ調べてみて新たな発見というか、使い方の工夫によって今までできなかったような施術が可能になるのではないか?また前処理に使用するとパーマやカラー施術において、特に髪の強度減少が著しく優れているというようなことも解ってきています。

シルクというとフィブロインに注目しがちですが、分子量の小さなグリシン、アラニン、セリンが約8割。
これらの分子量の小さなアミノ酸が規則正しく配列されていることからβ構造(シート状構造)をとり、仕上がり感は絹そのもののさらっと感を付与できるのが特徴。
化粧品でいうとこれらのアミノ酸は単体で存在する原料は少なく。1%添加するとこれらのアミノ酸などを19種類明記できるようなものでは中々修復までできないし髪の強度を上げることができない。

今はまだ理由があって核心的なことはかけないんだけど、一般に出回っているシルクタンパクは加水分解して分子量はだいた500?2000くらい。髪に対して最大限の効果を狙うなら最低でも3万くらいの高分子でなければというのが結論なのだけど・・・・・・

まず、たんぱく質の組成表

図1

これらのデータを取るのが高速アミノ酸分析計

            L-8900.jpg

前回話した不安定タンパクとしてパーマやカラーで抜け出すアミノ酸はこのように数値化する。

amino-bunseki.jpg


試料のカラムが違うためGABA(γーアミノ酪酸)まで出てしまってるけど、このデータでパーマ、カラーでどんなアミノ酸が壊れていくのか?

面白いのは減少していくアミノ酸がわかる、そして前処理で施し施術した髪をもう一度測定してみる。
そうすると数値に明らかに差が出るの。面白いように!
それで改めて強度を測定してみる^^

ドーン!
施術後の強度が落ちない^^


書きたいことかけないので自分でも消化不良を起してしまってるけど・・・・・

今、メチャクチャこの分析器が欲しい^^
これ1台あれば今までわからなかったことが色々と解ってくるのだと・・・・
1台2000万円だって!

また夢を持ってしまった。
大瀧研究センターにこの器械が届くことに!

っていうことでパティエンスの本社及び研究センターを現在物件を物色中で、今週末にも不動産屋さんに案内してもらう予定でいます。
今月中には移転ができるよう頑張ってみようっと!

| 日記 | 17:44 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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髪密度を考えてみた

日曜日にブログ更新するなんて言っといて更新できずにスミマセン^^

前回のブログで不安定タンパクっていうことで記事にして、今回はそのことを詳しく書こうと思っていました。この1ヶ月、前処理の有効性ということでデータ取りなどたくさんしてきたわけだけど、自分でも今までの認識と少し違うのではないか?

疑問を感じつつも、もし、今までの自分の前処理の仕方、もしくは前処理の必要性とでもいうか、その認識が間違っているのではと不安になりながらも、もしも違う認識をしてたら、他に有効な処理の仕方があれば、やはり素直に認めるべきなのだと思いつつ、このブログを書いています。

パティエンスのホームページに「間違った理論を捨て、最新の理論を取り入れた」などと大きく謳っているのだから、ここは勇気を持って公表すべきなのだと思う。
ただ、今の段階で詳しく書くことはできないのですが、それは自分でも今の商品ラインナップでは対応できないことがわかっています。
早急に新商品として発売しなければいけないと思いつつ、本心では明確にブログに書きたいという意向は強いのですが、それは発売になってから書かせていただこうと思うので勘弁してください。



毎年夏になると短期間でまとめて大学の講義など聞きに行っていたのですが今年は勉強することに飽きてしまったというか、専門分野などは僕のほうがはるかに詳しい(笑)
って事で今年は特別にお願いして最先端機器室にて毛髪についての色々な実験などやらせていただきました。
実験と言ってもホントに専門の方から見ればお遊び程度で「そんなこと観察するの?」など回りからはかなり変わり者だと思われていたと思う(笑)

まあ、そんな事気にしてられないと、自分の思ったことをやらせていただいたのですが、終わってみると目から鱗、欲しい情報がたくさん取れた気がします。
核心的なことは書けませんが、今日はブログで紹介しようと思います。

毛髪内のタンパク質を調べる実験。どのように調べるかというと高速アミノ酸分析計(日立社L8900 )によるアミノ酸組成の分析。
これで何がわかるかというと、毛髪内のたんぱく質の組成がわかります。まず健康な髪の組成について調べる。そして次はダメージしている髪の組成。

そうすると、ダメージした髪からどんなたんぱく質(アミノ酸)が流出していくのかがわかる。
今度はその計測した健康毛にカラーやブリーチを施したものを分析。ここでカラーやブリーチによりどんなアミノ酸が失われていくのか?
またパーマ施術時にはどうなのか?

こういうことを観察していると今までの自分の愚かさに気付くわけ^^
何が?
髪をひとまとめに傷んでるなんて判断が!

同じダメージでもより高度な判断ができてくるでしょ?
それによってダメージを受けた髪は何が足らなくなっていて、何を補えばいいのかが解ってくる。


そうなると今までやってきた髪を保護する目的で使っていたケラチンは意味がなくなる?

いや、そんなことはない。シスチン、システインを持ったタンパクはケラチンだけなワケだから、パーマやカラーによって失われるものを補える。
ただケラチン処理だけではどうしても他のアミノ酸である〇〇が減少してしまう^^

ダメージの中のひとつの項目として【髪密度】という考えをしてみた。
そう、たんぱく質流出という大雑把な考えではなくこのアミノ酸分析器で測定できる18種類のアミノ酸すべての密度を観察した。

不思議に思ったけど、今までヘアケアメーカーさん、こういう分析してないのかね?
僕みたいな素人がチョコチョコッと実験して気付くことなのに^^

きっと髪の神様が教えてくれたのかな?
京都の御髪神社にお参りした御利益なんだろうね^^

冗談!

