me="top">

プロフィール

Author:kd6301jp
http://www.e-patience.com   (エクセルパティエンス)    


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


ブロとも申請フォーム


FC2ブログ
久々の更新になってしまいました。
10月はなんだか忙しく、事務所兼研究所の物件探しや契約、引越などもあり中々ブログの更新にいたりませんでした!
事務所の窓から見た都内の夜景です!

20091105170437.jpg


また今新しい試みとして考えていることもあり、その資料作りに毎日追われています。
そんな感じなのでなぜか毛髪理論やケミカルのことをブログに書く気がまったくおきない^^

ただ、今後劇的に普段の業務が変わってくるような予感がします。
今の僕はある限られた地域、サロンさんでしか講習会やお話することができません。
ですから、導入されたサロンさんへのアフターフォローは完全とはいえない。そんなところがいつも気になっていて、この間導入されたサロンさんどうしてるのかな?

迷ってるところがあるはずだけど、やっぱり質問しづらいのかな?
普段お店を営業されているだろうし、あまり営業時間内にお電話しても迷惑だろうし・・・・・

そんな事いつも気になってるの(笑)
ちゃんと使えてるかなぁ?お客様喜んでお帰りいただいているだろうか?迷いなく使えているかな?

だからこの辺の事解消できないだろうか?
もう2年も3年も考えていることが少しずつ形になって解消できつつあります。

もう少しだけ頑張って早く形にしようと思います。


また、10月は久しぶりのケミカリストのセミナー。
結果的には2名の合格者しか出ませんでした^^

確かに問題、難しかったのかな?と思います。それと僕も反省しなければいけない点が多々あり、例えば毛髪の構造。僕的には皆さんそれなりに勉強されている方たちばかりなので毛髪の構造自体のことはセミナーでも簡単な説明に留めていました。

それは皆さんが理解していることよりも他の説明にもっと時間をかけたいということもあってのこと。
でも実際テストしてみると意外と間違っていたなと実感しています。

特にミクロ、マクロ、プロトフィブリル、などとよく言うんだけど、だから耳で聞く分には理解されているの。でも実際毛髪構造ということでじゃあ、どの部位にこれらのフィブリルが存在するのかという問題になってくるとこんがらがってしまうのだと思う。

だからもう少しテスト対策用にお話させていただけば良かったなと反省しています。
でも同じお話を聞いていただいて96点取られた方も中にはいらっしゃいます。

当初は90点を合格ラインに設定していたのですが、それを85点まで下げたのですが結果的に2名の合格者。確かに文章が理解しがたい内容もあり、その点も踏まえて85点に下げたのですが・・・・


今回合格に至らなかった方、でもガッカリしないでくださいね^^
普段のサロンワークに必ず役立つと思っています。
合格とかにこだわらず一生懸命勉強された内容は血となり肉となって身についてくると思いますので。
最近のニュースは政権交代などばかり・・・・・
経済にしても不安だらけの今日この頃。

良く聞く言葉で「この危機的状況をどう乗り切るのか?」とか「不況打開策」などという言葉は毎日の新聞記事の中で必ず見る言葉だけど

不況になるとお客様の多くはまず節約。
何を節約するかというと外食やレジャーを控えるのかな?
それに今まで美容室に月1で行ってたのを2ヶ月に1回、3ヶ月に1回と!

カラーも美容室でやっていたけど、自宅でホームケア。髪が傷むけどいたしかたないと!
こうなるとどんどん私たちの業界は悪循環になる。


職業柄、美容白書や経済白書などには関心もあり、ある機関で奇数年に発表される美容業界の動向などなど・・・・
平成15年から美容室の数はほとんど減っていない^^
原宿や青山あたりには閉店した美容室が結構あるのに


あんまりこのブログではこういうことを書いてこなかったけど、今後メーカーとしてはこのようなマーケティングって非常に重要になってくるし、同じ美容室経営者の悩みなどには的確にアドバイスなどできなくてはいけないのではないかと思う。
もちろん、従業員さんとして勤務されている美容師さんには関係ないことだけど、でも将来独立される方には参考になるのではないかと思って今日は趣向を変えています^^


こういう経済的なことを分析してる方たちがいて、日本の美容室の動向としてアメリカ型の経営からヨーロッパ型に移行してるって!
どういうことかというと、アメリカ型というのはいわゆるチェーン展開、そしてヨーロッパ型というのはオーナーがバリバリ現役で進んで接客する小型店。確かにヨーロッパってあんまり大きな美容室はなくて。パリやロンドンなどの有名店ってホンとにビックリするくらい小さいお店が多いから。

平成15年頃を堺にこのアメリカチェーン型からヨーロッパ小型店化が進んでるって!
もちろん安売り店は別で、しっかりとしたシステムを確立しているので不況には逆に強いと言われるけど、それ以外の大型店ってことでのお話。

もっと詳しく言うと、チェーン展開している美容室や従業員数が10名を超えるような大型美容室はここ数年縮小傾向な訳だから美容室数が減るでしょ?
でも実際には店舗数はかわらない、矛盾してくる。
でも良く考えてみると、チェーン店で従業員として働いていた店長クラスのスタイリストは再就職することが難しくなる。これは年齢ももちろんあるのですが、お給料の問題だったり。

そこでまず考えることは独立してみようかな?となる。これ当然ですよね。なるべく従業員数を減らし、人出は家族、奥様などに手伝ってもらってとか?
独立する理由はこればかりではないけど、でも美容歴5年もあればいつでも独立できる業界ですもんね^^
だから美容室数は変らない。でも圧倒的に違うのは全体の売上高。1店舗あたりの売上高って右肩下がりになるのは頷ける。また集客は厳しくなってくる。

なぜ、こんなことを書いたかと言うと独立された方の目標はお店をオープンさせることじゃなくて、その後が大事な訳。お客様に気に入っていただいてたくさん紹介していただいたりとまずは愛されないといけないから(笑)

パティエンスの仕事をしてみて感じることはたくさんあるんだけど、でも商品や考え方に共感していただいて使っていただくサロンさんには商品だけではなくてもっと別の意味での利益提供ができないのか?
パティエンスと出会えて良かったという声を聞けば聞くほど。

今ある縁があって面白い企画を立てています。
実現するかは別としてまったく新しい流通システム。

ずっとこの業界に矛盾を感じていたこと。
自分でパティエンスを立ち上げてみて一時期、やっぱりディーラーさんを入れないと流通経路は確保できないのかな、なんて落ち込んでいたんだけど・・・・・・

同業者やディーラーさんには恨まれるかもしれないけど、今後絶対にやらなければいけないのだと思う。せっかく全国各地の美容師さんやオーナーさんと知り合って、商品に共感していただいてっていうだけではもったいない^^
せっかく縁があって知り合えたのだからいろんな意味で豊かになってもらえるようなシステム、先が見えてきたような気がする。

次回は今回の記事に触れて、今後勝ち残るにはどうしたらいいんだろう。
その違いなどを書けたらいいなと思います。
パティエンスの商品を使ってくださるサロン様には絶対に勝ち残っていただきたいという願いも込めて!



ishinoさん

> 低分子のケラチンがSH基と反応して混合ジスルフィドを形成するってどういうことでしょうか?高分子では大丈夫って意味でしょうか?すみません(恥)




疎水の割合の違いとでも言って良いのだと思います。今度時間があったらじっくりと記事にしたいと思いますが、ケラチン誘導体を化学加工して低分子量化してしまうとシスチンのジスルフィド結合を還元して架橋構造をなくし水への溶解性を高めることが知られています。

その証拠に中間処理においてウェーブ効率を上げる目的で使っても、逆に使わないときのほうが効率が良くなるということ。ようは良かれと思って処理したものが実はウェーブのダレを助けてしまってるということ。

簡単にいうと本来毛髪内の側鎖で一番強い結合が、段々と低分子量化が進行してもろいものとなってしまうという考え方です。そういうことから高分子のケラチンはそういう心配がないと言っても良いと思います。
先月末からのバタバタ劇もやっと一段落^^

これでやっと落ち着いてブログの更新!
今回はソワキュート、モイストパティエンスを交えてシルクPPTについて自分なりの所見も交えて記事にしたいと思います。

個人的にはシルクをトリートメントの工程に組み込んでいく行為はとても好きで、今は完全になくてはならないもの!
毛髪修復剤ということで、新規原料もいくつか出てきている中でも変るものはないのではないかと思う。
ただ、このシルク処理剤を施術の中で積極的に取り入れていらっしゃる美容師さん、以外に少ないように思う。

処理剤などを出されているメーカーさんでもあまりシルク単体での商品は少ない。大抵は複合的にケラチンと組み合わせたり、他のたんぱく質との組み合わせが多いのだが、それはきっと原料自体がケラチンなどに比べても高価であり、どうしても商品にすると商品自体の価格が上がってしまうからということもいえるのかも知れない。

そういう意味でのソワキュート、希少なのかも知れない。今考えると物を売るだけに固執していて商品の開発をしていたのであればシルク単体での処理剤は、おそらく商品にはなっていなかったのだと、つくづく思う。

ではシルクの誘導体が髪に対してどんな効果があるのか?またシルク自体のことをもう少し詳しく説明していこうと思います。

シルクたんぱくを簡単に説明してしまえばカイコの繭から採取するわけだけど、2本のフィブロイン(繊維状タンパク)が平行に並び、セリシンのゴム状不定形タンパクで覆われている構造。
着物をはじめ、一般に繊維として使用される絹糸はセリシンを除き繊維状のフィブロインで織り込むもの。繭の断面図はこう。

シルク断面

蚕が吐き出す糸で作られ繭糸の約70%はフィブロインという蛋白質から構成されています。残り20〜30%がセリシンと呼ばれる水溶性の蛋白質で、フィブロインのまわりを取り囲んでいます。絹織物として繭を利用する場合は、絹独特の光沢や風合いを生み出すために、精練という工程でセリシンの大部分が除かれてフィブロインのみが利用されてきました。セリシンは18種類のアミノ酸で構成され、その中でも重要なうるおい成分であるアミノ酸「セリン」を多く含んでいます。

シルクに纏わる文献などを閲覧すると、パーマやカラーで傷んだ髪に対して修復剤として非常に効果があり、パサツキやごわついた髪に柔軟性を付与するなどというのほとんど。

この夏、シルクについてもう少し詳しく、自分なりに分析しようということで大学の分析室でいろいろ調べてみて新たな発見というか、使い方の工夫によって今までできなかったような施術が可能になるのではないか?また前処理に使用するとパーマやカラー施術において、特に髪の強度減少が著しく優れているというようなことも解ってきています。

シルクというとフィブロインに注目しがちですが、分子量の小さなグリシン、アラニン、セリンが約8割。
これらの分子量の小さなアミノ酸が規則正しく配列されていることからβ構造(シート状構造)をとり、仕上がり感は絹そのもののさらっと感を付与できるのが特徴。
化粧品でいうとこれらのアミノ酸は単体で存在する原料は少なく。1%添加するとこれらのアミノ酸などを19種類明記できるようなものでは中々修復までできないし髪の強度を上げることができない。

今はまだ理由があって核心的なことはかけないんだけど、一般に出回っているシルクタンパクは加水分解して分子量はだいた500〜2000くらい。髪に対して最大限の効果を狙うなら最低でも3万くらいの高分子でなければというのが結論なのだけど・・・・・・

まず、たんぱく質の組成表

図1

これらのデータを取るのが高速アミノ酸分析計

            L-8900.jpg

前回話した不安定タンパクとしてパーマやカラーで抜け出すアミノ酸はこのように数値化する。

amino-bunseki.jpg


試料のカラムが違うためGABA(γーアミノ酪酸)まで出てしまってるけど、このデータでパーマ、カラーでどんなアミノ酸が壊れていくのか?

面白いのは減少していくアミノ酸がわかる、そして前処理で施し施術した髪をもう一度測定してみる。
そうすると数値に明らかに差が出るの。面白いように!
それで改めて強度を測定してみる^^

ドーン!
施術後の強度が落ちない^^


書きたいことかけないので自分でも消化不良を起してしまってるけど・・・・・

今、メチャクチャこの分析器が欲しい^^
これ1台あれば今までわからなかったことが色々と解ってくるのだと・・・・
1台2000万円だって!

また夢を持ってしまった。
大瀧研究センターにこの器械が届くことに!

っていうことでパティエンスの本社及び研究センターを現在物件を物色中で、今週末にも不動産屋さんに案内してもらう予定でいます。
今月中には移転ができるよう頑張ってみようっと!

まったくブログを書けなくなってしまいました^^:

9月はなぜか忙しく、なかなかブログを書く時間がとれずに申し訳なく思っています。
お問い合わせなどいただいたにもかかわらずご連絡が遅くなってしまったり、何度も連絡いただいたり、ご迷惑をおかけして、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

そろそろパティエンスも今の体制では限界が来ているのだと思います。性格的に何でも自分でやらなければ気が済まない。当然こんな体制では仕事量にも限界があり、思うように動けなくなる^^

もう10月になってしまって今年もカウントダウンがはじまってる。
まだ今年を振り返りたくないって思っても今年中にやらなければいけないことは山積みです!


やっと日程が決まりました!
大阪でのケミカリストセミナー。

11月16日(月) 10:00〜19:00まで、普段2日間行うケミカリストの講習会、今回は大阪での開催ということもあり2日間より長丁場でも1日で終わらせて欲しいという声もいただいていましたので1日開催いたします。
内容的には9月、10月に東京で行われたセミナーとまったく同じ内容で開催させていただきます!
場所は新大阪ステーションホテルアネックス館の葵の間です。新大阪駅東口歩3分、お昼休みを挟んで9時間のセミナー。9時間も声が続くか心配ですががんばろうと思います^^

お昼に1時間休憩を挟みますが、参加者の皆さんと一緒に食事などしながら楽しくやりたいと思います。遠くは九州、四国などからの参加されるサロンさんもいらっしゃるので今から楽しみにしています。

会場の関係で20名ほどの定員になります。参加希望の方はお早めにお申し込み下さい。

申込書は下記よりダウンロードできますのでFAXにてお送り下さい。
FAX番号048−764−4193です。

第6回ヘアケミカリスト認定セミナー大阪 申込書



皆様にお会いできること楽しみにしていま〜す。

日曜日にブログ更新するなんて言っといて更新できずにスミマセン^^

前回のブログで不安定タンパクっていうことで記事にして、今回はそのことを詳しく書こうと思っていました。この1ヶ月、前処理の有効性ということでデータ取りなどたくさんしてきたわけだけど、自分でも今までの認識と少し違うのではないか?

疑問を感じつつも、もし、今までの自分の前処理の仕方、もしくは前処理の必要性とでもいうか、その認識が間違っているのではと不安になりながらも、もしも違う認識をしてたら、他に有効な処理の仕方があれば、やはり素直に認めるべきなのだと思いつつ、このブログを書いています。

パティエンスのホームページに「間違った理論を捨て、最新の理論を取り入れた」などと大きく謳っているのだから、ここは勇気を持って公表すべきなのだと思う。
ただ、今の段階で詳しく書くことはできないのですが、それは自分でも今の商品ラインナップでは対応できないことがわかっています。
早急に新商品として発売しなければいけないと思いつつ、本心では明確にブログに書きたいという意向は強いのですが、それは発売になってから書かせていただこうと思うので勘弁してください。



毎年夏になると短期間でまとめて大学の講義など聞きに行っていたのですが今年は勉強することに飽きてしまったというか、専門分野などは僕のほうがはるかに詳しい(笑)
って事で今年は特別にお願いして最先端機器室にて毛髪についての色々な実験などやらせていただきました。
実験と言ってもホントに専門の方から見ればお遊び程度で「そんなこと観察するの?」など回りからはかなり変わり者だと思われていたと思う(笑)

まあ、そんな事気にしてられないと、自分の思ったことをやらせていただいたのですが、終わってみると目から鱗、欲しい情報がたくさん取れた気がします。
核心的なことは書けませんが、今日はブログで紹介しようと思います。

毛髪内のタンパク質を調べる実験。どのように調べるかというと高速アミノ酸分析計(日立社L8900 )によるアミノ酸組成の分析。
これで何がわかるかというと、毛髪内のたんぱく質の組成がわかります。まず健康な髪の組成について調べる。そして次はダメージしている髪の組成。

そうすると、ダメージした髪からどんなたんぱく質(アミノ酸)が流出していくのかがわかる。
今度はその計測した健康毛にカラーやブリーチを施したものを分析。ここでカラーやブリーチによりどんなアミノ酸が失われていくのか?
またパーマ施術時にはどうなのか?

こういうことを観察していると今までの自分の愚かさに気付くわけ^^
何が?
髪をひとまとめに傷んでるなんて判断が!

同じダメージでもより高度な判断ができてくるでしょ?
それによってダメージを受けた髪は何が足らなくなっていて、何を補えばいいのかが解ってくる。


そうなると今までやってきた髪を保護する目的で使っていたケラチンは意味がなくなる?

いや、そんなことはない。シスチン、システインを持ったタンパクはケラチンだけなワケだから、パーマやカラーによって失われるものを補える。
ただケラチン処理だけではどうしても他のアミノ酸である〇〇が減少してしまう^^

ダメージの中のひとつの項目として【髪密度】という考えをしてみた。
そう、たんぱく質流出という大雑把な考えではなくこのアミノ酸分析器で測定できる18種類のアミノ酸すべての密度を観察した。

不思議に思ったけど、今までヘアケアメーカーさん、こういう分析してないのかね?
僕みたいな素人がチョコチョコッと実験して気付くことなのに^^

きっと髪の神様が教えてくれたのかな?
京都の御髪神社にお参りした御利益なんだろうね^^

冗談!

今までの測定の主は引っ張り強度によるデータを元に、強度低下イコール髪のダメージ、それに付け加え手触りの悪化、ツヤの低下、帯電性の低下などでの判断なのでしょう。

逆に考えてみた。髪の密度を見て、それを補うことにより強度が増す。でもこれだけではダメなんだよね。手触りだったり、ツヤ感だったリが伴なわなければ!

でも、髪の密度が上がり、ツヤ、手触り感が増せばこれ以上のモノはないでしょ?
弁解するわけじゃないんだけど、パティエンスの商品を使ってトリートメントしたとする。ダメージを受けて50g、60g台に低下した毛髪でも、ほとんどのケースで120gF以上になるの施術後は。それにツヤ感だったり手触りは得意分野です!

要するに髪の密度が低下するとどうなるのか?
水分を抱え込めなくなりパサツキやごわつき、ツヤ感の低下になる。
あまりこのことだけ固執するつもりもないんだけど、他にもダメージ毛に対して処理だったり、毛髪に必要な脂質の補給だったり、トリートメント効果の持続性だったり、トータルで手当てするって事には変わりないから!

ただ、この髪密度って事は正直今まで考えてなかったから・・・・・・
この〇〇を毛髪に処理、その上でのカラー、パーマを施し髪の密度を計測してみる。結果として流失の抑制ができる。髪の強度を計測しも低下率は明らかに減少する。

どうしよう?
知らない振りして誰にも言うのやめようかな?(笑)
サロンさんにはいままで通りのやり方で使ってもらえばいいか?

いえいえ、そんなことできません^^
そんなことしたら、いままでの大手のメーカーさんと同じじゃありませんか^^

今まで前処理には使っていなかったものが不安定タンパクとして流出し、結果的には髪の密度を下げているって事が明白になったわけだから、当然新しい商品を出すしかないのだと思います。

って事で以前紹介したφ型ケラチン、天使の夢は追加でこの成分、高純度にて配合しよう。



「慌てる乞食はもらいが少ない」って。
昔から言うモンね。

良かった商品温めておいて。

文献作って特許申請のが先か^^




システアミンの自主規制が廃止になるらしい・・・・・
そんな噂がチラホラ。

実際にこの規制はなんなのか?
僕にはわかりません(笑)

何を基準にして規制を設けているのか、チオ換算だ、Mol計算だなどと言うけどはじめから無理があるのだと笑ってしまう。今度は配合量が5%とか7%などと言われるけど、あんまり関係ない^^
新規還元剤だから、アレルギーが起きやすいから?

もう何年も使ってるけど、そんなことが回りで起きたこと1度も聞いたことがない^^
極々まれにそういうことがあっても、それはあくまでも体質的なもので、カラー剤で荒れる人、チオやシスであれちゃう人、僕みたいにチオグリセリンだけ反応しちゃったり^^

他の還元剤にはまったく反応しないのに、どういうわけかチオグリセリンだけは合わなかったから、僕にはきっとチオグリセリンが劇薬なんだと思う(笑)

まあ、5%でも7%でもパティエンスにはあんまり関係のないことでした!


今週は日曜日から新潟へ講習で出張のため、今日しかブログの更新するときない^^
って事でPCに向かっています。一度ブログを書き始めると頭の中で次から次へと書きたいことが浮かんでくる。だから毎回記事の最後に「予告」なんて書いてるんだけど・・・・・

今日は【琥珀色の天使】について、特にコハクに添加しているハイブリットポリマーのことを書こうと思ってたの。手元にデータがあって、前回話したシリコーンを使い続けることによってビルドアップ(蓄積)してしまい、特にアミノ変性シリコーンは顕著であるってデータなのだけど。

実際にX線スペクトルEDXといってEnergy Dispersive X-rey Spectrometer(エネルギー分散型X線元素分析装置)により、毛髪表面の元素分析を機器メーカーさんに協力していただいて観察してみました。
やっぱり、琥珀色の天使は優れてた。市販のほかのシャンプートリートメントに比べ蓄積率は圧倒的に少ない。髪をツルツルさらさらさせたければより髪に残りやすいアミノ変性シリコーンを配合し処方するって言う行為は今や常識?
来年から毛髪診断やるって前回発表してしまったけど・・・・・・
このX線元素分析装置、電子顕微鏡、ウルトラミクロトームと一緒に本気で購入しようって画策でした^^
でも、見事に撃沈!

やっぱり今回は諦めようと思います。このEDX。
経済的な理由で!
SEM顕微鏡だけでも目ん玉飛び出そうなんだけど(笑)
その他にもミクロトームだって300万、そしてこのEDXも500万、道楽になりかねない(笑)

思えばパティエンス設立から今に至るまでに要した費用って美容室が何件オープンできるんだろうって考えるとちょっと怖くなります(笑)
2件、3件どころじゃないかな^^



今日はホンとに書きたいことがあってブログ書いたんだけどね^^
またまた、僕の発言で今までの修復理論ヒックリ返りそう(笑)

詳しくは次回書こうかな?やっぱブログではなくセミナー時に話そうか?^^/


さわりだけ話しちゃお^^


毛髪を修復させるって考えていくとアミノ酸の分析に行き着く。そう、そしてアミノ酸の集合体がたんぱく質。まあ誰でもわかってることか?

最近でも毛髪の構造やダメージのメカニズムなどまだまだ解明されていない部分が多い。
何を言ってるんだろう?

極々最近の毛髪理論。

毛髪内のたんぱく質には安定タンパクと、不安定タンパク(Labile Protein)に別けられ、ちなみにオルソ様でもパラ様ではないですよ!
毛髪が傷む原因として毛髪内の不安定タンパクが挙げられるってこと!
良く、たんぱく質が流出するって美容師さんなら1度は聞いたことがある言葉。

このたんぱく質の流出のメカニズムを語れるメーカーさんってどんだけいるんだろう?


例えば毛髪を修復させるたんぱく質として羊毛ケラチンはシステイン、小麦タンパクはグルタミン酸、シルクタンパクのフィブロインではグリシンが特異質に多く含まれるため処理剤としての修復と言う意味での使用は効果的?

悲しいかなこれらの処理剤を毛髪に付与しても毛髪内のこの不安定タンパク流失は防げない^^

俺たちいったい今まで何やってきたんだろう(泣)

これ憶測じゃないですよ!
列記とした評価方法により理論が確立しているの。

ケラチンや、他のPPTがいらないとか、効果がないって言ってるんじゃないの(笑)
ケラチンの処理剤がなければ僕らの仕事は成り立ちませんから。
ただ、パーマやカラーの前処理でケラチンをはじめ小麦タンパクや大豆タンパクなど前処理に使ってもこのLabile Protein(不安定タンパク)の流失は抑制できないってこと!


でもでも安心を!
パティエンスのマニュアルで使うPPTは、この理論にちゃんと当てはまってますのでご安心を!
抑制できます!
データも取れます!


続きは日曜に講習前に出張先のホテルから更新しよう!

時間あるかな??


お楽しみに!



この続きとソワキュートについて徹底的に記事を書きたいと思います^^
↑↑↑
ヒント!!!
ブログ上でなんどもこんな弁解みたいなこと書くのは本当に嫌なことだけど・・・・・・

8月26日の記事について、誤解があるようなので説明します。


「また親水性と疎水性という部分でも、僕ら美容師が髪を修復するために行うトリートメントしかり!
損傷して親水化した毛髪の構造を回復すべく、ミクロフィブリル間で水素結合を形成できるものとして
有機酸であったりポリフェノールを用いたり。

その行為はすべて覆されてしまうと思います。」


確かにこの部分だけ読むと勘違いされそうだけど^^

ただこの前後に文章があって、有機酸やポリフェノールを用いること事体を否定しているわけではありません。その前後の文章とは

「それに間違った情報など流すメーカーやディーラーなどにはウンザリすることも多く、何の根拠で言ってるのか不思議に思うことも多々あります。」

っていう言葉から始まり
「現にワケのわからない水もそうでしょ?」って締めたつもりだったんだけど(笑)

パティエンスの商品は現に有機酸だったりポリフェノールを用いた商品ラインナップです!

ジメチコンの弊害ということで話します。
「ダメージ要因」ということで記した記事の中でも紹介していますが、髪の手触り、ツヤなどが失われると人は「髪が傷んだ」と感じる。

ではなぜ、手触りが悪くなるかというとパーマ、カラーだけではない他の日常生活により物理的なダメージが加わり、とお話しました。

一般的に考えて、手触りの悪化という段階ではまだ重篤なダメージに至るケースは少ないのでは。
毛髪表面を観察してキューティクルがささくれ、めくれも生じる。この段階ならまだジメチコンを付与するだけでもキューティクルのはがれを保護という点からも有用ではないかと思います。

この状態の髪にカラーリング施術が加わると予想されるのは、18ーメチルエイコサン酸のチオエステル結合が加水分解され、毛髪表面が疎水性から親水性へと変化する。

ここまで来ると指先でパサツキ、ごわつき、きしみなどを感じる。
シリコーンが有効という理由は、毛髪表面はシリコーンにより疎水化する。毛髪の滑りやツヤ感なども向上しする。

しかしここでシリコーンを使い続けるとシリコーンが毛髪表面に蓄積する。これをビルドアップと呼ぶんだけど、逆にごわつきを感じたり。

また、この手の文献を調べてみるとパーマやカラーの効果を低減させてしまうと明記してあるものが多いが、大抵この手の対策は毛髪を中性〜アルカリでの処理により改善が見込めるって類のモノが多い。解りやすくいうとパーマやカラーはアルカリで施術する場合が多いのでこのビルドアップの状態でも施術する際にはある程度は剥離するというもの。

チオグリセリンと100万CSのジメチコンの併用によりビビリ毛(過膨潤)修復という手法もあるのだけど、これはもし毛束で施術するものならいいと思う。

チオグリセリンである程度還元しておいて高重合のジメチコンでチリチリしてる毛髪を伸ばすという理屈なのだけど、お客様の髪をもしこの手法で施術したとする。確かに施術後はチリチリも改善し手触り感も向上すると思う。
しかし、今度はデザインチェンジできなくなってしまうというデメリット。

昔、縮毛矯正が出始めの頃、矯正剤のほとんどは樹脂系の薬剤だった。1剤のオーバータイムや過度の熱処理を施してもなかなかビビリは出現しない(笑)
しかし毛髪内部においてはビビリの条件は整ってるでしょ。

当時はまだ弱アルカリのトリートメントも多く、このようなトリートメントをお家で使ったら毛先がチリチリになってしまったなんてこと聞いたことがあると思います。
未だに樹脂系の矯正剤も業界内には多く出回っていますが、とにかく縮毛矯正を連用するようなお客様には使い続けるしかない^^

しかし何度か施術していくと結果が出なくなる。1回、2回目は感動すら覚えど、段々と施術するたび手触りも悪くなり、ごわついてしまう。
また矯正を連用するお客様の髪はカラーの色が入らなくなり、パーマもかからなくなる。

美容師さんたちの言い訳としてタンパク変性が原因という。確かに否定はできない。でもたんぱく変性だけではないんだよね、実は。
シャンプー、トリートメントはノンシリコンにこだわってってサロンさん多いけど、使ってる薬剤気にしてないの(笑)

弊害はシャンプー、トリートメントだけじゃないでしょ^^
カラー剤しかり、ホームカラーもそう。施術後、妙にツルツルするような矯正剤やカラー剤は要注意と思います!

これがシリコーンによるビルドアップ。

話が大分それてしまいまた長文になってしまいました。
本当は今日、このシリコーンの弊害を話し、【琥珀色の天使】のこと話そうと思ったのに^^

次回は琥珀色の天使の開発時のコンセプトから話そう。
今日お話したシリコーンによるビルドアップをさせないトリートメント。手触りだけ向上しても思わぬ弊害が影を潜めてるってなると、お客様に毎日使っていただくにも気が引けるから・・・・・・


明日は午後から幕張メッセに行ってきます。展示会です。
化粧品関係ではなく、分析機器の!

本気で研究所作っちゃいます。
そのために今、電子顕微鏡(SEM、TEM)や分析器具を物色してるの^^
大体、どんな分析をしたいって頭の中には絵図が書けていて、毛髪の表面観察はもちろんライカ(カメラで有名な)のミクロトーム、それと元素分析器で毛髪内のシスチン量の測定などもできるように!

明日は新型の蛍光塗料のセミナーも受けるつもりで、これにより毛髪分析においてオルソ、パラコルテックスの観察や髪の疎水部分、親水部分などミクロの世界で観察できるようになるとの事。

これで推測や諸説に惑わされることなく自分の目で確認していけるのだと、本当に楽しみ^^
今は色々なサロンさんに伺うのが楽しみだけど、研究のほうが楽しくなり商売そっちのけになる気がして少し怖い^^

毛髪にかかわる文献などパティエンスとして徐々にだけど発表していこうと、これは来年以降の目標。


最後に2つだけコマーシャル。
日本毛髪科学〇会で毛髪診断が受けられるらしいけど。電顕の写真添付で¥13,000だそうです。以前ブログでご紹介しましたが、パティエンスでも来年からこの毛髪診断を始めようと思っています。

実際¥13,000だしてどんな報告書が届くのか知らないけど、毛髪診断のみは¥4,200、これに電顕の写真添付で¥13,000だって(笑)

¥4,000くらいでできたらいいなと思っています。
もちろん表面の電顕写真、断面写真によるCMC、メラニンなどの構造変化の所見。蛍光塗料を使った疎水、親水の所見、それに各種元素分析。目玉はカルシウム量とシスチン量かな?

もうひとつは、セミナーの問い合わせの中で取引先限定ということでケミカリストセミナーに参加できない?
少人数でやっているから一気に導入できない、在庫を抱えてて導入は来年になってしまうなどの問い合わせも多く、ちょっと考えてみました。
以前還元剤お試しセットと称して期間限定で販売させていただいて、その時に購入してくださったサロンさんが今も取引していただいてるサロン様も多く、再度9月いっぱい販売しようと思います。



還元剤お試しセット

全部で18品、¥41,055(税込)送料、代引き手数料別途です。お試しセットにしては少々値は張りますが処理剤8種類分は無償サンプルですので、内容的にはかなりお得なセットです。

内容は

○縮毛矯正剤ハード【一撃】   1剤、2剤        各1個
○パミーラ、デジ用 過水(液体)  2剤           1個
○CMCエマルジョン【ペリセアーゼ】  1000g        1個
○パミーラ【システアミン】        1000ml       1個
○パティエンスバッファ酸リンス     1000ml       1個
○オードパティエンス(希釈用)     500ml        1本
○七人の天使たち(シャンプー)     300ml        1本
○琥珀色の天使(トリートメント)     280g         1本 

PPT処理剤サンプル各50cc(原液)
○天使の涙(トリートメントオイル)
○アクアヴィータ
○ソワキュート
○モイストパティエンス
○ガンマルファ35000
○アルファソリューション40000
○キトグラス
○ヘモグロス 
〇レストアーゼγ
 

それとトリートメント、パーマ、カラーリング、縮毛矯正の施術マニュアルもお付けいたします!
ほとんどの施術をお試しいただけます。
PPTはおそらく70、80人分くらい使用できます。

サンプル用の容器の数量に限りがあるので容器が終了し次第打ち切りになってしまいますのでお早めに申し込んでくださいね^^ 

パティエンスホームページより遠慮なくお問い合わせ下さい。
今、9月2日の午前4時12分。
さっきまでセミナーの資料作ってて、ベッドに一度入ったけど頭が覚醒して眠れない^^

明日朝一でブログを更新しようと思ってたけど、眠れないなら書いちゃおっ


毎日の仕事の中で、ふと疑問に思うこと、たくさんある。
どんなに優れた処理剤、PPT類を使っても完璧な施術ってありえない。

お店で傷んでる髪のお客様の施術させてもらって、キレイになられてお帰りになる。
これで満足なんだけどね、ホントは!
でも、再来店の際髪見ると愕然として・・・・・・

ある程度の施術していればサロンで施術してる間はほとんどダメージは出てこない^^
でもね、完璧に施術してお帰りになったはずなのに、次にご来店したときの髪の状態を見て

「えっ」って

これは落ち込む^^
ショックというか、意外というかね^^

立場上、言ってはいけない言葉かもしれないけど・・・・・・
でもこれ現実、商品をラインナップしていく上で一番悩んだことでもあり、それをどう克服していくのか?
使う原料は限られているわけだし、新しい原料採用して商品にしても、今はパティエンスでしか使ってなくても、優れた原料であればすぐに同じ原料を配合した商品出るだろうし^^

であれば施術の仕方の工夫?
でも美容師がやる作業はほぼ同じ。若干の違いがでてもさほどの差にはならない。

それとも胡散臭い会社同様、自信満々に
「当社の商品を使いながらパーマ、カラーすると髪はまったく傷みません」
なんて言い切れれば気持ちは楽なんだけど・・・・・・・

まず商品を発売するに当たって一番に考えたこと、それは採用している原料の公開。
今までどちらかというとメーカーさんは使ってる原料なんかは一切公表してなかったから!