今までの測定の主は引っ張り強度によるデータを元に、強度低下イコール髪のダメージ、それに付け加え手触りの悪化、ツヤの低下、帯電性の低下などでの判断なのでしょう。

逆に考えてみた。髪の密度を見て、それを補うことにより強度が増す。でもこれだけではダメなんだよね。手触りだったり、ツヤ感だったリが伴なわなければ!

でも、髪の密度が上がり、ツヤ、手触り感が増せばこれ以上のモノはないでしょ?
弁解するわけじゃないんだけど、パティエンスの商品を使ってトリートメントしたとする。ダメージを受けて50g、60g台に低下した毛髪でも、ほとんどのケースで120gF以上になるの施術後は。それにツヤ感だったり手触りは得意分野です!

要するに髪の密度が低下するとどうなるのか?
水分を抱え込めなくなりパサツキやごわつき、ツヤ感の低下になる。
あまりこのことだけ固執するつもりもないんだけど、他にもダメージ毛に対して処理だったり、毛髪に必要な脂質の補給だったり、トリートメント効果の持続性だったり、トータルで手当てするって事には変わりないから!

ただ、この髪密度って事は正直今まで考えてなかったから・・・・・・
この〇〇を毛髪に処理、その上でのカラー、パーマを施し髪の密度を計測してみる。結果として流失の抑制ができる。髪の強度を計測しも低下率は明らかに減少する。

どうしよう?
知らない振りして誰にも言うのやめようかな?(笑)
サロンさんにはいままで通りのやり方で使ってもらえばいいか?

いえいえ、そんなことできません^^
そんなことしたら、いままでの大手のメーカーさんと同じじゃありませんか^^

今まで前処理には使っていなかったものが不安定タンパクとして流出し、結果的には髪の密度を下げているって事が明白になったわけだから、当然新しい商品を出すしかないのだと思います。

って事で以前紹介したφ型ケラチン、天使の夢は追加でこの成分、高純度にて配合しよう。



「慌てる乞食はもらいが少ない」って。
昔から言うモンね。

良かった商品温めておいて。

文献作って特許申請のが先か^^




| 日記 | 17:00 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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不安定タンパク

システアミンの自主規制が廃止になるらしい・・・・・
そんな噂がチラホラ。

実際にこの規制はなんなのか?
僕にはわかりません(笑)

何を基準にして規制を設けているのか、チオ換算だ、Mol計算だなどと言うけどはじめから無理があるのだと笑ってしまう。今度は配合量が5%とか7%などと言われるけど、あんまり関係ない^^
新規還元剤だから、アレルギーが起きやすいから?

もう何年も使ってるけど、そんなことが回りで起きたこと1度も聞いたことがない^^
極々まれにそういうことがあっても、それはあくまでも体質的なもので、カラー剤で荒れる人、チオやシスであれちゃう人、僕みたいにチオグリセリンだけ反応しちゃったり^^

他の還元剤にはまったく反応しないのに、どういうわけかチオグリセリンだけは合わなかったから、僕にはきっとチオグリセリンが劇薬なんだと思う(笑)

まあ、5%でも7%でもパティエンスにはあんまり関係のないことでした!


今週は日曜日から新潟へ講習で出張のため、今日しかブログの更新するときない^^
って事でPCに向かっています。一度ブログを書き始めると頭の中で次から次へと書きたいことが浮かんでくる。だから毎回記事の最後に「予告」なんて書いてるんだけど・・・・・

今日は【琥珀色の天使】について、特にコハクに添加しているハイブリットポリマーのことを書こうと思ってたの。手元にデータがあって、前回話したシリコーンを使い続けることによってビルドアップ(蓄積)してしまい、特にアミノ変性シリコーンは顕著であるってデータなのだけど。

実際にX線スペクトルEDXといってEnergy Dispersive X-rey Spectrometer(エネルギー分散型X線元素分析装置)により、毛髪表面の元素分析を機器メーカーさんに協力していただいて観察してみました。
やっぱり、琥珀色の天使は優れてた。市販のほかのシャンプートリートメントに比べ蓄積率は圧倒的に少ない。髪をツルツルさらさらさせたければより髪に残りやすいアミノ変性シリコーンを配合し処方するって言う行為は今や常識?
来年から毛髪診断やるって前回発表してしまったけど・・・・・・
このX線元素分析装置、電子顕微鏡、ウルトラミクロトームと一緒に本気で購入しようって画策でした^^
でも、見事に撃沈!

やっぱり今回は諦めようと思います。このEDX。
経済的な理由で!
SEM顕微鏡だけでも目ん玉飛び出そうなんだけど(笑)
その他にもミクロトームだって300万、そしてこのEDXも500万、道楽になりかねない(笑)

思えばパティエンス設立から今に至るまでに要した費用って美容室が何件オープンできるんだろうって考えるとちょっと怖くなります(笑)
2件、3件どころじゃないかな^^



今日はホンとに書きたいことがあってブログ書いたんだけどね^^
またまた、僕の発言で今までの修復理論ヒックリ返りそう(笑)

詳しくは次回書こうかな?やっぱブログではなくセミナー時に話そうか?^^/


さわりだけ話しちゃお^^


毛髪を修復させるって考えていくとアミノ酸の分析に行き着く。そう、そしてアミノ酸の集合体がたんぱく質。まあ誰でもわかってることか?

最近でも毛髪の構造やダメージのメカニズムなどまだまだ解明されていない部分が多い。
何を言ってるんだろう?

極々最近の毛髪理論。

毛髪内のたんぱく質には安定タンパクと、不安定タンパク(Labile Protein)に別けられ、ちなみにオルソ様でもパラ様ではないですよ!
毛髪が傷む原因として毛髪内の不安定タンパクが挙げられるってこと!
良く、たんぱく質が流出するって美容師さんなら1度は聞いたことがある言葉。

このたんぱく質の流出のメカニズムを語れるメーカーさんってどんだけいるんだろう?


例えば毛髪を修復させるたんぱく質として羊毛ケラチンはシステイン、小麦タンパクはグルタミン酸、シルクタンパクのフィブロインではグリシンが特異質に多く含まれるため処理剤としての修復と言う意味での使用は効果的?

悲しいかなこれらの処理剤を毛髪に付与しても毛髪内のこの不安定タンパク流失は防げない^^

俺たちいったい今まで何やってきたんだろう(泣)

これ憶測じゃないですよ!
列記とした評価方法により理論が確立しているの。

ケラチンや、他のPPTがいらないとか、効果がないって言ってるんじゃないの(笑)
ケラチンの処理剤がなければ僕らの仕事は成り立ちませんから。
ただ、パーマやカラーの前処理でケラチンをはじめ小麦タンパクや大豆タンパクなど前処理に使ってもこのLabile Protein(不安定タンパク)の流失は抑制できないってこと!


でもでも安心を!
パティエンスのマニュアルで使うPPTは、この理論にちゃんと当てはまってますのでご安心を!
抑制できます!
データも取れます!


続きは日曜に講習前に出張先のホテルから更新しよう!

時間あるかな??


お楽しみに!



この続きとソワキュートについて徹底的に記事を書きたいと思います^^
↑↑↑
ヒント!!!

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ジメチコンの弊害

ブログ上でなんどもこんな弁解みたいなこと書くのは本当に嫌なことだけど・・・・・・

8月26日の記事について、誤解があるようなので説明します。


「また親水性と疎水性という部分でも、僕ら美容師が髪を修復するために行うトリートメントしかり!
損傷して親水化した毛髪の構造を回復すべく、ミクロフィブリル間で水素結合を形成できるものとして
有機酸であったりポリフェノールを用いたり。

その行為はすべて覆されてしまうと思います。」


確かにこの部分だけ読むと勘違いされそうだけど^^

ただこの前後に文章があって、有機酸やポリフェノールを用いること事体を否定しているわけではありません。その前後の文章とは

「それに間違った情報など流すメーカーやディーラーなどにはウンザリすることも多く、何の根拠で言ってるのか不思議に思うことも多々あります。」

っていう言葉から始まり
「現にワケのわからない水もそうでしょ?」って締めたつもりだったんだけど(笑)

パティエンスの商品は現に有機酸だったりポリフェノールを用いた商品ラインナップです!

ジメチコンの弊害ということで話します。
「ダメージ要因」ということで記した記事の中でも紹介していますが、髪の手触り、ツヤなどが失われると人は「髪が傷んだ」と感じる。

ではなぜ、手触りが悪くなるかというとパーマ、カラーだけではない他の日常生活により物理的なダメージが加わり、とお話しました。

一般的に考えて、手触りの悪化という段階ではまだ重篤なダメージに至るケースは少ないのでは。
毛髪表面を観察してキューティクルがささくれ、めくれも生じる。この段階ならまだジメチコンを付与するだけでもキューティクルのはがれを保護という点からも有用ではないかと思います。

この状態の髪にカラーリング施術が加わると予想されるのは、18ーメチルエイコサン酸のチオエステル結合が加水分解され、毛髪表面が疎水性から親水性へと変化する。

ここまで来ると指先でパサツキ、ごわつき、きしみなどを感じる。
シリコーンが有効という理由は、毛髪表面はシリコーンにより疎水化する。毛髪の滑りやツヤ感なども向上しする。

しかしここでシリコーンを使い続けるとシリコーンが毛髪表面に蓄積する。これをビルドアップと呼ぶんだけど、逆にごわつきを感じたり。

また、この手の文献を調べてみるとパーマやカラーの効果を低減させてしまうと明記してあるものが多いが、大抵この手の対策は毛髪を中性?アルカリでの処理により改善が見込めるって類のモノが多い。解りやすくいうとパーマやカラーはアルカリで施術する場合が多いのでこのビルドアップの状態でも施術する際にはある程度は剥離するというもの。

チオグリセリンと100万CSのジメチコンの併用によりビビリ毛(過膨潤)修復という手法もあるのだけど、これはもし毛束で施術するものならいいと思う。

チオグリセリンである程度還元しておいて高重合のジメチコンでチリチリしてる毛髪を伸ばすという理屈なのだけど、お客様の髪をもしこの手法で施術したとする。確かに施術後はチリチリも改善し手触り感も向上すると思う。
しかし、今度はデザインチェンジできなくなってしまうというデメリット。

昔、縮毛矯正が出始めの頃、矯正剤のほとんどは樹脂系の薬剤だった。1剤のオーバータイムや過度の熱処理を施してもなかなかビビリは出現しない(笑)
しかし毛髪内部においてはビビリの条件は整ってるでしょ。

当時はまだ弱アルカリのトリートメントも多く、このようなトリートメントをお家で使ったら毛先がチリチリになってしまったなんてこと聞いたことがあると思います。
未だに樹脂系の矯正剤も業界内には多く出回っていますが、とにかく縮毛矯正を連用するようなお客様には使い続けるしかない^^

しかし何度か施術していくと結果が出なくなる。1回、2回目は感動すら覚えど、段々と施術するたび手触りも悪くなり、ごわついてしまう。
また矯正を連用するお客様の髪はカラーの色が入らなくなり、パーマもかからなくなる。

美容師さんたちの言い訳としてタンパク変性が原因という。確かに否定はできない。でもたんぱく変性だけではないんだよね、実は。
シャンプー、トリートメントはノンシリコンにこだわってってサロンさん多いけど、使ってる薬剤気にしてないの(笑)

弊害はシャンプー、トリートメントだけじゃないでしょ^^
カラー剤しかり、ホームカラーもそう。施術後、妙にツルツルするような矯正剤やカラー剤は要注意と思います!

これがシリコーンによるビルドアップ。

話が大分それてしまいまた長文になってしまいました。
本当は今日、このシリコーンの弊害を話し、【琥珀色の天使】のこと話そうと思ったのに^^

次回は琥珀色の天使の開発時のコンセプトから話そう。
今日お話したシリコーンによるビルドアップをさせないトリートメント。手触りだけ向上しても思わぬ弊害が影を潜めてるってなると、お客様に毎日使っていただくにも気が引けるから・・・・・・


明日は午後から幕張メッセに行ってきます。展示会です。
化粧品関係ではなく、分析機器の!