だから僕は美容師さんに包み隠さず公表したかったの。
なぜ、効果が出るのか?
それもあるけど、原料の特性をある程度でかまわない。基礎から理解してもらえば苦労して創った商品が一番生きてくるのではないだろうか?

それとホームケアの重要性。感触や手触りを向上させるシャンプー、トリートメントが主流のなか、もちろんこれは重要なんだけど、施術後のダメージの原因を取り除けないかってまず考えた。
そして最終的にはお客様にもお家で一生懸命髪をいたわってもらおうってね^^

比較的楽だった。気に入ってくださってご来店してくださるお客様だから!
当時はお店のコンセプトって特に打ち出していなかったんだけど、必然的にお客様に伝わってたから(笑)

施術中、世間話は1割、あとの9割は髪の話してた^^
だからダメージに興味ないお客様は苦痛だったろうなって(笑)

でも、キレイになりたいってお客様は興味深々でしょ。だからお客様から出る言葉は
「こんなに髪の事思ってくれる美容室は初めて」ってね!



先月は10回ブログ更新ってがんばってみたけど、1回足らなかった^^
9月は比較的スケジュールが詰まっているし、まだ講習の資料だって1割くらいしかできてないからあまりブログも書けないかなぁって思ってます。

最近の検索キーワードで”ジメチコン”本当に多い^^
僕がジメチコンの記事書くといろんなところで議論になっちゃうんだけど、決してジメチコン推進派ではないから(笑)
適材適所、使い方にもよるって言いたいだけで。

良いものになれば、悪いものにもなる。ただいただけないのは何が悪いかも解らず語られ悪者にされたくないだけ。

9月は何回更新できるかわからないけど、ジメチコンの弊害について書いていこうかなと思っています。
18MEAなんて謳ってて実はほぼジメチコンなんて商品いっぱいあるでしょ。
美容師である以上、解らず使うほど悲しいモノはないし、使うならどんな弊害があるのか、またどんな利点があるのか、その上で使って欲しい、というのが本音です。

また琥珀色の天使について、原料の公開ももちろんなんだけど、どんな思いがあって、どんな目的で、開発者である僕の考えなんかを公表していきたいと思います。

それと、講習までにキトサンについてもさらに詳しくご紹介します^^


そんなこととは知らず昨日からコメントたくさんいただいたり、メールいただいたり、心配おかけしてしまったようで。

ただ、僕もブログを公開している以上、根も葉もないデマは書きませんのであしからず(笑)

昨日からのアクセス見てもパンク状態であり、普段の4,5倍数、自分ではそんな騒ぎを起すような記事を書いたつもりもなかったのだけれど・・・・・・・
逆に混乱を招いてしまったのならこの場をお借りしてお詫びいたします。


ただ今後もこのブログは今までどおり続けていこうと思っているので少しだけ弁解させてくださいね。

正直言って僕は科学者でもないし、博士でもありません^^
研究と言ったって専門家からみればお遊び程度だと思います。

今回の記事にしても自分自身で測定や見解を出したのではなくある研究報告という資料を入手して、そこから自分なりの見解をもとに書いた記事。これは誰でもが知っている大手化粧品メーカーの研究チームが発表している文献でもあるわけです。

どこの方からのコメントかわかりませんが、話題作りのために今まで言われていたような定説と逆のことをいってサプライズしてるのではないか?

そんなことはなくて、僕自身も何年も前からこう思っていたし、今回のブログで結論めいたことをあえて濁して表現しています。
なぜかと言うと、やはりセミナーを楽しみにしてくださるサロンさん、美容師さんがここ最近、非常に増えてくださっていると言うこともあり、最後の結論めいたことに関してはお金を払ってくださって忙しい中時間を作ってくださって参加してくださる方の権利ではないかと思っているからです。

言い方悪いかもしれませんが、セミナーまでの1ヶ月の間にこのブログで課題のようなものを種まきしておき、セミナー時にお話しするのが一番効率が良いのではないかと考えたから!

このブログの存在価値についても考えがあって、別に販促のツールとして利用しているわけではありません。初めはお客様向けに新商品の発売に向けての原料の説明、と言うところからのスタートだったのですが、いつの間にか美容師さん向けになったのですが、今も考えは変っているわけではなくて、何度もいっていますが、パティエンスの商品を担当する僕自身がまだ、お会いしたこともない美容師さんたちがたくさん使ってくださっていることに対して心からの感謝の気持ちを込め、同じ商品を使うものとして最大限情報伝達ツールとして活用させていただこうという意向は今も変りません。

決して万人向けに、毛髪修復に興味をお持ちの美容師さん向けに情報を発しているわけではありません。
これには外部の関係者からも今までたくさん意見も頂戴していますし、ブログを2種類作ってパスワード制にしてお取引サロン様だけの特権としていたこともあるのですが、自分としては別に疾しい事を書いているわけでもなく秘密めいたものにする必要もないという気持ちからほとんどパスワード制のブログは更新していないのが現状です。

今年においては劇的に環境を変えようということでやってきたわけですが、来年に向けてもSEM,TEMなどの電顕をはじめ、ウルトラマイクロトームやタンパク分析、滴定装置などの発注を済ませ、他社の文献や研究リポートなどの発表ではなくちゃんとした根拠のある独自のデータなど、ブログで発信したいという強い気持ちも持っています。

また器具が揃っても測定や観察の仕方ひとつとってもまったくのド素人。データ取りの難しさは自分でも良くわかっており、試料の量や方法などちょっとした事でまったく違うデータを取っていたのではそれこそ皆さんの信用を失ってしまうと思っていますので^^

この夏もお世話になっている大学にて、最先端機器室の使用も許可いただき自社に器具類が揃った時点で違和感なく使用できるようにと準備もし、これに纏わる専門書を国立国会図書館などにも足を運んで準備しています^^



まだ少し時間があるので前回の記事の補足しようかな。
確かに言葉の表現は難しく、特に毛髪理論の文献に関しては英文のものも多い。翻訳者の違いによっても意味がガラッと変ってくるって事も多いです。

逆にフィブリルは親水性ですか?
と質問されればまた違った答えをしたと思います。
また新しい理論に関しては僕ら美容師と言うよりも研究員たちの言葉で表現される場合が多いため余計に混同されるのではないかと少し反省しております。

例えば疎水基というのと疎水性、疎水的などの表現は非常に紛らわしいものがあり、また何を差しているのかで疎水であったりまたは親油などの表現も使われてきたりする。


また、フィブリルという言葉においても紙、パルプの繊維を指したり天然セルロースの繊維や竹細胞壁の構造を説明するときなどに用いられる言葉。ミクロフィブリル、マクロフィブリルなどはまさしくここから来たといってもいいのではないだろうか。

元々毛髪ではなく他業種からの引用は他にもたくさんあり、オルト(オルソ様)コルテックス、パラ(パラ様)コルテックスなども羊毛メリウールから取ってつけたのは容易に伺える。


最後にオルト’(オルソ様)コルテックスとパラ(パラ様)コルテックスについて。
なんども申してる様に今までははっきり解明されなかった。研究の技術が進むにつれ試料の技術の進歩などにより解明しつつあるのが現在。

オルト、パラのコルテックスは今までクロマトグラフィーなどを用い、TEM観察などにより「そうではないか?」的な感が強かったが新しく蛍光塗料を用いるとよりはっきりと観察できるようになりました。

この観察手法によりパーマやカラーリング薬剤の髪への浸透経路、拡散様式など新たに解明されているので少し紹介します。
まずこのオルト、パラのダメージの指標として上げられるのが弾性率の低下。

ここでパラ様コルテックスはどちらかと言うと疎水性、オルソ様コルテックスは親水性だといわれる所以ははっきりしてくると思うが、まず健康毛のオルト、パラ、2つのマクロフィブリルの弾性率を見てみるとほとんど差は見られない。次にブリーチ毛を見るとパラ様よりもオルソ様のコルテックスのほうが弾性率に差が生じる。

どういうことかというと、2つのコルテックスの浸透性の違いが解ります。そう薬剤浸透経路、拡散の解明がわかるわけです。
一般的に薬剤の浸透経路はキューティクル、CuCMC、CoCMCと浸透していくっていうのが定番になる。しかしその後の経路、拡散はあまり言われることはなかった。

第2ステップとしてコルテックスの内部に拡散、浸透する経緯がはっきりわかる。

この第2ステップにおいてオルソ様コルテックス内に網目状にマクロフィブリル間充物質(MFC)が浸透経路となる。浸透経路が正式に解明されると何がわかるのか?

薬剤によるダメージがわかり、ダメージ予防や修復方法なども確立してくる。
次にパーマはどうか?

パーマの場合、ブリーチ処理の時よりも全体の弾性率の低下が見られる。しかしブリーチ処理時よりも不均一性はほとんど見られず、これはパーマの還元剤がマクロフィブリルへの影響を強く受けている事もわかっている。

まとめると、ブリーチ処理の場合のパラ、オルトの損傷の度合いは偏る。しかしパーマの還元剤の場合はオルソ、パラ同様に素早く浸透、拡散すると言うのがわかります。
またブリーチ処理1回に付、メラニンの弾性率は著しく健常毛の1/10まで低下すると言うデータ。

このことを考えていくと、毛髪内のメラニンは多くの金属イオンを含有していると言うことからカラー2剤である過酸化水素の分解がメラニンの傍らで選択的に起きるためと考えるのが妥当であり、これらのダメージを予防するための前処理剤の重要性、何が一番効果的か資料も僕の手元にありますので、これもセミナー時に!


パーマ時のダメージについてはシスチンを多く持っている部位に特に低下が見られる。
浸透経路のほか、シスチンの架橋密度が高いA層、エキゾCu、マクロフィブリルに特に見られるとの事。たまたま使っていた処理剤で効果がたまたま出ていた、と言うよりもピンポイントで保護、修復できたほうが結果はどう見ても明らかなのではないだろうか?

このあたりの観察はパティエンス独自で今後できること。早くできるようになるのが待ち遠しい^^
新商品としてすぐにでも発売できる商品が2,3あるけど、これらの基材が使えるようになり、臨床のデータなどで根拠付けてからの発売ということで待機しています。発売は来年早々かな?

浸透経路であるCMCの脂の道はカラー剤、水の道はパーマ剤という認識では的が外れてしまうのではないだろうか?

そんな心配するのは余計なお世話か(笑)

この何年間かは、ただ『傷んだ髪をキレイにしたい』、この一言に尽きる。
そして美容師がその素材美を生かしデザインしていく・・・・・

『傷んだ髪をキレイ』にってこの一言、本当に短い言葉だけどとてつもなく大きな意味を持ち、難しくもあり、一生かかっても課題は尽きないのかな?

昨日の記事の続きもかねF−Layer(18MEA)の修復について^^

傷んだ髪は親水化するというが、これはパーマ・カラー特にカラーリングによりキューティクル最表層の脂肪酸層であるF−layerは簡単に消失してしまう。それによりシステイン酸、すなわちアニオン部が生成、さらにA−layer(A層)が露出することによって今度はノニオン部が生成する。

ここでもうひとつ重要なこととして毎日の洗髪で使う水道の水。
この件は以前に「毛髪とカルシウムということで記事にしてますので参照下さい。

毛髪とカルシウム

このような理由があり、ダメージ毛は親水化するなどといわれる。修復方法としていくつか上げられるので紹介します。

まずは、シリコーンやポリマー系の原料から。特にポリマー。
なぜかというと、このアニオン部の補修にはカチオン性成分が有効。シリコーン付与だけよりもこのF−Layerの剥離によりカチオン性を持った原料は吸着性が高いから。プラスとマイナス。
強度保持のために付与するケラチンにおいても表面という意味ではアルキル化のものよりもカチオン化がいい。リピジュアも番手によってカチオンはヘアケアと明記してるし、ポリクオタニウムー33のHCポリマーしかり、髪を疎水化する目的であえてカチオンにしてるのだと思う。

そのほか最近では没食子酸。ただの没食子酸ではなく分子構造内にグルコース水酸基を持つもの。分子内にフェノール性水酸基、カルボン酸基、グルコース(ブドウ糖)や他の複数の水酸基を要していることが条件で、メカニズム的には分子内のカルボン酸基を持っているという事が重要でカチオン界面活性剤と複合体を形成する。

カチオン界面活性剤と併用するとアルキル鎖を外側に配向するという特徴を利用し擬似キューティクルを形成させることで疎水性を回復させる手法。
大手のメーカーではもうこの没食子酸は研究などもされていて、その構造から毛髪の親水部に多重的に水素結合を形成することも解っていて、付与後の洗髪耐性やきしみ抑制効果は洗髪7回まで維持などというリリースも出ています。

毛髪修復という意味ではケラチンなどのたんぱく質だけ付与すればいいといえないと言ったのは、毛髪断面積の85%はコルテックスで15%がキューティクルなわけだけど、このわずか15%のキューティクルの役割は非常におおきい。最近特にSOX21での抜け毛のメカニズムでも解明されたようにダメージ修復の指標にもなる毛髪強度にも影響してくるのがキューティクル。年齢とともに髪が細くなるのもまたしかり。

こういった髪への対処方法としてキューティクルがハリ・コシ感に重要な役割を示すということ。
また市販のシャンプーやトリートメントで、シリコーンによる感触向上の目的でシリコーンやアミノ変性されたシリコンの付与はまた別の弊害が出てきます。

この弊害、次回話しましょう!
七人の天使たち(シャンプ−)は何度かブログでご紹介していますが、琥珀色の天使は一度も紹介してないから^^

毛髪のダメージからはじまって髪の構造も修復においても考えて組んだ処方、髪の感触も上げ、そしてお客様がサロンにいらして施術する際にも邪魔をしないよう考えて考えてやっと出来上がった商品です。

18MEAなど目新しい名前に惑わされ、実はジメチコン、みたいな商品を使うより、どうせジメチコン使うのなら髪の構造や修復メカニズムなど真剣に考えてみると普段のサロンワークもとても楽しいですよ。


最後に髪を疎水化するってことで渋めのお茶や紅茶を煮出して処理するのは効果的かって事だけど確かに紅茶やお茶はポリフェノール、タンニンだから原理はわかるけど。


僕にはブログでその記事書けないかなぁ、申し訳ない(笑)
詳しくはケミカリストのセミナーで話しますね^^

質問の答えです!

「失礼します。 球場たんぱくは親水、
フィブリルは疎水と解釈していましたが、逆ですか?」



逆ですよ!
製造メーカーによってケラチンをガンマとかアルファなどと別けられていますが、良くいわれるのはガンマはマトリックスケラチンで比較的疎水的でありアルファ型は比較的親水的である。

またキューティクルも比較的親水的であるってこと最近わかってきてる。
勘違いしやすいかもしれないけど、F−layer(18MEA)やA−layer(A層)は表面的には水と馴染まないため疎水性?などと思われがちですが、実は親水的なのです。

その証拠として普段私たちがサロンワークしていく中でこのようなヒントというか裏付けるものはたくさんあると思いませんか?
次回はこの辺詳しくお話します。

それに間違った情報など流すメーカーやディーラーなどにはウンザリすることも多く、何の根拠で言ってるのか不思議に思うことも多々あります。

また親水性と疎水性という部分でも、僕ら美容師が髪を修復するために行うトリートメントしかり!
損傷して親水化した毛髪の構造を回復すべく、ミクロフィブリル間で水素結合を形成できるものとして
有機酸であったりポリフェノールを用いたり。

その行為はすべて覆されてしまうと思います。


ですから今回のケミカリストのセミナーの目的というのはこれらの何の根拠もない情報に流されないよう、施術する美容師もなんの迷いもなく施術ができ、自信をもって薬剤の調整をしたり、お客様に説明もできるようにというのが僕の願いでもあるのです!