本気で研究所作っちゃいます。
そのために今、電子顕微鏡(SEM、TEM)や分析器具を物色してるの^^
大体、どんな分析をしたいって頭の中には絵図が書けていて、毛髪の表面観察はもちろんライカ(カメラで有名な)のミクロトーム、それと元素分析器で毛髪内のシスチン量の測定などもできるように!

明日は新型の蛍光塗料のセミナーも受けるつもりで、これにより毛髪分析においてオルソ、パラコルテックスの観察や髪の疎水部分、親水部分などミクロの世界で観察できるようになるとの事。

これで推測や諸説に惑わされることなく自分の目で確認していけるのだと、本当に楽しみ^^
今は色々なサロンさんに伺うのが楽しみだけど、研究のほうが楽しくなり商売そっちのけになる気がして少し怖い^^

毛髪にかかわる文献などパティエンスとして徐々にだけど発表していこうと、これは来年以降の目標。


最後に2つだけコマーシャル。
日本毛髪科学〇会で毛髪診断が受けられるらしいけど。電顕の写真添付で¥13,000だそうです。以前ブログでご紹介しましたが、パティエンスでも来年からこの毛髪診断を始めようと思っています。

実際¥13,000だしてどんな報告書が届くのか知らないけど、毛髪診断のみは¥4,200、これに電顕の写真添付で¥13,000だって(笑)

¥4,000くらいでできたらいいなと思っています。
もちろん表面の電顕写真、断面写真によるCMC、メラニンなどの構造変化の所見。蛍光塗料を使った疎水、親水の所見、それに各種元素分析。目玉はカルシウム量とシスチン量かな?

もうひとつは、セミナーの問い合わせの中で取引先限定ということでケミカリストセミナーに参加できない?
少人数でやっているから一気に導入できない、在庫を抱えてて導入は来年になってしまうなどの問い合わせも多く、ちょっと考えてみました。
以前還元剤お試しセットと称して期間限定で販売させていただいて、その時に購入してくださったサロンさんが今も取引していただいてるサロン様も多く、再度9月いっぱい販売しようと思います。



還元剤お試しセット

全部で18品、¥41,055(税込)送料、代引き手数料別途です。お試しセットにしては少々値は張りますが処理剤8種類分は無償サンプルですので、内容的にはかなりお得なセットです。

内容は

○縮毛矯正剤ハード【一撃】   1剤、2剤        各1個
○パミーラ、デジ用 過水(液体)  2剤           1個
○CMCエマルジョン【ペリセアーゼ】  1000g        1個
○パミーラ【システアミン】        1000ml       1個
○パティエンスバッファ酸リンス     1000ml       1個
○オードパティエンス(希釈用)     500ml        1本
○七人の天使たち(シャンプー)     300ml        1本
○琥珀色の天使(トリートメント)     280g         1本 

PPT処理剤サンプル各50cc(原液)
○天使の涙(トリートメントオイル)
○アクアヴィータ
○ソワキュート
○モイストパティエンス
○ガンマルファ35000
○アルファソリューション40000
○キトグラス
○ヘモグロス 
〇レストアーゼγ
 

それとトリートメント、パーマ、カラーリング、縮毛矯正の施術マニュアルもお付けいたします!
ほとんどの施術をお試しいただけます。
PPTはおそらく70、80人分くらい使用できます。

サンプル用の容器の数量に限りがあるので容器が終了し次第打ち切りになってしまいますのでお早めに申し込んでくださいね^^ 

パティエンスホームページより遠慮なくお問い合わせ下さい。

| 日記 | 18:09 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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眠れないから!

今、9月2日の午前4時12分。
さっきまでセミナーの資料作ってて、ベッドに一度入ったけど頭が覚醒して眠れない^^

明日朝一でブログを更新しようと思ってたけど、眠れないなら書いちゃおっ


毎日の仕事の中で、ふと疑問に思うこと、たくさんある。
どんなに優れた処理剤、PPT類を使っても完璧な施術ってありえない。

お店で傷んでる髪のお客様の施術させてもらって、キレイになられてお帰りになる。
これで満足なんだけどね、ホントは!
でも、再来店の際髪見ると愕然として・・・・・・

ある程度の施術していればサロンで施術してる間はほとんどダメージは出てこない^^
でもね、完璧に施術してお帰りになったはずなのに、次にご来店したときの髪の状態を見て

「えっ」って

これは落ち込む^^
ショックというか、意外というかね^^

立場上、言ってはいけない言葉かもしれないけど・・・・・・
でもこれ現実、商品をラインナップしていく上で一番悩んだことでもあり、それをどう克服していくのか?
使う原料は限られているわけだし、新しい原料採用して商品にしても、今はパティエンスでしか使ってなくても、優れた原料であればすぐに同じ原料を配合した商品出るだろうし^^

であれば施術の仕方の工夫?
でも美容師がやる作業はほぼ同じ。若干の違いがでてもさほどの差にはならない。

それとも胡散臭い会社同様、自信満々に
「当社の商品を使いながらパーマ、カラーすると髪はまったく傷みません」
なんて言い切れれば気持ちは楽なんだけど・・・・・・・

まず商品を発売するに当たって一番に考えたこと、それは採用している原料の公開。
今までどちらかというとメーカーさんは使ってる原料なんかは一切公表してなかったから!

だから僕は美容師さんに包み隠さず公表したかったの。
なぜ、効果が出るのか?
それもあるけど、原料の特性をある程度でかまわない。基礎から理解してもらえば苦労して創った商品が一番生きてくるのではないだろうか?

それとホームケアの重要性。感触や手触りを向上させるシャンプー、トリートメントが主流のなか、もちろんこれは重要なんだけど、施術後のダメージの原因を取り除けないかってまず考えた。
そして最終的にはお客様にもお家で一生懸命髪をいたわってもらおうってね^^

比較的楽だった。気に入ってくださってご来店してくださるお客様だから!
当時はお店のコンセプトって特に打ち出していなかったんだけど、必然的にお客様に伝わってたから(笑)

施術中、世間話は1割、あとの9割は髪の話してた^^
だからダメージに興味ないお客様は苦痛だったろうなって(笑)

でも、キレイになりたいってお客様は興味深々でしょ。だからお客様から出る言葉は
「こんなに髪の事思ってくれる美容室は初めて」ってね!



先月は10回ブログ更新ってがんばってみたけど、1回足らなかった^^
9月は比較的スケジュールが詰まっているし、まだ講習の資料だって1割くらいしかできてないからあまりブログも書けないかなぁって思ってます。

最近の検索キーワードで”ジメチコン”本当に多い^^
僕がジメチコンの記事書くといろんなところで議論になっちゃうんだけど、決してジメチコン推進派ではないから(笑)
適材適所、使い方にもよるって言いたいだけで。

良いものになれば、悪いものにもなる。ただいただけないのは何が悪いかも解らず語られ悪者にされたくないだけ。

9月は何回更新できるかわからないけど、ジメチコンの弊害について書いていこうかなと思っています。
18MEAなんて謳ってて実はほぼジメチコンなんて商品いっぱいあるでしょ。
美容師である以上、解らず使うほど悲しいモノはないし、使うならどんな弊害があるのか、またどんな利点があるのか、その上で使って欲しい、というのが本音です。

また琥珀色の天使について、原料の公開ももちろんなんだけど、どんな思いがあって、どんな目的で、開発者である僕の考えなんかを公表していきたいと思います。

それと、講習までにキトサンについてもさらに詳しくご紹介します^^


| 日記 | 05:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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毛髪表面の処理

この何年間かは、ただ『傷んだ髪をキレイにしたい』、この一言に尽きる。
そして美容師がその素材美を生かしデザインしていく・・・・・

『傷んだ髪をキレイ』にってこの一言、本当に短い言葉だけどとてつもなく大きな意味を持ち、難しくもあり、一生かかっても課題は尽きないのかな?

昨日の記事の続きもかねF?Layer(18MEA)の修復について^^

傷んだ髪は親水化するというが、これはパーマ・カラー特にカラーリングによりキューティクル最表層の脂肪酸層であるF?layerは簡単に消失してしまう。それによりシステイン酸、すなわちアニオン部が生成、さらにA?layer(A層)が露出することによって今度はノニオン部が生成する。

ここでもうひとつ重要なこととして毎日の洗髪で使う水道の水。
この件は以前に「毛髪とカルシウムということで記事にしてますので参照下さい。

毛髪とカルシウム

このような理由があり、ダメージ毛は親水化するなどといわれる。修復方法としていくつか上げられるので紹介します。

まずは、シリコーンやポリマー系の原料から。特にポリマー。
なぜかというと、このアニオン部の補修にはカチオン性成分が有効。シリコーン付与だけよりもこのF?Layerの剥離によりカチオン性を持った原料は吸着性が高いから。プラスとマイナス。
強度保持のために付与するケラチンにおいても表面という意味ではアルキル化のものよりもカチオン化がいい。リピジュアも番手によってカチオンはヘアケアと明記してるし、ポリクオタニウムー33のHCポリマーしかり、髪を疎水化する目的であえてカチオンにしてるのだと思う。

そのほか最近では没食子酸。ただの没食子酸ではなく分子構造内にグルコース水酸基を持つもの。分子内にフェノール性水酸基、カルボン酸基、グルコース(ブドウ糖)や他の複数の水酸基を要していることが条件で、メカニズム的には分子内のカルボン酸基を持っているという事が重要でカチオン界面活性剤と複合体を形成する。

カチオン界面活性剤と併用するとアルキル鎖を外側に配向するという特徴を利用し擬似キューティクルを形成させることで疎水性を回復させる手法。
大手のメーカーではもうこの没食子酸は研究などもされていて、その構造から毛髪の親水部に多重的に水素結合を形成することも解っていて、付与後の洗髪耐性やきしみ抑制効果は洗髪7回まで維持などというリリースも出ています。

毛髪修復という意味ではケラチンなどのたんぱく質だけ付与すればいいといえないと言ったのは、毛髪断面積の85%はコルテックスで15%がキューティクルなわけだけど、このわずか15%のキューティクルの役割は非常におおきい。最近特にSOX21での抜け毛のメカニズムでも解明されたようにダメージ修復の指標にもなる毛髪強度にも影響してくるのがキューティクル。年齢とともに髪が細くなるのもまたしかり。

こういった髪への対処方法としてキューティクルがハリ・コシ感に重要な役割を示すということ。
また市販のシャンプーやトリートメントで、シリコーンによる感触向上の目的でシリコーンやアミノ変性されたシリコンの付与はまた別の弊害が出てきます。

この弊害、次回話しましょう!
七人の天使たち(シャンプ?)は何度かブログでご紹介していますが、琥珀色の天使は一度も紹介してないから^^

毛髪のダメージからはじまって髪の構造も修復においても考えて組んだ処方、髪の感触も上げ、そしてお客様がサロンにいらして施術する際にも邪魔をしないよう考えて考えてやっと出来上がった商品です。

18MEAなど目新しい名前に惑わされ、実はジメチコン、みたいな商品を使うより、どうせジメチコン使うのなら髪の構造や修復メカニズムなど真剣に考えてみると普段のサロンワークもとても楽しいですよ。


最後に髪を疎水化するってことで渋めのお茶や紅茶を煮出して処理するのは効果的かって事だけど確かに紅茶やお茶はポリフェノール、タンニンだから原理はわかるけど。


僕にはブログでその記事書けないかなぁ、申し訳ない(笑)
詳しくはケミカリストのセミナーで話しますね^^

| 日記 | 20:32 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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フィブリルは親水性、マトリックスは疎水性の球状タンパク

質問の答えです!