何を信用してよいやら、またはあちこちでそれぞれ違う理論が言われていたら、本当に美容師は何を信じていいのかわからなくなってしまうと思います。

本当にこれは悲しいこと・・・・

現にワケのわからない水もそうでしょ?


今月中にあと3回、更新します・・・・・・・・
ケミカリストセミナーの申し込みもボチボチ来ていますが、どんな内容にしようか考えていたらすっかり目も覚めてしまって^^

2年ぶりの開催なので、前回とまったく同じにするつもりもなくより進化してきた毛髪修復方法なども満載させた資料をと考えています。資料作りも今回は結構大変かな?
残り1ヶ月で作成できるのかな?

それに合わせて問題も作成しなければならず、本当に勉強されている方だけに認定証も与えたいという意向は変らない。

今回は2年ぶりということもあって、もうすでに以前のセミナーでケミカリスト試験に合格された方たちの参加も多く「単純に試験に受かればいい」的なものではなくて、本当に毛髪理論、薬剤知識を身に付けたいっていう姿勢がヒシヒシと伝わってきます。

自分であればもうケミカリストの試験に受かったのだからこれ以上は勉強しなくてもって踏ん反り返ってしまいそうなんだけど(笑う)
でももっと髪をキレイにしたい、お客様に喜んでもらいたいって言う気持ちは「これでもういいだろう」ってものはないんだろうね?
もっと上を、さらに上をって常に考えていらっしゃる。すごい集団だと思いました^^

今日は前回の続きで各部位ごとに修復を考えるというテーマ。
前回はCMCについて記事にしましたが今日はコルテックスの修復について。
まあこの辺のことについて語り始めてしまうと延々と続いてしまいそう^^

なので今日は主要構成成分であるミクロフィブリルとマトリックスについて記事にしたいと思います。
まずミクロフィブリルは繊維状たんぱくと言われていて比較的親水的な要素を持っています。このミクロフィブリルの束を囲むように存在するのがマトリックスは疎水的な球状タンパクと言われています。

ミクロフィブリルをさらに分類していくと、親水的なオルトコルテックス、疎水的なパラコルテックスなどと別けられ、でも実際には詳細は明らかになっていないっていうのが現状。

一般にはタンパク加水分解物やアミノ酸、ダメージによ親水化した毛髪(疎水的な部位)にはミクロフィブリル間で水素結合を形成できる成分であるポリフェノールや有機酸を用いることが有用とされてきた。
少し前まではケラチンは大きく別けると2種類あって、ひとつはミクロフィブリル、マクロフィブリルは結晶性のαケラチン、マトリックスにはより疎水的な非結晶ケラチン(γ)ってどこかのメーカーさんが盛んに言ってたこと思い出す。
確かにケラチンを髪に付与すると低下した保湿性は向上できると思う。
しかし色々な原料メーカーからそれぞれケラチンは製造されていて特性も違えば修復箇所も違ってくる。一概に毛髪修復にはケラチンって考えは安易過ぎないだろうか?

ケラチンに関してはパティエンスの処理剤で(αソリューション、モイストパティエンス、ガンマルファ、レストアーゼγ)4種類あって、それぞれ製造メーカーも違えば特性も違う。この4種類の中で特性の違うケラチンを全部で6種類使っているんだけど、これはやっぱりブログではなくセミナーで話をさせていただこうと思います。

良くこのブログ内でもケラチンだけが修復剤ではないよ。的なことを申し上げているんだけど、確かにダメージを修復する上で非常に重要な位置を占めるのがケラチン。

でも今日は本音をぶっちゃけちゃう^^
ごめんなさい。「言わないで」って言われてないから言っちゃう。

製造メーカーの研究員たちは髪に付与したこのケラチンが日常生活の中でどれくらいの間髪に残るのかって独自に研究や検査をちゃんとしてるでしょ。
一般には公開してないだけで!

やばいかな、言っちゃったら。
今後取引停止になっちゃう(笑)

まあいっか^^

タンパク分析していくとわずかに10回洗浄するとほとんどケラチンは見当たらなくなる。
それも最新の高分子ケラチンと謳ってたとしても・・・・・・・・・
低分子になればもっと短いと言うこと。

初めて聞かされたとき本当にショックを受けてしまったの。

でもね、考え方として確かにケラチンだけに頼ればわずか10日間の効き目しかない。でもぼくら技術者はケラチン単体で施術することはほとんど無いでしょ?

他にもグロスフィリンを絡めたり、キトサンやセルロースだったり使う原料の把握をしていて、場合によってはシリコーンやポリマー系の原料を持ってきたり、その他にもpHコントロールや熱による処理なども加えていくとこれが3週間にも4週間にもなるからおもしろいの^^

さらに1ヶ月、2ヶ月効果を感じられないか?

またビビリ毛や酷くダメージを受けた髪の構造をひとずつ紐解いていくとここにカールをつける目的ではなく、トリートメント(修復目的)として還元剤を利用したり・・・・・・

本当にケミカルなんだよね、考えていくと。
健常毛には13%〜14%のシスチンが存在すると言われている。
不適切なパーマ施術の処理、またはハイトーンのカラーを施すと髪の構造自体が変化するって言うのは周知のとおり。
S−S開裂機構で酸化が進行するとほぼ2倍量のシステイン酸を生成するデータも出ているけど、こういった毛髪に対してただケラチンだけでいいの?

何の目的で、どのように作用して修復していくって言うことがわかれば普段のサロンワークが一層楽しくなるのではないかと思うんだけど。

他のたんぱく質にはないシステインを持ってるって言うのがよく言われるけど、高分子ケラチンでだいたい全体のMol%で4〜5%、毛髪修復って言われるのはケラチンは反応性化学といっても良いと思うけどブンテ塩(Bunte Salt)、いわゆるS−Sulpho(Sスルホ)としての存在が大きい。
特に「化学的還元状態」においてS−sulphoは毛髪など他のケラチン基質と架橋し分子としてシスチンに変換されるなどと言われてるけど、こういったことを頭に入れて施術されている方はそうは多くないのではないか、またグロスフィリンを絡めることで今度は毛髪内の他のアミノ酸であるヒスチジン残基と架橋しシスチンに変換、ダメージした毛髪の構造自体を整えてあげることは充分可能と思っています。



ケラチンについてはケミカリストのセミナーで徹底的にお話させていただきます。

今月は10件の更新をと目標まであと4件、頑張るぞ!


登録してないけどブログランキングなるものを見てみる^^
ベスト10に入ってるブログ・・・・・・・・・

な〜んだ、自分のブログより拍手少ないじゃん^^


「社長のひとり言」の人気度というか、知名度というか、認識できました。
グーグルで「社長のひとり言」って検索すると1,450,000件の中の2番目に出てくるくらいだから・・・・・・・

きっとそれだけ皆さんにみていただいてるんでしょう(笑)
ってことで拍手はずしてしまいました!

今まで拍手くださった方、ありがとうございました!


夏季休業も終わり、またいつものように慌しい毎日が始まりました^^
お盆休みに入る前のブログに今後のセミナーについて告知させていただいたのですが、あまりの反響に自分でも少し驚いています!
遠くは秋田、福岡、四国高知から参加依頼のメールをいただいたり^^
夏休みも重なってメールいただいたにもかかわらず、返事が遅い^^
などと、大変無礼をしてしまいこの場をお借りしてお詫び申し上げます。


関西以西の方にお知らせですが、11月中には大阪にてディーラー様の主催ではなくエクセルパティエンス主催で「ヘアケミカリストセミナー」を開催する予定です。

なぜって、今回本当に遠方からのエントリーがあり、自分としては高い旅費をかけてわざわざ東京まで来ていただくのが本当に申しわけない気持ちでいっぱいになってしまって^^

関西でもパティエンスの商品を使ってくださるサロンさんが増えてきたって事でやっちゃいます、大阪で!
で、申し訳ないのですがケミカリスト講習、3時間、4時間では終わりません。東京では2日間なのですが、朝9時からお昼をはさんで夕方20時、21時まで1日開催にするか、月曜、火曜と二日間開催するかも検討中です。どちらがいいですかね?


東京でも2年ぶりのヘアケミカリスト講習と初級編の講習、たくさんの方からお問い合わせいただいていて、この何日か早くブログを更新しなきぁって焦ってしまいました。
今日、やっと案内書、申込書を作成できました^^

最新の毛髪理論とケミカル

 

第5回ヘアケミカリストセミナー


お申し込みはFAXにて048−764-4193まで送信下さい。またエクセルパティエンスのHPの「ケミカリスト制度」のページからも申し込み(PDF)で取り出せます!


今まで記述してきたとおり髪のダメージはいろいろな要因で複合的に損傷する。
パーマやカラーの施術でダメージするという考えではなく。それに伴って日常的な要因も考えなくてはいけないのだと思う^^

カラーやパーマを施した髪のいろいろな部分に構造変化が起き本来の機能が失われるが、一般にはシリコーンや油分の補給だけで修復されてしまっているというのが現状だと思う。
もう少し進んだ考え方としては、損傷を受けた各部位ごとの施術、補修を施しより健康毛に近づけるという考え。

だからまず、パティエンスの商品を使ってくださるという前提のもとでセミナーや臨店の講習などで最低限の説明をさせていただいてから導入していただくという方針にしています。
闇雲にケラチンなどの処理剤を使うのではなく、施術する側がもう少し髪の構造について、使う補修剤の特性をもう少し理解した上で使用する事が一番なのではないか?
そういったことの重要性というか、せっかく高いお金を出して処理剤を揃えてもらっても力を発揮しきれないというか・・・・・・・・

今日は簡単にではありますが損傷部の各部位ごとの修復処理の仕方ということで話していきます。


まず、カラーやパーマ施術などでもっともダメージしやすいといわれているCMC。
二層の脂質二重膜の間に水溶性の球状非ケラチンタンパク、糖タンパクが存在するサンドイッチ構造。これは薬剤などの毛髪内部への侵入経路、拡散に寄与していてる。ラメラ液晶などといわれている所以。

カラーやパーマ、特にはカラーリングなどでCMCを損傷した髪は水分の影響を受けるようになる。低湿化(乾燥)や高湿化で髪が広がりまとまりがなくなる。
一般的な考えとしてはCMCの多重膜を形成できるような類似体、各種脂肪酸、セラミド、コレステロール、リン脂質など。
ペリセアーゼも例外ではなく脂肪酸の誘導体を数種類、セラミド、リン脂質、ステロール類を高配合し、さらに処方しているときにペリセアの発売も重なったので、ちょうど良いタイミングで商品化したのですが、紛れもなくペリセアを世界で一番に商品化したのもまたパティエンスなのです。

まあ、そんなことはどうでもいいことですが・・・・

一般的にCMC〇〇と謳われるトリートメントのほとんどはこの中の1種類か2種類、例えばセラミドと脂肪酸、もしくはコレステロール類と脂肪酸などの組み合わせ。

要するに配合されても極わずかであるということ。
しかしこれらの原料自体はほぼろう状の固形物。髪に効果が出るくらいの濃度で配合すれば形状はかなり硬くなる。ペリセアーゼも例外ではなく、だから掃除用のスチーマーでも効果ありますなんて記事にしています。資質の特性については過去記事参照してください。

 

スチーマーの役割

両親媒性脂質の定義



例外的にナノ〇ペア(セラミド・脂肪酸・コレステロール)とリピジュア(リン脂質)。
どちらも元々固形物であったものを分散液にし髪に浸透しやすくしラメラ層を形成させる。
いわゆるナノ粒子の分散液。

ただここで誤解のないように補足すると多重膜であるCMC、実際には詳細構造は明らかになってない^^
脂質の部分は確かに脂肪酸、セラミド・コレステロール。もう一方のたんぱく質(δーLayer)などは未だにどんなたんぱく質なのかわかっていない^^
非結晶の水溶性のタンパクとしか。

カラーリングをする際の前処理の重要性としてこのラメラ層の修復が上げられます。色の入り(濃染)や退色についてはかなりの施術データを自分なりに集めてみて、パティエンスのペリセアーゼとレストアーゼγの組み合わせ、この2つを併用することによりラメラ層の構築には優れている。その証拠に未処理毛にカラーを塗布しても色味がボケてしまう。
前処理をレストアーゼγとペリセアーゼの併用、もしくはカラー剤自体にペリセアーゼを10%ほど添加するとビックリするくらいの染まり方をみせてくれます。

CMCの修復方法として大手の研究などでは、水分の影響を受けやすいダメージ毛において高湿化での過剰な吸湿を抑制、、また低湿化での水分保持力向上させるにはノニオン界面活性剤を用いた例が報告されているが、例えばテトラオレイン酸ポリオキシレン、ソルビット、フィト(植物性)ステロール複合体など。実際試した経験あるのですが効果がわからない。
前述したようにカラーの濃染だったり、退色防止など他の効果は望めないということから採用していません。


やっぱり書き始めると長くなってしまう^^
本当は今日、完結編ということで締めようって思ってたのに。

このほかにも毛髪表面のF−Layerの修復、コルテックス自体の修復については次回で!

F−layerが親水化するメカニズムは以前の記事【毛髪とカルシウム】を再度読んでいただければお解かりになると思います。

毛髪とカルシウム(3)

毛髪とカルシウム(2) 

毛髪とカルシウム 


最後につい最近決まったこと。そう、お待ちかねの【ヘアケミカリスト】講習、久々に開催することになりました。それとまだパティエンスの商品を使ったことがないが興味を持たれている方のため、
「最新の毛髪修復理論とケミカル 初級編」と題してのセミナーも開催します。各参加条件は次のとおりです。またお取引先のサロン様には別途ヘアケミカリストセミナー案内を送らせていただきます。

【ヘアケミカリストセミナー】
全2回 料金詳細は別途お問い合わせ下さい。(サロン様ごと参加人数により変動します)

平成21年9月29日(火)午後1:00〜午後5:00 (1回目)
平成21年10月20日(火)午後1:00〜午後5:00(2回目)

定員は15名くらいを予定しています。
場所はサロンドケーダッシュ 石神井公園店
アクセスは下記HPに掲載しています。

サロンドケーダシュ 石神井公園店



【参加条件】 
現在お取引サロン様限定
スタイリストのみ(アシスタント不可)



【最新の毛髪理論とケミカル初級編】 参加費用¥4,000

平成21年10月6日(火)午後1:00〜午後5:00
参加条件は毛髪修復に興味のある方であればどなたでも
アシスタント可。

場所は同じくサロンドケーダシュ石神井公園店にて

当日の内容は
・毛髪構造変化とダメージ

・薬剤理論
(本当に髪を傷めずパーマをかけていますか?)

・処理剤の使い方、本当に効果的なのだろうか?

・ビビリ毛の修復方法について


などを予定しています。またご参加の方の中から希望者の方に特別企画としてパティエンスの処理剤、商品など1週間無料にて貸し出しいたします。トリートメント、カラー、パーマ、縮毛矯正など体験いただき、各施術マニュアルもお付けいたしますので面白い企画だと思います!