「失礼します。 球場たんぱくは親水、
フィブリルは疎水と解釈していましたが、逆ですか?」



逆ですよ!
製造メーカーによってケラチンをガンマとかアルファなどと別けられていますが、良くいわれるのはガンマはマトリックスケラチンで比較的疎水的でありアルファ型は比較的親水的である。

またキューティクルも比較的親水的であるってこと最近わかってきてる。
勘違いしやすいかもしれないけど、F?layer(18MEA)やA?layer(A層)は表面的には水と馴染まないため疎水性?などと思われがちですが、実は親水的なのです。

その証拠として普段私たちがサロンワークしていく中でこのようなヒントというか裏付けるものはたくさんあると思いませんか?
次回はこの辺詳しくお話します。

それに間違った情報など流すメーカーやディーラーなどにはウンザリすることも多く、何の根拠で言ってるのか不思議に思うことも多々あります。

また親水性と疎水性という部分でも、僕ら美容師が髪を修復するために行うトリートメントしかり!
損傷して親水化した毛髪の構造を回復すべく、ミクロフィブリル間で水素結合を形成できるものとして
有機酸であったりポリフェノールを用いたり。

その行為はすべて覆されてしまうと思います。


ですから今回のケミカリストのセミナーの目的というのはこれらの何の根拠もない情報に流されないよう、施術する美容師もなんの迷いもなく施術ができ、自信をもって薬剤の調整をしたり、お客様に説明もできるようにというのが僕の願いでもあるのです!

何を信用してよいやら、またはあちこちでそれぞれ違う理論が言われていたら、本当に美容師は何を信じていいのかわからなくなってしまうと思います。

本当にこれは悲しいこと・・・・

現にワケのわからない水もそうでしょ?


今月中にあと3回、更新します・・・・・・・・

| 日記 | 21:53 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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ダメージ修復の考え方(2)

ケミカリストセミナーの申し込みもボチボチ来ていますが、どんな内容にしようか考えていたらすっかり目も覚めてしまって^^

2年ぶりの開催なので、前回とまったく同じにするつもりもなくより進化してきた毛髪修復方法なども満載させた資料をと考えています。資料作りも今回は結構大変かな?
残り1ヶ月で作成できるのかな?

それに合わせて問題も作成しなければならず、本当に勉強されている方だけに認定証も与えたいという意向は変らない。

今回は2年ぶりということもあって、もうすでに以前のセミナーでケミカリスト試験に合格された方たちの参加も多く「単純に試験に受かればいい」的なものではなくて、本当に毛髪理論、薬剤知識を身に付けたいっていう姿勢がヒシヒシと伝わってきます。

自分であればもうケミカリストの試験に受かったのだからこれ以上は勉強しなくてもって踏ん反り返ってしまいそうなんだけど(笑う)
でももっと髪をキレイにしたい、お客様に喜んでもらいたいって言う気持ちは「これでもういいだろう」ってものはないんだろうね?
もっと上を、さらに上をって常に考えていらっしゃる。すごい集団だと思いました^^

今日は前回の続きで各部位ごとに修復を考えるというテーマ。
前回はCMCについて記事にしましたが今日はコルテックスの修復について。
まあこの辺のことについて語り始めてしまうと延々と続いてしまいそう^^

なので今日は主要構成成分であるミクロフィブリルとマトリックスについて記事にしたいと思います。
まずミクロフィブリルは繊維状たんぱくと言われていて比較的親水的な要素を持っています。このミクロフィブリルの束を囲むように存在するのがマトリックスは疎水的な球状タンパクと言われています。

ミクロフィブリルをさらに分類していくと、親水的なオルトコルテックス、疎水的なパラコルテックスなどと別けられ、でも実際には詳細は明らかになっていないっていうのが現状。

一般にはタンパク加水分解物やアミノ酸、ダメージによ親水化した毛髪(疎水的な部位)にはミクロフィブリル間で水素結合を形成できる成分であるポリフェノールや有機酸を用いることが有用とされてきた。
少し前まではケラチンは大きく別けると2種類あって、ひとつはミクロフィブリル、マクロフィブリルは結晶性のαケラチン、マトリックスにはより疎水的な非結晶ケラチン(γ)ってどこかのメーカーさんが盛んに言ってたこと思い出す。
確かにケラチンを髪に付与すると低下した保湿性は向上できると思う。
しかし色々な原料メーカーからそれぞれケラチンは製造されていて特性も違えば修復箇所も違ってくる。一概に毛髪修復にはケラチンって考えは安易過ぎないだろうか?

ケラチンに関してはパティエンスの処理剤で(αソリューション、モイストパティエンス、ガンマルファ、レストアーゼγ)4種類あって、それぞれ製造メーカーも違えば特性も違う。この4種類の中で特性の違うケラチンを全部で6種類使っているんだけど、これはやっぱりブログではなくセミナーで話をさせていただこうと思います。

良くこのブログ内でもケラチンだけが修復剤ではないよ。的なことを申し上げているんだけど、確かにダメージを修復する上で非常に重要な位置を占めるのがケラチン。

でも今日は本音をぶっちゃけちゃう^^
ごめんなさい。「言わないで」って言われてないから言っちゃう。

製造メーカーの研究員たちは髪に付与したこのケラチンが日常生活の中でどれくらいの間髪に残るのかって独自に研究や検査をちゃんとしてるでしょ。
一般には公開してないだけで!

やばいかな、言っちゃったら。
今後取引停止になっちゃう(笑)

まあいっか^^

タンパク分析していくとわずかに10回洗浄するとほとんどケラチンは見当たらなくなる。
それも最新の高分子ケラチンと謳ってたとしても・・・・・・・・・
低分子になればもっと短いと言うこと。

初めて聞かされたとき本当にショックを受けてしまったの。

でもね、考え方として確かにケラチンだけに頼ればわずか10日間の効き目しかない。でもぼくら技術者はケラチン単体で施術することはほとんど無いでしょ?

他にもグロスフィリンを絡めたり、キトサンやセルロースだったり使う原料の把握をしていて、場合によってはシリコーンやポリマー系の原料を持ってきたり、その他にもpHコントロールや熱による処理なども加えていくとこれが3週間にも4週間にもなるからおもしろいの^^

さらに1ヶ月、2ヶ月効果を感じられないか?

またビビリ毛や酷くダメージを受けた髪の構造をひとずつ紐解いていくとここにカールをつける目的ではなく、トリートメント(修復目的)として還元剤を利用したり・・・・・・

本当にケミカルなんだよね、考えていくと。
健常毛には13%?14%のシスチンが存在すると言われている。
不適切なパーマ施術の処理、またはハイトーンのカラーを施すと髪の構造自体が変化するって言うのは周知のとおり。
S?S開裂機構で酸化が進行するとほぼ2倍量のシステイン酸を生成するデータも出ているけど、こういった毛髪に対してただケラチンだけでいいの?

何の目的で、どのように作用して修復していくって言うことがわかれば普段のサロンワークが一層楽しくなるのではないかと思うんだけど。

他のたんぱく質にはないシステインを持ってるって言うのがよく言われるけど、高分子ケラチンでだいたい全体のMol%で4?5%、毛髪修復って言われるのはケラチンは反応性化学といっても良いと思うけどブンテ塩(Bunte Salt)、いわゆるS?Sulpho(Sスルホ)としての存在が大きい。
特に「化学的還元状態」においてS?sulphoは毛髪など他のケラチン基質と架橋し分子としてシスチンに変換されるなどと言われてるけど、こういったことを頭に入れて施術されている方はそうは多くないのではないか、またグロスフィリンを絡めることで今度は毛髪内の他のアミノ酸であるヒスチジン残基と架橋しシスチンに変換、ダメージした毛髪の構造自体を整えてあげることは充分可能と思っています。



ケラチンについてはケミカリストのセミナーで徹底的にお話させていただきます。

今月は10件の更新をと目標まであと4件、頑張るぞ!


| 日記 | 14:20 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑

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化学的・物理的な複合ダメージを考える

最近、子育ても一段落し余裕のできた主婦の間で一流ホテルの格安レディースプランなるものがヒットしてるらしい^^

おいしい食事して、エステをしホテルでゆっくりくつろげるのがいいらしいけど。
世間の不景気とは関係ない。
リラックスでき、気分転換にもなり・・・・・・

早く自分もそんな身分になりたい^^
いつもいつもバタバタ忙しく走り回ってるコマネズミ。

先日、そんな話をお客様としていたら

「社長、そんなことないよ。努力している人のところには必ず幸福がくるんだから!途中で諦めたり挫折した人のところには絶対に幸せは来てくれないよ」

妙に納得してしまいました^^



今日は前回の続きでダメージを考えてみる。
日常生活でのダメージ。

まず、毎日のブラッシング。ブラシと毛髪表面との接触により摩擦が発生しキューティクルがリフトアップすることが知られている。ブラッシングの回数を増やすと枝毛の発生率も増え、特にパーマをかけた毛髪はブラッシングによる枝毛発生率は顕著。

アンチジメチコンさんたちにはまた怒られてしまうかもしれないけど、この摩擦によるキューティクルのリフトアップを抑制するには?やはりシリコーンしかない(笑)

また濡れた髪にブラッシングするとキューティクルの剥離が顕著だといわれていたりする。
前述したドライヤーやアイロンなど毎日のセットによる熱の影響、日光による影響、パーマやカラーを施した髪にはさらにダメージを加速させてしまう要因のひとつ。

たとえば毎日ブラッシングを20回、ドライヤーを毎日2分、通勤や買い物など外出時に日光を1週間に5時間浴びパーマ、カラーを2ヶ月に1回、処理時間をそれぞれ15分としたとすると40cmほどのセミロングの髪の毛先の状態は逆算していくと、ブラッシング21,900回、ドライヤーの熱37時間、日光による照射750時間、カラー剤、パーマ剤放置時間4.5時間という複合的なダメージの蓄積になってしまう。

ここで前回の記事の補足として紫外線の髪に与える影響として話をします。
夏場に長時間炎天下で過ごすと髪がゴワゴワした経験は誰にでもあると思います。これは前回のブログで図解しているキューティクルの薄化に由来するもの。
髪の長さ40cmのセミロングの髪でも累積すると750時間浴びていることになる。

セミロングの髪のお客様の毛先は未照射の髪と比べ約10分の1まで薄化が進んでいるといわれています。

カラー、パーマをかけていないから、見た目ダメージしてないからといって薬剤をワンタッチで塗布したり、前処理を安易に考えて塗布できますか?

前回の写真でお解かりのとおり、紫外線を照射された髪はエンドキューティクルにおいて多孔化し、お客様自信でのアイロンセットにより水蒸気爆発、やがてはキューティクルの剥離に繋がる。
また毛髪内部ではCMCやメラニンなどの消失、枝毛、切れ毛、毛髪構造でもシスチンの減少に伴うシステイン酸量の増加などが確認されています。

また最近の毛髪ダメージ理論では、多孔化はわれわれの目には退色したように写ると考えられている事から退色イコールカラー剤などの過酸化水素の残留と安易に考えるのも問題があるのだと思います。

さらに付け加えると肌細胞内にあるメラニンと毛髪内のメラニンとではまったく違う性質であるということ。肌細胞内のメラニンに関しては紫外線を察知するとメラニンを保護するために傘を出すことがわかっている。しかし毛髪内のメラニンにはこの機能はなく照射とともにメラニンは消失してしまう。
あえて言うならこの毛髪メラニンを守れるのは毛髪内に存在するたんぱく質によって紫外線から守る機能があることが報告されていますがダメージのある毛髪にはこのたんぱく質が不足、なおさらダメージを受けやすくなるという懸念もある。

春先、今夏に向け新商品としてアウトバストリートメントを試作してみた。市販品を含め髪に関しての日焼け止め的なヘアケアはほとんど見ないから・・・・・・・

アウトバストリートメントでUV効果の高いもの。今の所効果的とされているのはシア脂、そうシアバター。来年の夏に向け開発しよツ!