詳しくはエクセルパティエンスHPトップページにあるお問い合わせフォームの中から【ヘアケミカリスト】を選び、遠慮なくお問い合わせ下さい。



最近、子育ても一段落し余裕のできた主婦の間で一流ホテルの格安レディースプランなるものがヒットしてるらしい^^

おいしい食事して、エステをしホテルでゆっくりくつろげるのがいいらしいけど。
世間の不景気とは関係ない。
リラックスでき、気分転換にもなり・・・・・・

早く自分もそんな身分になりたい^^
いつもいつもバタバタ忙しく走り回ってるコマネズミ。

先日、そんな話をお客様としていたら

「社長、そんなことないよ。努力している人のところには必ず幸福がくるんだから!途中で諦めたり挫折した人のところには絶対に幸せは来てくれないよ」

妙に納得してしまいました^^



今日は前回の続きでダメージを考えてみる。
日常生活でのダメージ。

まず、毎日のブラッシング。ブラシと毛髪表面との接触により摩擦が発生しキューティクルがリフトアップすることが知られている。ブラッシングの回数を増やすと枝毛の発生率も増え、特にパーマをかけた毛髪はブラッシングによる枝毛発生率は顕著。

アンチジメチコンさんたちにはまた怒られてしまうかもしれないけど、この摩擦によるキューティクルのリフトアップを抑制するには?やはりシリコーンしかない(笑)

また濡れた髪にブラッシングするとキューティクルの剥離が顕著だといわれていたりする。
前述したドライヤーやアイロンなど毎日のセットによる熱の影響、日光による影響、パーマやカラーを施した髪にはさらにダメージを加速させてしまう要因のひとつ。

たとえば毎日ブラッシングを20回、ドライヤーを毎日2分、通勤や買い物など外出時に日光を1週間に5時間浴びパーマ、カラーを2ヶ月に1回、処理時間をそれぞれ15分としたとすると40cmほどのセミロングの髪の毛先の状態は逆算していくと、ブラッシング21,900回、ドライヤーの熱37時間、日光による照射750時間、カラー剤、パーマ剤放置時間4.5時間という複合的なダメージの蓄積になってしまう。

ここで前回の記事の補足として紫外線の髪に与える影響として話をします。
夏場に長時間炎天下で過ごすと髪がゴワゴワした経験は誰にでもあると思います。これは前回のブログで図解しているキューティクルの薄化に由来するもの。
髪の長さ40cmのセミロングの髪でも累積すると750時間浴びていることになる。

セミロングの髪のお客様の毛先は未照射の髪と比べ約10分の1まで薄化が進んでいるといわれています。

カラー、パーマをかけていないから、見た目ダメージしてないからといって薬剤をワンタッチで塗布したり、前処理を安易に考えて塗布できますか?

前回の写真でお解かりのとおり、紫外線を照射された髪はエンドキューティクルにおいて多孔化し、お客様自信でのアイロンセットにより水蒸気爆発、やがてはキューティクルの剥離に繋がる。
また毛髪内部ではCMCやメラニンなどの消失、枝毛、切れ毛、毛髪構造でもシスチンの減少に伴うシステイン酸量の増加などが確認されています。

また最近の毛髪ダメージ理論では、多孔化はわれわれの目には退色したように写ると考えられている事から退色イコールカラー剤などの過酸化水素の残留と安易に考えるのも問題があるのだと思います。

さらに付け加えると肌細胞内にあるメラニンと毛髪内のメラニンとではまったく違う性質であるということ。肌細胞内のメラニンに関しては紫外線を察知するとメラニンを保護するために傘を出すことがわかっている。しかし毛髪内のメラニンにはこの機能はなく照射とともにメラニンは消失してしまう。
あえて言うならこの毛髪メラニンを守れるのは毛髪内に存在するたんぱく質によって紫外線から守る機能があることが報告されていますがダメージのある毛髪にはこのたんぱく質が不足、なおさらダメージを受けやすくなるという懸念もある。

春先、今夏に向け新商品としてアウトバストリートメントを試作してみた。市販品を含め髪に関しての日焼け止め的なヘアケアはほとんど見ないから・・・・・・・

アウトバストリートメントでUV効果の高いもの。今の所効果的とされているのはシア脂、そうシアバター。来年の夏に向け開発しよツ!

ちなみに日光に浴びると髪にダメージといったが、紫外線は上記に上げたように毛髪内のたんぱく質がある程度守ってくれる。日光で良くないとされているのは可視光であることが報告されていてダメージをより受けやすいと報告されています。


そういえば去年、K-dashの取引しているディーラーが可視光線のフェイシャるの器械もってきてたなぁ?
20分照射すると顔がリフトアップするって・・・・・・
付加価値メニューとして1台いかがですか?って^^

30万くらいの値段だったと思うけど、よかった買わなくて(笑)

8月更新10件ガンバロウ^^!


つづく・・・・・・

2日続けてブログの更新ははじめてかもしれない^^

引き続きダメージの要因ということでの第2弾!
ダメージには大きく別けるとパーマやカラーなどによる化学的な要因のダメージ、日常生活による物理的な要因、パーマやカラーをした上での日常的なダメージが加わり複合的なダメージと3つに別れるのではないかと思う。

美容師が髪を施術する場合ほとんどのケースは単体ではなく最後に上げた複合的なダメージに出くわす場合が多いのでは。
例えば紫外線は良くないという。でもなぜ良くないの?
カラー毛(ブリーチ毛)には特に良くないなどと言われたりしているんだけど、まあ、考えられる要因としてはカラー時に残留する過酸化水素が紫外線に照射されると傷むとか?

メーカーさんも美容師さんも紫外線はダメージになるっていうけど、では紫外線に当たるとどこがダメージするのか?

結果的にはダメージ部分の退色。では実際に紫外線を当ててみる。
紫外線の中でもっとも有害とされるUVBを健康毛、ブリーチやカラーを施した毛髪に同時間照射してみる。実験の試料は毛束、医療用紫外線蛍光ランプ、これ毛髪をスライスし2万倍の透過型の電子顕微鏡での観察。

まず健康毛の微細構造。スキャナがあまり良いものではないので画像が荒れていますが勘弁してください。

断面1

次にこの健康毛に50時間紫外線を照射するとこうなる↓

    紫外線50時間

この倍率でもA−layer、エキゾ、エンドの堺というか区切りみたいなものは一切わからない。おそらく境目がはっきりとわかる倍率とは10万倍くらいなのでは。
横に走る線がキューティクルをつなぎ合わせているCMC。ダメージというかエンドキューティクルと思われる場所には無数の空洞が出現する。これがいわゆる手触り間の悪化やダメージといわれるもの。(S100A3)

次にブリーチ処理した毛髪↓

     ブリーチ

紫外線照射のものと比べるとわずかに軽い状態のようにも思えるが、やはりダメージは進行。

ブリーチした毛髪に50時間の紫外線照射してみると

     ブリーチ50時間

さらに悪化しているのがわかる。
このような状態の髪にさらに日常生活での熱によるダメージ、ブラッシングなどが加わるとさらにダメージが加速するのはお解かりと思いますが容易にキューティクルの剥離を起してしまう。

SEM観察の表面はこのようにリフトアップがみられる。

        リフトアップ 1


さらに拡大すると

      リフトアップ2



今後、パティエンスが研究所を設けられたらこのような実験は容易に出来るのだと思います。未処理でブリーチ、紫外線照射した毛髪、パティエンスの処理剤を用い前処理を施した上でのダメージ度の違いなど紹介できたらいいですよね?

また手触り感の悪化、ツヤの低下と考えられているのがキューティクルの表面形状の変化。意外とこれ、取り上げられるケースは少ないんだけど幅と深さの関係。毛髪修復するに当たってはこの辺のことも頭に入れておきたいところ。

       キューティクル(1)

       キューティクル(2)

       キューティクル(3)

ダメージを受けて手触りが悪化した毛髪は下2つの図のように健康毛に比べ幅及び高さに変化が生じることがわかっている。ここで美容師がどのようにしてこの幅を埋め健康毛のような手触りに上げていくのか?
カチオン性のポリマー、ジメチコンなどが有効とされていますが、やはりシリル化のケラチンやシルク、それにキトサンなどがもっとも効果的に思える。それにプラスしてシリコーンやポリマーを併用することにより修復度が増し、長持ちさせるという意味でも効果は高いのかなとお解かりいただけるのではないでしょうか?

ダメージにはどんなものがあるのか?
また。毛髪内でどんなことがおきているのか?
ただ修復するにはケラチンが有効で、手触り感を向上させるにはシリコン、みたいな考えから脱皮するにはいい機会だと思います。

ぼくら美容師は常にダメージと向き合っていかなければならず、言い訳としていろいろなことが言われていたりします。でも実際に施術するのは美容師でありけしてメーカーではないから。
普段のサロンワークの中で今まで見たこともないダメージに向かうのはもちろん美容師になるわけだから施術後、上手くいかなかったからといって逃げ出すわけにもいきません。

仮にメーカーサイドは使い方が悪いの一言で逃げ場はいくらでもあるのではないかと考えさせられる。
そういった意味でも逃げ場のないサロンワーカーに信頼していただき、時にはパティエンスの商品が強い味方になれ、より高度な施術が可能になればなおさら嬉しい^^

そういった意味から是非、なぜダメージするのか、または毛髪構造の中でどのような変化を起しているのかって非常に大事になってくるというのが僕の考えでもあります。



これらの複合的なダメージを加味した上での毛髪に対して効果的な処理の仕方ということで順次ブログを更新していこうと思っています。


いやー、ブログが書けない^^
出張中ホテルで更新しようと資料なども用意していたはずなのに。

ホテルに帰るとセミナーの資料などの再確認。そうすると細かいところの訂正部分が見つかったり。

出張から帰ってくると5日間も留守にしてるのだから当然、仕事も溜まってる^^
伝票打ち出したり、留守中に発送した商品確認したり・・・・・・
ついついブログの更新後回しになってしまう。

さすがに今日は気合入れて朝からブログ書き始めるものの結局この時間になってしまってて^^

今回もまた大阪に5日間出張に行ってきましたが、非常に濃い5日間ではなかったかと思います。セミナーの時に感じたこと。

パティエンスが時間とともに少しずつ知名度が上がってきたのかなと。
それとこのブログの威力というか存在感のようなものが徐々にではありますがわかり始めてる^^
出張中もブログにメッセージいただいたりメールでお問い合わせもたくさんいただいて、ろくに返事も返さないまま失礼いたしました。

福岡のSHUZOUさん

返事の出しようがないのでブログでお返事させていただきますね?
メッセージ、読ませていただきましたがすごく元気をいただきました!
最後のパティエンスに雪崩のように・・・・・・・・

嬉しかったですよ!
九州ではまだディーラーさんもお取り扱いがないのでまだ極小数のサロンさんしかご使用いただいてないのですが、今ディーラーさんからオファーもあります。
おそらく福岡なども営業圏だと思います。

セミナーの次の日、サロンさんでの講習もそう。内容メチャクチャ濃かったのではないかと思う。
Plusの皆さん夜中までお疲れ様でした☆

本当に僕自身が楽しませていただいちゃった^^
やっぱり楽しい^^

施術していくにしたがってモデルさんの表情、どんどん変っていく^^
最近はほとんどお客様に入らせていただく機会がなかったから・・・・・・
やっぱり、楽しい^^

なんか天職に思える(笑)
いままで練馬や板橋、埼玉の極わずかなお客様はお店に来て施術させていただいて喜んでいただいて。

それがこんなに離れた大阪のお客様にも同じように喜んでいただけるのは最高です☆
Toshiさんとはすごい運命的なもの感じる^^
ずっとブログを見ていてくれて、それだけじゃなくてK−dashのお客様が大阪に転勤になってPlusさんにそのお客様が問い合わせしたりして^^
でもその後、そのお客様岡山にまた転勤になったってメールきました。

「社長、岡山にパティエンス扱ってる美容室ないですか?」って(笑)


大阪だけではなくて、パティエンスには僕自身がまだお会いしたこともないサロンさんも多くいて、
でもあったことないんだけど心の中では商品を通じていつも繋がってるような気がしてなりません。いつかブログで紹介したいなって思ってたんだけど、もし不都合があれば連絡下さい。即行で削除しますので!

秋田のVoche千葉さん、四国高知のLusterの池田さん、福岡akebi salon伊藤さん、上げれば切がないけどその他にもたくさんのサロンさんがいて、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています^^
なんか近い将来お会いできる気がします(笑)


余計なことを書いていたら肝心の記事書けなくなってしまった^^
でも8月はブログの更新10件を目標にしよっ^^

今回の出張で取引先のサロンさんを含め10件くらいのサロンさんに顔出して^^
皆が皆、ブログの更新をもの凄く楽しみにしてくれているって肌で感じて。

月に4,5件の更新、ほぼ毎朝ブログを確認していてくれ、記事更新になっているとワクワクするって(笑)
今、お客様がいるから終わったら後でじっくり読もうって・・・・・・

そんなに大事にしてもらってるんですね、このブログ^^
だから、今月は10回更新できるように頑張ろうと思います!


最後にメッセージというか非公開での質問。
還元反応にはS1、S2、S3があってチオはS1アタック?
システアミンはS2???
という質問。

今度時間があったらこの辺のこと僕なりに詳しく話そうと思いますが、僕自身SS結合をS1とかS2で別けては考えてはいません。しかし確かにチオで開裂するSS、システアミンで開裂するSSは存在していて、その証拠は普段のサロンワークの中にたくさん現れていると思います。

ある業界紙などが発端になりW還元だとかS1アタック、S2アタックとかいったりしてるのかな?
まあ出所はだいたい想像がつくのですが。
最近のシステアミンの商品の特徴でもあるのですが、システアミンとチオ、システアミンとシス、またはシステアミンとサルファイトなどなど、これらの複合的な還元剤が流行になっていたりする。
各メーカーさんの考えももちろんあるのだと思いますが、このS1とかS2って考えのもと施術してしまうのはどうかと思います。そんな単純なものではなく、もっともっと複雑に考えるべきではないかと。

文献や各メーカーさんの研究の発表など僕自身は見る機会がとても多いのですが聞いたことがありません。ただインターネットなど一部で言われていたりしますよね^^

機会があれば徹底的にこのブログで書いていこうと思います
ishinoさん

コメント&拍手ありがとうございます。返事遅くなりすみません。
ありますよ、大阪にもパティエンスを使ってくださっている美容室さん!
個別にメールくだされば詳しくお教えしますので遠慮なくおっしゃってくださいね^^

今週もセミナーとは別に大阪の池田市のサロンさんで講習させていただく予定でいます。
先月のセミナーで1度お会いさせていただいているのですがスタイリストの皆さん熱い方ばかりですし、安心してお任せいただけると思いまのでよろしくお願いいたします!


兼ねてからリクエストも多かったペリセアーゼ用の1Lポンプ入荷いたしました!
通常のチューブタイプのポンプだとどうしても出てこないんですよねペリセアーゼ。ですからシリンダータイプの落し蓋の付いてるポンプ大変使いやすいと思います。

昨年の石油高騰などで一時期ものすごく値上がりしてしまっていて1年くらい入荷見合わせていましたがやっと入荷いたしました。ペリセアーゼの他にも業務用の七人の天使たち、琥珀色の天使などにもお使いいただけます。ご希望があれば用途によって商品名を打ち込んだテプラも差し上げますのでご注文の際、言ってください。

同じくエクセルパティエンスオリジナルのPPTボトルも入荷いたしました。200cc入りでミニトリガーでななくオリジナルサイズのトリガースプレーになります。

価格は1000mlシリンダータイプのポンプ   ¥735(税込)
200ccスプレーボトル               ¥420(税込)
商品発注と合わせて是非、ご注文下さい。とっても使いやすいですよ^^


20090724154236.jpg

なんか最近ブログを書くのがすごく楽しくて^^
なぜかというと拍手を付けてから、この拍手を押していただく際にコメントって書けるんですね?
たくさんの方から一言、励ましの言葉をいただいています。

一般には公表されないのですが、美容師さんだけでなく一般の方からもお言葉いただいていて〇〇でパティエンス扱っている美容室ありますか?って。
一般の方でもなんとなく違いがわかるのかな?
それともすべてわかって読んでくれていたりして(笑)

また美容師さんにあっては、朝一番でブログ見ていただいて、営業時間だと思いますが仕事の合間に見てくださったり、夜仕事が終わってからまた見ていただいてる^^
アクセス解析を付けている関係で同じ人かどうかはプロバイダーのIPアドレスでわかってしまうんだけど。本当に感謝しています。

こういう方すべてパティエンスの商品を使ってくださってるのではないけど、でも一生懸命勉強されているなぁって、いつも僕自身元気をいただいています。
今後益々、ダメージに対する美容師さんの意識は変わっていくのだと嬉しい気分になる今日この頃。

ってことでこの題名のことについて書いていきたいと思います。でもこの題名、ちょっとやそっとでは語れません(笑)
なので何回かに分けて、僕の悪いところでもあるのですが途中、違う題名になってしまうかも知れませんが最後まで書き上げようと思います。

「最新の毛髪理論」
こういってセミナーなどをさせていただいてきましたがこの3年間、この毛髪理論は著しく変わってきています。今では3年前の話も最新とは言えなくなったり^^


まず、髪のダメージを考えてみる。化学的な要因でパーマやカラー施術時、施術後に走らせてしまうダメージはもちろんなのですが物理的なダメージも見逃せない要因のひとつ。
例えばブラッシング。それにお客様自体がスタイリングのため行うドライヤーによるブロー、アイロンやコテなどの熱処理。ブラッシングも含め美容師さんが施術時に傷ませてしまう場合も!

それに今の季節、一番は紫外線の影響。カラーやパーマを美容室で行い、日常生活でのダメージも加わり複合的なダメージを受けてしまう。このような複合的な髪を修復していくにはやはり特別な知識も必要になってくるし、髪についても詳しくなければって言うのが僕の持論です。
今、上げたものダメージに特化しているようなメーカーさんであれば皆謳う事。

でもなぜ紫外線で髪が傷むの?
その傷むという根拠、どこから持ってきてるの?
またパーマ・カラーで髪が傷んで手触りが悪くなる?ではどうして悪くなるの?何を根拠にこういわれてるのか美容師なら絶対に知りたいところでしょ?

カラー剤によるアルカリ残留や酸化染料による過酸化水素の残留を上げたり、パーマでは軟化の見極めだったり、酸化剤の処理のしかただったり。
確かにダメージの原因になったりもちろんあるけど、それだけで済ませていいのだろうか?

僕らの仕事の中でこういうこと聞いても中々答えてくれる人はいないのは百も承知。なので僕がビシビシと書いていきます!

何度もブログで言ってるけど、研究所を作ってこういった研究のデータなど紹介したり、理論だけではなく、また美容師としての感覚だけの商品でもなくね。データを元にしっかりと科学的な根拠と、目で見てわかるようなそんな商品を出したい。というのが僕の夢。実験用の機材を買うのであれば商品もっと安くしろって言われるかも知れないけど、どうしてもここは譲れない。

前回か、前々回のブログの中でもう少しレベルを上げていくって書いてしまったので今回のこの題名、絶対に書くしかないと思って記事にしています。

まず熱の影響。お客様も最近ご自宅でストレートアイロンやコテを使う方増えていますよね。ドライヤーだけよりもより高温で使用するケースも増えていますが、これにより毛髪内部のそれも構造自体に変化が生じてしまう。

ドライヤーであればせいぜい髪の温度は100℃前後。美容師が180℃とか200度でアイロンするならまだいいけど、自身で200℃のアイロンしては毛髪タンパクの架橋点であるS−S結合は開裂してしまいます。パーマの1剤(還元終了時)の俗に言うS−S開裂ではなく、熱変性によるケラチンの開裂。
永久架橋と呼ばれるランチオニンやリジノアラニン、またはβーアミノアラニン。
パーマがかからない髪に変化しかねない。

機会があれば髪の構造を例にとってSS開裂とCS開裂のダメージの違いなど解説させていただこうと思います。

参考までに80℃〜90℃でCMCのガラス転移点、110℃〜120℃でケラチン自体にガラス転移点などと言われる。この転移点を頭に入れてホット系のパーマをすると上手くいくケースも増えてくるんだけど、ちなみにホット系でダメージさせてしまうほとんどのケースがこれ以上の温度による施術ではないか。

140℃になると毛髪から炭酸やメタン、硫化水素などのガス(気体)が発生し、縮毛矯正やデジの失敗の多くは熱によるもの。
高温で髪を処理すると焦げて解けてしまうけど、厳密には237℃で最終的なミクロフィブリルの変性点などが有名。いずれにしても毛髪のタンパク変性によるダメージは年々増えている気がします。


つづく

明後日からまた出張、時間があればこの続きホテルから更新できればと思っています。
まずはパーマ、カラー施術のダメージの前に日常生活による物理的なダメージについて詳しく紐解いていきます!

ヘマチン

地方のホテルからの更新。
夜の講習までちょこっとだけ時間があるのでブログを更新。

来週の出張はちょっとだけ長丁場。土曜日に出発し帰ってくるのは水曜日になる。8月以降は当分、セミナーの予定もないのでちょっとゆっくりできるのかな?


前回の予告どおり今回はヘマチンについて。
ここ2、3年の間にヘマチンは美容師さんの間で急激に広まった感がある。これは非常に嬉しいこと。
取り扱うメーカーもその頃と比べると格段に増えている気がします。

ダメージヘアとヘマチン。
これは切っても切れない。しかしその特性から使い方によっては施術の邪魔をしてしまったり。
ただ髪に塗布すれば良い、というモノではなく、目的、使い道などわかっていないととんでもないことにもなりかねない。このブログにて何度かヘマチンについて記していますが今日はもう少し深く話していきたいと思います。

今までヘマチンについて、血液中に含まれる血色素成分よりなるポリフィリン誘導体、環状の基本骨格の中央に鉄原子を配置している。ヘモグロビンにおいて鉄原子はポリフィリン骨格の4つの窒素原子を持ち平面な分子構造だと。
厳密にはこの基本骨格の中にビニル基を持ち、これがポリフィリン誘導体と言われる所以。また鉄(Fe)を有するという特徴のほか、グロビンタンパクのヒスチジン残基も併せ持つのが大きな特徴。

このヘマチン独自が持つ基本骨格、髪の中でどのような反応、効果をもたらすか?
ヘマチン自体の構造はこう。

     hemachin.jpg

本当はヘマチンが髪の中でどのような反応、ヘマチンが毛髪とどのように結合していくのかという反応式をイラスストレーターなりで作成すればわかりやすいと思うのですが今日はあまり時間がないので図解は勘弁してください。

グロビンタンパクから切り離されたヘマチンは、毛髪ケラチン中のヒスチジンと結合する。さらにポリフィリン内に存在するビニル基とケラチンタンパクのシステインが結合するため毛髪に強く付着する。

とりわけ鉄(Fe)だけが取り上げられがちなヘマチンだけど、ヘマチンの基本骨格はダメージ部分の脆弱部に吸着、他のたんぱく処理剤と上手く手をとり毛髪を修復してくれます。

また、パーマの2剤前の処理によりS−S再結合の強化、架橋効果などといわれる所以は、鉄による触媒効果で2剤(酸化剤)の結合力を高める働きがあり、その証拠としてパーマ時にヘマチンで中間処理をした毛髪の強度は未処理毛(パーマをかける前の毛髪)と比べてもほとんど強度は落ちず、パーマにおいてのダメージ軽減に欠かすことは出来ません。
ちなみにパーマ処理後の引っ張り強度の低下は65%と言われていて、例えば健常毛が140gとする。パーマ施術後には91gまで低下するといわれていたりする。これはあくまでも施術の仕方によると思うので参考まで!

それを証明するためのこんな写真があります。入手したデータをスキャナをしたものなので多少見ずらいですが。

ギルビー法によるウェーブ実験。

人毛(20cm)、1剤処理(1%チオグリコール酸アンモニウム、1%システイン pH9)放置15分、水洗、酸リンス処理後、2剤処理(ブロム酸5分+5分) 

中間処理にて【ヘマチン処理なし】

ヘマチン未処理

【中間処理にてヘマチン処理】

ヘマチン処理

施術直後のウェーブ効率は計測ないもののヘマチン処理のほうが高いように思えます。
またこの毛束を30%ラウリル硫酸トリエタノールアミン液にて洗浄乾燥を繰り返すこと15回。
ヘマチン処理した毛髪のほうがウェーブ保持できることがわかります。

そのほかの作用としてカラー剤に含まれその残存によって毛髪のダメージ原因のひとつ、過酸化水素の消去作用、これもポリフィリン骨格に由来するメルカプタン臭消去作用、育毛効果も認められている。

最後に中間処理のヘマチンの濃度ですが5%のグロスフィリンP水溶液で処理とのこと。
グロスフィリン自体のヘマチン濃度は1%、ヘモグロスのヘマチン濃度を逆算しても約20倍〜30倍に希釈したもので充分と思う。
ちなみに中間処理に使用するタイミングですが2剤処理の前後と明記。すなわち今パティエンスで推奨している中間水洗⇒ヘモグロス(30倍希釈液)⇒各PPT(アルファソリューション、レストアーゼγ、キトグラスなど)⇒酸リンス処理⇒2剤処理。
ロッドアウト後水洗、ヘモグロス原液少量を揉込みお流し(メルカプタン臭消去目的+再度再結合の強化)は充分理に叶っている施術と思う。


同じパーマ剤を使って施術しても、例えばサロンによってこれだけパーマの施術、施術後のダメージに違いが出てしまうということ。もしまだヘマチンをお使いではない方、または他社のヘマチン処理剤をお使いの方、ぜひ参考にしてみては!

そろそろ出かけなければならないので誤字の確認できません。もし、誤字ありましたらお許し下さい。

アミノ酸

こッちゃんさん、コメントありがとうございます。

北九州の美容室さんってことはわかったのですがどう返事してよいか、もしよろしければパティエンスのHPにあるお問い合わせフォームから個別にメールいただけますか?
よろしくお願いいたします。

”HACHI”さんへ
コメントありがとうございます。HACHIさんってニックネームなので誰だか検討がつかずにすみません。ただ、他社の商品を評価したりっていうのはやはり好ましくないと思います。パティエンスの商品を使ったことも無いのに評価されたくないって良くブログでも書くのですが、同じ類のモノではないでしょうか?
たとえ名前がわからないように〇を付けてもです!

申し訳ないのですが投稿されたコメント削除していただけますか?
こちらで削除も可能なのですが、せっかく頂いたコメントなのでできれば本人の手でお願いしたいのです。よろしくお願いいたします。

今日から1週間待ってみて削除されていないようでしたら、ごめんなさい、こちらで削除させていただきます。



人から良く聞かれることのうちのひとつに
「社長は初めから順調に物事進んでるようでうらやましいですよ」
でもそんなことはございません(笑)

山あり谷ありでここまで来てしまってるし、この先だってまだどうなるかも自分では想像もつかないでいます。ただこの先なんとなくだけどやりたい事、ボヤーンと浮かんできたりします。

今年中には都内にまず本社事務所を構えようと準備していて、そこに小さいながらも自分のアトリエ兼研究所なるものを設けていきたいと思っています。
そこには毛髪のデータなど詳しくこのブログで書けるような実験が出来る装置なども備え付けようと思っています。スタッフの中には危険物取り扱いの資格を有する者もいるので、かなり本格的な実験の出来る場所を確保しようと思っています。

いままでの還元剤ではなく新しい発想の元で自分で還元剤を作ってみて実際にウェーブ実験をしてみたり、酵素、酵母を基にしたバイオサーファクタントによるたんぱく質の有効活用など、自分たちで出来る範囲の研究はしていきたいと思っています。
それにはもう少しパティエンスの業績も伸ばしていかなければならず、お取扱いしていただけるディーラーさんをもう少し増やしていこうと思っています。

現実には何社かオファーも頂いているのですが、これが中々難しい^^
向かう方向性が違うというか、パティエンスのポリシーが高すぎてしまうのか?
でもこの先も絶対に今の考えは曲げない^^

お取扱いしてくださるディーラーさん、たくさんいると思う。
闇雲にお取扱いディーラーを増やそうとは端から思ってないし、たくさん売りたいってことも思ってないの。ただ理想はメーカー+ディーラー+サロン、この3社が1体になれるような商品構成だったり、結果的にサロンに来てくださったお客様に本当に喜んでもらえるようなモノをつくっていたい^^

だって、お会いしたことも無い美容師さんとだって同じ商品を使うもの同士、どんなに離れていてもいつもどこかで繋がっていて、それが信頼感だったり安心感だったり。
これって理想だしすばらしいことでしょ?

でも今まではメーカー+サロンだった。ディーラーが抜けてたの。でもこれにはちゃんとした考えがあってのこと。まずは直接美容師さんたちとやり取りがしたかっただけ。
ひとつの目標に直接サロンさんとの取引件数100店舗を掲げ、それを実際今年の初めに達成できたから徐々にだけど方向転換しているわけなんだけど。

でも現実は難しい^^
どっかで折れるべきなのか?普段取引先の美容師さんにお話してることセミナーなどで話しても、難しくて興味もてないといわれてしまう。そうなるともっと易しく入り口で興味を持ってもらうようなセミナーできないか?となる。
でも、それなら僕の話じゃなくても他にいくらでも講師はいるでしょ。

なかなかすんなりとはいかない、というのが現実ですが・・・・・
でも今までサロンさんと直接お取引させていただいてきたわけだけど、中には本当に気に入ってもらっていて、施術の際にパティエンスのものなら信用できるし、自信をもってお客様の髪を施術できるから、って思ってくださる方が本当に多い。

パティエンスの考え、僕自身の考え方に共感してくださる美容師さんがこれだけいるのだから。ディーラーさんも同じ考えで共感してくださってお互いにパートナーとして尊敬し合えるっていうこと、絶対にそういう出会いがこの先あるんだと信じてやっていくしかないし。それが大きな会社でも小さな会社でも関係ない。手ごたえがなければつまらないもん^^

やっと本題^^
講習などさせていただいていて美容師さんたちは結構同じ事を僕の話を聞いてくださって感じているらしく、たとえば「髪にはたんぱく質を与えてあげると良い」って良く言われていますよね、一方で「髪にアミノ酸を付与すると髪に良い」この二つがゴッチャになってたんぱく質とアミノ酸、どちらが髪にいいんですか?ってなってしまうわけです。

毛髪は全体の80〜90%がタンパク質、12〜13%が水、脂質が1〜8%、その他微量元素1%〜6%が主成分といわれています。一番多いたんぱく質はアミノ酸を構成単位とした高分子であり、元はアミノ酸から出来ています。ですからアミノ酸についてちょっとお話します。

私たちが肉、魚、穀物などを食べると、そのたんぱく質は20種類のアミノ酸に分解され、私たちのカラダの中で再び、たんぱく質、すなわち体たんぱくに組み換えられます。 そのうちの11種のアミノ酸は他のアミノ酸から体内で合成して不足を補うことができますが、残る9種類は食事から摂取することが不可欠です。このように体内で合成できないものを必須アミノ酸、合成できるものを非必須アミノ酸とよんでいます。

アミノ酸を区別するとL、D、DLで、グリシンを除くアミノ酸には、互いに鏡に映すと同一になる構造のものが存在し、一方をL体、もう一方をD体とよんで区別します。体たんぱくを構成するアミノ酸は不思議なことにすべてL体です。D体のアミノ酸は自然界に存在しないとされてきましたが、実はいろいろな役割を持って存在していることが近年、見出されつつあります。DL体はL体とD体の等量混合物で、ラセミ体ともいいます。

アミノ酸は、分子内にアミノ基(-NH2)とカルボキシル基(COOH)をもつ化合物で、非常に反応性に富んでいます。この性質が、私たち髪の中で、アミノ酸同士の結合によるペプチドやたんぱく質をつくるほか、他の物質と反応して主鎖や側鎖など生理活性物質をつくりだすのに大きな役割を果たしています。

基本的には世に存在する500種類のアミノ酸のすべてが


          amino.jpg

この構造を持っていてこの性質を利用して、他の物質との結合により有用なアミノ酸誘導体をつくりだすことができます。
たとえば、カチオン化する場合NH2である末端のアミノ基に4級アンモニウム化することにより傷んだ髪に吸着しやすくなるように誘導体を付けていくわけです。
また、アミノ酸のバランスは、国際機関(FAO/WHO/UNU) によって定義されています。 このパターンと比較し、相対的に最も少ないアミノ酸を制限アミノ酸といい、これを補ってゆく必要が有ります。一般的には卵のたんぱく質などの動物性たんぱく質はアミノ酸スコアが良好で、小麦や大豆、トウモロコシなどの植物性たんぱく質のアミノ酸スコアは低いことが知られています。
またアミノ酸の種類によって疎水性のもの親水性のもの、親水性で電荷を持つもの、持たないもの。
このアミノ酸組成によって疎水の強いケラチン、言いかえれば髪に塗布した際水に流れづらいケラチンになるわけです。


毛髪修復に用いられる処理剤のおもなタンパク質やアミノ酸は大豆や小麦よりも動物性のものが多く使われるのも納得できますよね?
卵のたんぱく質はアミノ酸スコアが100%!たんぱく質の中でも最もアミノ酸のバランスが良いと言われています。小麦のたんぱく質のアミノ酸スコアは42%、精白米のアミノ酸スコアは61%。
最も不足する必須アミノ酸は塩基性のアミノ酸でリジンであることが知られています。

もうお分かりですよね、アミノ酸とたんぱく質の区別?
たんぱく質はアミノ酸がたくさん集まってできています。

ペプチドもアミノ酸が集まったものですが、その数がちがいます。
たんぱく質はアミノ酸が数十万から数百万集まってできていますが、ペプチドはアミノ酸が数個集まった状態のことをいいます。直訳すると「小さなタンパク質」という意味になります。

最後に勘違いされている美容師さんも多いと感じるので補足しますが、ケラチンはたんぱく質。すなわちアミノ酸の集合体になります。しかしアミノ酸の特性上、ひとつの分子量ということでいえば100前後の集まり。だから今まで言われていた低分子は分子が小さいから髪の中の中まで浸透出来るため内部補修には低分子、中分子は低分子ほどではないにしろ内部補給、高分子は大きすぎて髪の中には入れない。だから髪の外側の補修しか出来ない。だから髪を補修するには低分子、中分子、高分子をあわせて使うと効果的?なんて良く聞くこと。
????