ちなみに日光に浴びると髪にダメージといったが、紫外線は上記に上げたように毛髪内のたんぱく質がある程度守ってくれる。日光で良くないとされているのは可視光であることが報告されていてダメージをより受けやすいと報告されています。


そういえば去年、K-dashの取引しているディーラーが可視光線のフェイシャるの器械もってきてたなぁ?
20分照射すると顔がリフトアップするって・・・・・・
付加価値メニューとして1台いかがですか?って^^

30万くらいの値段だったと思うけど、よかった買わなくて(笑)

8月更新10件ガンバロウ^^!


つづく・・・・・・

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毛髪のダメージ要因を考えてみる

2日続けてブログの更新ははじめてかもしれない^^

引き続きダメージの要因ということでの第2弾!
ダメージには大きく別けるとパーマやカラーなどによる化学的な要因のダメージ、日常生活による物理的な要因、パーマやカラーをした上での日常的なダメージが加わり複合的なダメージと3つに別れるのではないかと思う。

美容師が髪を施術する場合ほとんどのケースは単体ではなく最後に上げた複合的なダメージに出くわす場合が多いのでは。
例えば紫外線は良くないという。でもなぜ良くないの?
カラー毛(ブリーチ毛)には特に良くないなどと言われたりしているんだけど、まあ、考えられる要因としてはカラー時に残留する過酸化水素が紫外線に照射されると傷むとか?

メーカーさんも美容師さんも紫外線はダメージになるっていうけど、では紫外線に当たるとどこがダメージするのか?

結果的にはダメージ部分の退色。では実際に紫外線を当ててみる。
紫外線の中でもっとも有害とされるUVBを健康毛、ブリーチやカラーを施した毛髪に同時間照射してみる。実験の試料は毛束、医療用紫外線蛍光ランプ、これ毛髪をスライスし2万倍の透過型の電子顕微鏡での観察。

まず健康毛の微細構造。スキャナがあまり良いものではないので画像が荒れていますが勘弁してください。

断面1

次にこの健康毛に50時間紫外線を照射するとこうなる↓

    紫外線50時間

この倍率でもA?layer、エキゾ、エンドの堺というか区切りみたいなものは一切わからない。おそらく境目がはっきりとわかる倍率とは10万倍くらいなのでは。
横に走る線がキューティクルをつなぎ合わせているCMC。ダメージというかエンドキューティクルと思われる場所には無数の空洞が出現する。これがいわゆる手触り間の悪化やダメージといわれるもの。(S100A3)

次にブリーチ処理した毛髪↓

     ブリーチ

紫外線照射のものと比べるとわずかに軽い状態のようにも思えるが、やはりダメージは進行。

ブリーチした毛髪に50時間の紫外線照射してみると

     ブリーチ50時間

さらに悪化しているのがわかる。
このような状態の髪にさらに日常生活での熱によるダメージ、ブラッシングなどが加わるとさらにダメージが加速するのはお解かりと思いますが容易にキューティクルの剥離を起してしまう。

SEM観察の表面はこのようにリフトアップがみられる。

        リフトアップ 1


さらに拡大すると

      リフトアップ2



今後、パティエンスが研究所を設けられたらこのような実験は容易に出来るのだと思います。未処理でブリーチ、紫外線照射した毛髪、パティエンスの処理剤を用い前処理を施した上でのダメージ度の違いなど紹介できたらいいですよね?

また手触り感の悪化、ツヤの低下と考えられているのがキューティクルの表面形状の変化。意外とこれ、取り上げられるケースは少ないんだけど幅と深さの関係。毛髪修復するに当たってはこの辺のことも頭に入れておきたいところ。

       キューティクル(1)

       キューティクル(2)

       キューティクル(3)

ダメージを受けて手触りが悪化した毛髪は下2つの図のように健康毛に比べ幅及び高さに変化が生じることがわかっている。ここで美容師がどのようにしてこの幅を埋め健康毛のような手触りに上げていくのか?
カチオン性のポリマー、ジメチコンなどが有効とされていますが、やはりシリル化のケラチンやシルク、それにキトサンなどがもっとも効果的に思える。それにプラスしてシリコーンやポリマーを併用することにより修復度が増し、長持ちさせるという意味でも効果は高いのかなとお解かりいただけるのではないでしょうか?

ダメージにはどんなものがあるのか?
また。毛髪内でどんなことがおきているのか?
ただ修復するにはケラチンが有効で、手触り感を向上させるにはシリコン、みたいな考えから脱皮するにはいい機会だと思います。

ぼくら美容師は常にダメージと向き合っていかなければならず、言い訳としていろいろなことが言われていたりします。でも実際に施術するのは美容師でありけしてメーカーではないから。
普段のサロンワークの中で今まで見たこともないダメージに向かうのはもちろん美容師になるわけだから施術後、上手くいかなかったからといって逃げ出すわけにもいきません。

仮にメーカーサイドは使い方が悪いの一言で逃げ場はいくらでもあるのではないかと考えさせられる。
そういった意味でも逃げ場のないサロンワーカーに信頼していただき、時にはパティエンスの商品が強い味方になれ、より高度な施術が可能になればなおさら嬉しい^^

そういった意味から是非、なぜダメージするのか、または毛髪構造の中でどのような変化を起しているのかって非常に大事になってくるというのが僕の考えでもあります。



これらの複合的なダメージを加味した上での毛髪に対して効果的な処理の仕方ということで順次ブログを更新していこうと思っています。


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