イメージ的にはこんな感じ!

アミノ酸

でもこれ違うんです。10年以上前ならいざ知らず、美容師としていまだにこんなこと言われている方がいればそれこそお客様にも笑われてしまうと思います。


アミノ酸が集まれるのは1分子に100前後。けして3万は集まれないの(笑)
だから米粒(低分子)、小豆(中分子)、バレーボールやラグビーボールに例えられる高分子、これありえない(笑)

アミノ酸(1)




たんぱく質はアミノ酸が鎖状に連なるもの。アミノ酸だけをみればこの下図の一番右のような大きさのものが幾つモノ鎖状に連なったものがたんぱく質。けっしてラグビーボールの大きさには集まれない。

その証拠に20種類のアミノ酸すべて足しても分子量はせいぜい数千でしょ?
だから絶対にラグビーボールにはなりません(笑)

アミノ酸(2)

もうひとつパティエンスのPPTが吸着性が高いといっている高分子は髪の中でこんな感じで修復していきます。

PPT.jpg

ここまで話してもうお解かりと思いますが。要するに低分子は髪の中部に入れるけど高分子は入れない。ではなくて低分子が入れるなら高分子も入っていける。だってひとつの分子の大きさは低分子も高分子も同じわけですから、アミノ酸においては!
それが鎖状に長くなっているか短くなっているかの違い。お解かりいただけましたでしょうか?


また機会があればアミノ酸がどのような反応をしてペプチド結合するのか、アミノ基のNとカルボキシル基のOHによる水(H2O)の関係、ポリペプチドがどのようにして生まれていくのか、などお話できればと思っています。

また今盛んにセミナーなどでお話させていただいている内容は難しいといわれるけど、ホントに初級から中級程度のお話。怒られるかもしれないけどそれだけ美容師さんの知識レベルは低いと思ってます。中にはすばらしい知識を持たれている美容師さんもいると思いますが極わずかな気がしてなりません。僕がお会いする方たちはたまたまかも知れませんのでお許しくださいね。

同じ職業だからこそ、業界の知識レベルが少しでも向上できないかと、その思いでいっぱいなだけ。
中には難しいから勉強しない、もっと簡単なものですませたい、処理が面倒くさいからやらない。

でもこれでは絶対に知識レベルはあがってこないから。
今日は辛口に言ってしまって気分を慨された方がいればお詫びいたします。


導入サロンさんには初めは臨店講習などで原料の特性などお話させていただいた内容では物足りないのだとも自覚しています。

今後、このブログでももう一歩突っ込んでお話させていただこうと思っています。

次回はヘマチンについて。
今までヘマチンについて何度も記していますが、最近ブログのアクセス解析によるキーワードでも上位に締めているヘマチン、グロスフィリン。医薬部外品規格の原料ですがどんな効能があり、パティエンスでお出ししている【ヘモグロス】、他社製品との違いというかヘマチンだけではない、製品自体の特徴も交えてお話いたします^^

早いものでもう7月。今年もまたあっという間に暮、正月って迎えてしますのでしょう^^
お正月といえば毎年やっていること、書初め。そうお習字!

自分の母親が有段者で師範格っていう事もあって家族揃って書初めをしています。
お店を始めてからは毎年書く文字は決まっていて1度も変えたことが無いのですがその文字は?

”忍”

忍者じゃないですよ(笑)
忍耐の忍で”しのぶ”です!
自分が苦しくなって追い込まれたときに真っ先に思い浮かべる言葉。

毎年毎年目まぐるしく変わる環境の中で新しい事業を始め、上手くいくことばかりではなくて耐えしのばなくてはならない事が多々あります。それに負けてしまうとどんどん落ちこぼれていってしまい、自分の信念、考えも持てず目的すら失ってしまう。
だから年の初めに”忍”なのです。

この”忍”っていう文字、パティエンスの名前の由来。
僕の名前でもある秀、これはひいでるという意味で優秀とか秀才とか言ったりする。マイクロソフトのワード・エクセルのエクセルの名前の由来も他のソフトよりも秀でるソフトという意味のモノ。

秀でた商品という意味でのエクセル。そして”忍”
パティエンスは後発メーカー。それも資金力や流通に関してまったくブレーンがなく事業としては非常に厳しいところからのスタートとなる。
Patienceは本当の発音はペイシャンス。でもエクセルと組み合わせたくてロゴ的にパティエンスにした。
最後のジャパン(笑)っていうのはオマケ。でも将来的にはアジア、特に中国や香港、台湾など。それに最近ではオーストラリアやロシアあたりまで進出できたらという思いがこもっています。
日本国外におけるマーケットというか髪のケアに関する情報などは今度機会があればぜひお話したいと思います。


本当にこだわった商品をつくり、メーカーの理論の押し付けではなく第一に使うのは美容師。
だから美容師さんが納得し、自信を持ってお客様に薦められるものしか商品化しない。

店販でシャンプーを薦めるのもそう。薦める美容師さんが自信をもっておすすめできないといけない。自分でお店をやってみて、スタッフなどにもホームケアの重要性などといって説いても、肝心の薦める美容師の心のどこかに”高い”という気持ちが生まれる。

ドラッグストアなどで¥1800で売られているあるカラー剤メーカーのシャンプー。これを自分のお店では¥2500で売っている。心のどこかに「ドラッグストアで買えばうちより安いのに」

でもオーナーや上司から店販を売るようにいわれてしまう。おまけにお客様の髪の事考えて薦めてるようなこともいわないといけない。お客様が購入された後、後味が悪くなる^^

最近ではネットによる販売もそう。
サロン専売品ということでお店で店販としてお客様におすすめし購入していただく。でもネットで見ると自分のお店で¥3800で販売しているシャンプーが30%OFFの¥2700くらいで売られていたりする。
これを知ったスタイリストさん、気が引けてしまうのかお客様に薦められなくなってしまう^^


こういう矛盾点が許せなかった^^
美容室という場所柄、お客様は商品を買うという感覚ではなくて、あくまでもお客様は担当のスタイリストだったりそのお店を信用して、あなたが言うなら使ってみようかな?的な感が強いのは否めない。

お客様に薦める際、値段が安いに越したことは無い。でも安い商品は他にもいくらでもあるわけ。すべてのお客様がそうとはいわない。でもスタイリストさんがお客様の髪の事を思って、そして次に来店するまでの間少しでもお手入れしやすいよう、今日施術した状態をすこしでも長続き出せたい。だからこの商品をお客様に薦めたい^^

これが店販比率20%の極意。僕の場合は自分のお店のスタッフから、それも入社してわずか数ヶ月のスタッフも含め徹底的にわかってもらった。口で言ってもなかなかわからない。だから自分で見本を見せるしかない。次に来店してくださったお客様がまた購入してくださるところを!

使ってみたらいいから今度は家族全員で使いたいからって業務用の商品に切り替えていただいたり、はじめはシャンプーのみの購入だったけど今度はトリートメントと一緒に購入されていったりとか^^


でも決して来店されたお客様全員に言ってるわけではなくて必要に思われるお客様だけ。
それと良いものを求めているお客様だけ。

だから商品のタイトルは

「本物だけを知るあなたのための・・・・」になる。

だいぶわき道それてしまった^^



時間なくなってしまったので近いうちにまた更新します^^

ひ〜さん、こッちゃん、コメントありがとうございます。
拍手にコメント付けられるんですね?知りませんでした。

数々の励ましのお言葉本当にありがとうございます。

いつの間にか拍手が100を超えていました!
拍手くださった方、ありがとうございます^^

それにしても100という拍手の数、多いのか少ないのか?
「社長、50を軽く超えてるんだから早くブログ更新しろよ」

なんて声にも聞こえてきて、ここ数日間自分でも早くブログ書かないと、と少しプレッシャーを感じていました(笑)

今週は日、月と大阪にセミナーにうかがっていて、帰ってきてからも月末月初の仕事が溜まりに溜まってしまっていて何とか今日は時間作ってブログ書いてます^^



最近のお話、ご注文いただいたさいたま市のサロンさんに商品届けに行ったときのお話。
機会があればお流し時にトリートメントでもさせていただこうと常に思っているのですが、あまりでしゃばったマネも良くないし、かといってせっかく伺ったのだから少しでもお役に立てることができればと思っているんですけど・・・・・

ちょうどそのとき新規のお客様がトリートメントでご来店。
お店の中、ピーンと緊張した空気が!
耳を澄まして聞いてみるとこんなやり取りが!

「どうせ、美容室でトリートメントしても3日も持たないんでしょ?」
お客様、担当のスタイリストの女性に

「あんたの髪みて高いお金出してトリートメントしようって気にならないのよね」
担当の方もタジタジ^^
すかさず店長に助けを求めに。

かなり苦戦している様子。
そーと、お客様の後ろに回りこむ(笑)

「うちのトリートメントを作ってる会社の社長さんなんです」
と紹介されたもののお客様の言葉がグサッと胸に突き刺さる。

「ホームページみてトリートメントのこと他のお店よりも詳しく書いていたから来て見たんだけど、たいして期待してないから!」
「それにそのトリートメントのPOP、センス無いわねぇ〜」

担当のスタイリストさん
「今日はカットどうしますか?」

「あなたにカット任せたくないわ。今日の出来見て次回考えるから今日はカットしなくてもいいわ!」

「ナヌっ(怒)」
でも自分の店じゃないし、怒っちゃダメと自分に言い聞かせてる(笑)

還元トリートメントである髪質改善を薦めそのサロンさんは¥9.450、であること説明するとお客様も渋々、納得。

「まあ、若干でも毛先のゴワゴワとれればいいわ!どうせ期待してないから」
施術開始、お願いして薬剤は僕が作らせていただくことに!
ペリセアーゼとパミーラCAそれにキトグラス、モイスト、ソワキュート。薬剤は極オーソドックスなものに!

施術しながらも担当のスタイリストさんに
「あなた、こういう仕事してるならもうちょっと髪、きれいにしときなさい。私の髪みたいになりますよって薦めた方がよっぽど説得力あるわよ。私ならそうするけど」

「はい」
笑っちゃいけないと思ったけど笑っちゃった。ごもっともです(笑)

放置時間の設定は僕が見させていただき、お流し、中間処理しセット面へ。
ブロー、アイロン施術は僕がやらせていただくことに^^
その間、髪のお話、シャンプーのお話、どうしてパティエンスをやるようになったのかなどお話もどんどん盛り上がる^^
アイロンかけ終わる頃には
「うえ〜、何これ?信じられない?」

「まさか、ここまで変わるとは思って無かったわ。埼玉県でこんなことができる美容室あると思ってないもん。ビックリ!」

「ちなみに東京の代官山でうちの会社の商品取ってくださっているサロンさんあるんですけど、そのお店はまったく同じ施術して¥18,000なんですよ、だからこのお店はすごく良心的なんですよ」

というと

「¥18,000でも高くないわよ。だってこの仕上がりはびっくリだわ!」

他に何人かお客様いらっしゃったんですけど、店中に響くような大きな声で
「社長、すごい!こんなトリートメント作っちゃって!」(爆)

サロンの場所柄もあるのでしょうがK−dashにはこのようなお客様、非常に多くいらっしゃる。この何年間かはこのようなお客様をいかにファン客に押し上げられるか?ということで取り組んで来ました。
それには各メーカーの処理剤やトリートメント剤を使ってもうまくいかない、もちろんなんの苦労もせずにファン客を作ってきたわけではなく、接客、施術の内容、でも一番はやはり使う薬剤になってくる。
それに上手くいってお客様に気に入ってもらったケースばかりではなく同じくらいの失敗もしてるんです^^

施術しながら店販品すべて買っていただこうと商品の説明もしっかりさせていただきましたが、手持ちが無いということで天使の涙をご購入してお帰りになりました。
ちなみにお帰りになるとき3日後にカラーリングのご予約入れてくださりお帰りになりました(笑)

久々に楽しかった^^
オーナーさん、ブログ見て下さってると思いますがどうぞお気を悪くしないで下さい。
そしてニコニコ優しく見守っていただいてくれてありがとうございます!

でもこれが僕らの仕事の醍醐味、面白さでもあるのです。ああいうお客様を満足させられる美容師、たくさん創って行きましょう。これからもよろしくお願いいたします。
彼女もきっと良い勉強が出来たのではないでしょうか?

やはり口で言うよりも、僕らが経験してきたこと若い子には背中を見せるのが一番ですよね^^

それにこういったタイプのお客様、気に入ってもらえれば生涯顧客になりやすいのが特徴。それだけではなく口コミでお客様を紹介してくださる方ってなぜかこういうお客様が多いから^^


WATさん>
コメントありがとうございます。
こちらこそありがとうございます、そしてお疲れ様でしたv

セミナー時にはなるべく興味を持っていただくように、また聞きたいと思っていただけるようなお話をと考えて考えて用意していくんですけどね^^
今回ディーラーさんに商材を取り扱っていただきはじめてのセミナーだったのですけど、今まで僕がやってきたセミナーとはちょっと勝手が違ったようで、実は少し凹んでいました^^

といっても参加されたサロンさんの3分の1以上が興味持っていただいて是非導入してみたいと言ってくださってるみたいですので大成功なんですけどね、実は。


人の考えというのはさまざまなのが当たり前、同じ内容のことを話して面白く感じる方もいればまったく逆でつまらないって方もいる。商品もそう、同じ商品使ってビックリするぐらい効果を感じてくださる美容師さんもいれば、違いがわからない方もいる^^

何言ってんだろう?
本当はこの場で不平不満爆発させたい(笑)

でも今の僕の立場上それが書けない^^
僕にもプライドがあり、絶対に曲げられないところもあるの。それを商売だからといって曲げてしまったら今まで苦労してきたことがいっぺんに崩れてしまう。

こういうことに興味のない美容師に一生懸命話しても無駄だと思う^^
髪の損傷とか、素材の美しさの重要性とかね^^

今日はそろそろセミナーに出かけなくてはならないので、この辺にしておきます。次回の予告ということでアミノ酸、また書けませんでした。

次回はアミノ酸必ず書きますね。

そしてサロン経営の骨格というか、何に重点を置いて経営してきたのか?それは今のパティエンスでもまったく同じ考えのもと実行していること。
だから【本物だけを知るあなた(美容師)のための・・・】というスローガン。

ランチェスターの法則とでもいうのだろうか?
この辺も次回は触れていきたいと思います^^
すごい!!
拍手の数が60超えてましたね^^
50を超えたら新しい記事書くなんていっておいて!
でも更新してから3日くらいでいきましたね。3ヶ月更新できなかったらどうしようと思ってました^^

今日はお約束どおりシャンプーについて記事にしようと思います。
僕はシャンプーを試作する場合、1L作ります。なぜかというと原料を配合重量%きっちり計測していくので、300ccとか500ccとかよりも計算しやすい(笑)

まずは1Lのガラス製のビーカーを用意して活性剤などを量りビーカーに入れていきます。この場合、原料メーカーの参考レシピみたいなものを見ると界面活性剤は40%〜45%くらい。そしてイオン交換水などどんどんビーカーにいれていきます。

最後に水を入れて100%重量になるようにするので、はじめに加える水は大まかで全体の2割くらい。

そして添加する修復原料なども入れていきます。この時特殊なたんぱく質などの原料によっては熱処理できない原料もありますが、ほとんどのものは最初に配合していきます。

DSC00025.jpg


この状態ではまだシャンプーはくすんで濁っているので、熱を加え殺菌という意味もあって、そうだなぁ80℃くらいまで温度計を差し熱を加えていきます。下の写真右上に写ってるビーカーのものは熱処理したもの。
これくらいキレイに澄んできます。

今紹介してるのは本当に手作りのシャンプー。商品にする場合はこれをステンレスの高圧乳化釜で作るわけ。ボイラーから高圧の蒸気を引き込んで加熱、乳化して製造していくわけです。

DSC00026.jpg

シャンプーはお風呂場など湿気の多いところに置くので雑菌がわきやすい。そのため他の化粧品類よりも若干ですが多く防腐剤を配合し、防腐力を持たせるのが普通。

2年以上パティエンスの商品をお使いの方はご存知だと思いますが、一番最初に製造した七人の天使たち、処方を組む際パラベン類の配合を極力抑えた配合で商品にしたのですが^^
防腐剤をあまり入れたくなかったから!

それが大失敗の元。シャンプー分離してしまった。そのとき菌の検査もしたのですが、製造直後よりも若干菌の数値は高いものの基準値内。
このときの改良で分離しないように界面活性剤の量を若干上げたのですが、逆に泡立ちが悪くなってしまったの^^

シャンプーの基材である活性剤の量を増やすと泡立ち悪くなる?
そうなんですよ。活性剤の量を5%減らし水の量をその分増やしたら泡立ちが良くなる^^
面白いよね。

DSC00019.jpg

ちなみにたとえばアニオンでカワシルク、両性でCPBーR(コカミドプロピルベタイ)やLMEB、アニオン系でソイボンSLEなど、他に過脂肪剤やエステル類を5〜6%、パラベンなど。
これでもう立派なアミノ酸系シャンプーになる。
しっとり系でCPB−R、LMEB配合だからカラーの退色防止もうたえる。櫛どおりをよくするためにポリクオタニウム10などカチセロやジメチコンなどを加えるのが一般的。
さらに修復剤として高分子系のケラチンやリピジュア、ペリセアなどなど。
でもこの添加剤、悲しいかなほとんどのケースで0.01%。おまけにアミノ酸の複合原料0.1%添加で19種類のアミノ酸を表示名称で表記できてしまったり、PPAAやエルデュウ、プロデュウなどなど。

だから裏に表示してある成分って実はあまり当てにならない。悲しいかな!
いろいろな成分入ってるからいいもんだって信じ込んで使ってる。それだけならまだしもお客様にも勧めるわけでしょ?
別に騙そうと思ってるわけではないと思うんだけど。
でも薬事法で定める化粧品の企画の中で0.1%以下の配合原料は表示に対して順不同。わかりやすくいえば0.09%入っているパラベンよりも9分の1の量の0.01%のリピジュアのほうが先に明記してある場合も多いということ。

またまたいやなこと言ってると思われちゃうね、同業から(笑)
実際髪の修復原料を0.01%添加してもほとんど効果ない^^いろんなテストしてみてるけど最低でも0.5%は必要に思う。
0.5%と0.01%ではかなりの開きができる。だって50倍ですよ!1%なら100倍って事!

さらに正直言ってしまうと上記に上げたシャンプー基材であれば300ccでパティエンスで販売するなら価格は¥1800でも販売できる。
そこが苦しい。
「パティエンスのシャンプー高いからなぁ?」

こんな声あちこちで聞こえてくるけど、だてに価格高くしてるんじゃないよって喉もとまで出てくるけど、基材が4割、それに対して修復原料である添加剤6割、こんなシャンプー他にないと思う^^
せいぜい基材95%で添加剤5%でしょ、配合の原価は^^
だって0.01%って配合量ほとんどないから!天使の夢は最低でも0.5%、多いもので1%と思ってるし。

だから何なの?
って言われそうだけど、実際に使ってみて違うでしょ明らかに!



最後に美容師さんでジメチコンのこと詳しく書かれている方多いですよね?
僕のブログの検索で上位を占めてるのがジメチコン、アモジメチコン。ホントにビックリするくらい多い!
美容師さんのブログなんかはたまに覗かせていただくんだけど、市販のシャンプーでの実験。なんか馬鹿げてると思う。何の実験かっていうと市販のシャンプー使うと髪がベトベトになる!
これすべてシリコンのせいってね(笑)

でもね。最近のヘアケアに配合しているシリコン原料ってサラサラはしてもベトベトはしないと思うんだけど。確かに高粘度のシリコンは水あめみたいだけど。
でもシャンプーやトリートメントに配合する番手のものって見た目はコーヒークリームのような乳化型のモノがほとんどなんじゃない?

今現在、市販のシャンプーやトリートメントのほとんどはダメージ毛用と称したもの。洗い上がりはさっぱりよりもしっとりしていたほうがダメージには良いような気がするもの。
なので過脂肪剤の添加量も多いのでは?
たとえば、PCAイソステアリン酸のPEG系のヒマシ油やオクチルドデカノールあたり。それに植物性の油剤が必ずといっていいほど、ダメージ毛って称したものには配合してるのが最近の傾向。

確かに髪の内部から健康になるような処方はしてないけど、それをシリコンのせいにしたのではカワイそすぎますよ〜(笑)

次回はアミノ酸について詳しく書きます!
「社長、これどう思います?」
お店のスタッフやお取引先のサロンさんへ伺ったときに良く聞かれる。

色々なところで色々な考えがあっても良いと思うのだけど・・・・・

「システアミンってpH8以下になると特性が変わるって本当ですか?」
聞くと。システアミンは疎水性の還元剤だから中性域まで落としてしまうとチオやシスと同じ様な還元剤になってしまうという。

「?????」

つい数日前もマル〇ルの還元についてという記事も読ませてもらったけどちょっと違うのではないかと思いブログを書いてます。
前々から話には聞いていたんだけど進んで見る気にもならなかったし、なぜ今になってW還元とかって話題なのだろう?

悔しいから書いてしまうけど、K−dashではもう4年も前からお客様に髪質改善還元トリートメントと称してメニュー化してて、価格もトリートメントとしては高価の¥9,800にもかかわらずリピート率は抜群。
合わせてカラー施術の前、縮毛矯正の前に施術するメリットだったり、還元剤なんだけど髪をカールするだけに使う薬剤ではなく、浸透促進効果や髪の柔軟性を付与できる優れもの、なんてセミナーでも盛んに話してきたこと。

ずっと前、システアミンって事でブログにも記事にしたと思うけど、システアミンの使い方に関してスタッフが信じきれてないの(笑)
みんな面食らった顔してた。

そんなスタッフがひとり、またひとりと実際やってみて虜になって
「社長の言ってたことやっとわかりました!」

自分自身もシステアミンについては本当に一から理解していって、そして誰よりもその特性について理解しているつもりだし。パティエンスで商品にしていることもあって、やはりあいまいにしてはいけないのではないか?

パティエンスでもパミーラCAを発売している以上、やはり自分なりの見解ははっきりさせておいたほうが良いのではないか?
ということで記事にしています。

毛髪内のオルトコルテックスとパラコルテックス、随分といろいろなところで耳に入ってくる。
縮毛矯正で言うなら、ほとんどのクセ毛はほぼ断面は楕円形。それに対して直毛はキレイな円形をしている。
これはコルテックスを構成するたんぱく質の一つであるオルトコルテックスと他の一つであるパラコルテックスとを均一になってなく、オルトコルテックスの特性として柔らかく親水性があり膨潤し易く、パラコルテックスはこれより硬く疎水性で膨潤し難い。クセ毛では髪の毛のねじれの内側にパラコルテックスの多くが偏って存在し、一方で外側にオルトコルテックスの多くが偏って存在している。
システアミンの還元作用によってオルトコルテックスの結合を強めさせる一方で、アルカリ性であることからパラコルテックスの結合は緩められ、これによって、髪の毛の断面を徐々に円形に近づけてそのねじれを解消することができる。

美容師の間でもパーマで緩ませるS−S結合はオルトとパラに限られている、みたいな言い方されていて納得できない部分もあるから。
厳密に言えばマトリックスとミクロフィブリル間、ミクロフィブリル、マクロフィブリル間とマトリックス間。そのほかにもダイマー、テトラマーなど中間フィラメントにもジスフィルドバウンドは存在していると言われている。

また最近の見解では毛皮質(コルテックス内)にパーマのかけられるジスフィルドバウンドは23.1%なのに対してエピ、エキゾのキューティクル内のジスフィルドバウンドは19.1%も存在するという説も度外視はできないと思う。

これすべて立証されてないこと。仮説に過ぎない。でも段々にわかってきてるのは確かだし、昭和〇工さんもスピ〇ラ不調ということで、今までの概念ではない新たな還元剤を発売しようとしてるみたいだし。機会があったら今度記事にします!
pHは3〜8、好ましくは5〜6.5の新規還元剤。それでいてスピエラと違うところはギルビー法のウェーブ効率80%超えと臭気の改善。

ウェーブ効率(%)=100−[100×(B−A)]÷(C−A)
A:キルビー器具の1番目と6番目の棒の間隔(棒の中心点を実測)
B:カールした毛髪の5山分の長さ
C:カールした毛髪を直線に伸ばした時の5山分の長さ

そのメカニズムは、システアミンは他の還元剤に比べ基本骨格の炭素の鎖が長いといわれている。そのシステアミンよりも炭素鎖の長いプロパンチオール。中〜酸性域でもキューティクル内へ浸透しやすくなり、還元剤として機能を発揮するというもの。

僕もお遊びで最近はまってます。新しい還元剤づくり。おかげで手に薬品がかかり火傷してしまった^^

20090619211639.jpg

3日くらいメチャクチャ痛かった^^

ハロゲン化物で新規還元剤を作っていく。
これ本気で取り組んじゃったらすごいプロジェクトになってしまうでしょ?

だから僕の場合はお遊び(笑)
でもチオでもシスでも、システアミンでもない新しい還元剤。中性〜酸性域でウェーブ力もそこそこある。実際に髪に塗布するに当たってはほとんどアルカリ剤を要さない。pH調整剤として添加しても少量のクエン酸NaやアルギニンでちょこっとだけpH上げてあげる程度。まして臭気もほとんどない^^

そうハロゲン化物。元素の周期表の17族の化合物。この17族はフッ素(F)・塩素(CI)・ヨウ素(I)・臭素(Br)・アスタキン(At)などで理科の実験用に売られてるもの。これを水硫化ナトリウムなど反応させて塩を形成させていってえられる還元剤。市販のハロゲン化物のハロゲン原子をメルカプト基で置換するわけ。

ここまでやってしまうと自分でも怖くなってしまう。ただの美容師でしょ?
自分の仕事はこういうことではないのはわかっているからお遊び。

でも特許の文献書いて製造過程までできればビジネスになるのにね?
「スポンサー募集!」 (笑)


話それてしまったけど、システアミンは疎水性だから疎水部分にしか効かないのではなく、またはチオやシスは親水性だからクセにより硬くなったパラコルテックスに対して作用しないなどとはっきりと断言してしまうなどはいかがなものか?

ましてpH8を堺に親水性に変化する?
逆にお教えいただきたい。何の根拠を持って変化するのか?pHというのは水素イオンの濃度。pH3とpH9を比べるのであればわかるけど中性域のシステアミンがpHの変化によって骨格まで変わるとは到底思えない^^

ただアルカリにより還元剤であるシステアミンの還元作用を考えるとチオなどの還元剤ではクセ毛の硬いパラコルテックスを緩ませることはできない。しかしシステアミンはその炭素鎖の長さゆえ、アルカリにより緩ませた硬い部分に作用する。いい方をかえれば、中性域のすなわちアルカリのないしステアミンでは硬くなったパラコルテックスに反応しきれないというならまだわかるけど^^


実際のところわからない。
毛髪の断面を4万倍のSEM観察したとしてもパラ。オルトの区別つかないでしょ?クロマトグラフで色分けしてボヤーンとわかる程度ではないのかな?
実験の仕方とか分からないし、僕には^^

なのに能書き書いて申しわけありません^^

ところで疎水性ってどんなことして調べるのかね?
アミノ酸ならアミノ酸スコアにより数値がたかければ疎水が強いと言えるけど、クロマトグラフィあたりなのかな、調べる方法としては?

でも数値というよりも、ボヤーンとしかわからないと思うけど・・・・・


なんか最近拍手付けてみたんだけどあっという間に数が増えてる^^
ブログの人気の目安になる、ということだったけど今回の40っていうのは多いのか、少ないのか?

拍手の数40、いや50クリアしたら次の記事を書く目安にしようか?
3ヶ月くらい更新できなかったりして、拍手少なくて(笑)

Hさん^^

拍手&コメントありがとうございます。どう返事してよいやらブログで失礼します。
せっかくシャンプー記事を楽しみにしてくださったのに申し訳ない^^
シャンプーについては次回ということで!

良かったら個別にメールくれませんか?
やはりブログ上でやり取りって好ましくないですもんね?

ディーラーさんなんですね?
商品お取り扱い頂くっていうことではなく気軽にメールなどいただけたら嬉しく思います。

各地のディーラーさんもブログ読んでいただいているっていうのもわかっていて、非公開などでコメントもたくさん頂いていて本当に嬉しく思います。

今はまだパティエンスも小さな会社ですし体制が整っていなく各地のディーラーさまに営業としてお声をかけさせていただく事はできません。
でもね、ふと思ったんですけど、商品云々ではなくてね、セミナーなんかを企画してくださればもっと幅が出るのかなぁって感じてて^^

最近サロンさんでも、面白いセミナーがなかなか無いって聞くし、みんなマンネリしちゃってるのかな?商品のアピールではなくて、原料に対する特性や特徴、パーマ薬剤の特徴、特性など美容師さんの前でお話させていただくと普段のサロンワークにぐっと幅がでたりします^^

ではお待ちしていマース!

サロンで施術してきれいな髪になる。でもそれを持続できるのってほんの数日。
1ヶ月に1度のペースのお客様であれば29日間。2ヶ月に1度のお客様では60日間はご自分で髪のケアをしていかなければならない。

そこで美容師にできること。
お客様へのシャンプーの仕方だったり、ブローの方法だったり、セットの方法!
これだけでいいのだろうか?ずっと疑問を感じていた。

再来店したお客様の髪の状態を見て愕然とすることも多いから。
先月施術した際、あれだけきれいに仕上がったのに1ヶ月でここまで酷くなるのだろうか?
腕が悪いのか?それともいいと思って使っていた薬剤は一時しのぎなのか?

自分なりに悩む^^
なぜだろう?
朝起きて、夜ベッドに入るまで、いやベットに入って眠るまでの間にもこういう事考えてた。毎日のように!
美容師なら当たり前のことかな?
でもはっきりとした原因はわからない。考えられる原因を挙げていってそれをまた改良していってという繰り返し。

でもその中のひとつにお客様のお家で使われているシャンプー、トリートメントの割合も大きいのではないか。

こんなことを思って早5年。でも今現在再来店してくださるお客様の髪、ずいぶんきれいになった。特にパティエンスの天使シリーズのホームケアを使って下さっているお客様は^^

3ヶ月前にカラーして、バイオレットやラズベリーなどの赤味を入れたカラー。でも再来してくださったお客様の髪の色、ほとんど退色が見られない。赤味もしっかりと残ってる!


そんな考えのもと生まれてきた七人の天使たち、琥珀色の天使、ペリセアーゼ!
もちろんシャンプーの洗い上がり、泡立ち、それに匂いだったり。
洗い上がりの質感、手触りもちろん大事だけど、それだけではないの。

カラー、パーマ、縮毛矯正など施術して次の来店まで考えられるダメージの原因を毎日のホームケアで取り除いてしまおうっていうコンセプト。
施術後、中和され髪を等電点に戻してってよく言われるけど、実際には数回の洗髪により髪のpHは徐々にアルカリ傾向に傾くといわれていたりする。

髪の構造を考えたときヒドロキシル基、すなわち水酸基(OH)は切っても切れない関係。
カラーの2剤だったり矯正2剤を使用する施術が多い中、やはり何も考えないのでは必然的にダメージに繋がってしまう。

過水においては他の酸化剤に比べ酸化力が強いことから糖質やタンパク質や脂質などあらゆる物質と反応する。またその反応性の高さゆえ紫外線の照射やフェトン法により毛先の退色やゴワツキなどこれがいわゆるヒドロキシラジカル。

これらの物質だけではないと思う。ダメージの原因って!
でもシャンプー、トリートメントを作るに当たってこの2つの物質の除去をお客様がご自宅で洗髪した際除去できないかと考えて処方した結果だから。

ここまで考えないでしょ普通。研究員さんも(笑)

でも明らかに結果が違ってくるから面白い。それも使えば使うほど^^

本当はもっと辛口で訴えたいの、この辺のこと。でもやっぱりブログでは書けません(笑)



還元剤やPPTなどを製造販売する会社ってたくさんある。
パティエンスを含めてここ数年でずいぶんと増えてきた感じがする^^

髪を傷ませないでパーマ施術を。またはアルカリ剤を極力押さえ髪の負担を少なくする!
もちろんそうだ。

でもホームケアに重点をおいてる会社は少ない気がする^^
とりあえずシャンプーとトリートメントもあるよ。的な位置づけで!

考え方というか製造のコストの問題もあると思うけど、長年お客様の髪を見てきて一番感じること。

サロンに来て施術して、そのときだけきれいになれば次に来店するまでの間のことはどうでもいいのだろうか?
仕上げのブローの技術できれいな状態を作ってあげることは簡単。でも施術直後のダメージよりも3日後、1週間後にジワジワ出てくるダメージって意外と多いから!

その意味でのメニュー構成でパーマ・カラーの施術後、10日から2週間の間にもう一度来店していただきトリートメントをする。もちろんトリートメント料金は格安で!
2週間後のお客様の髪の状態はどうなってるんだろう?
ある意味、施術した自信の表れでもあるわけだけど、自分の目で見てみたい。それこそ無料でもいいから自分で施術した髪の状態を店に来ていただいて見せてほしい^^

今では1番のヒットメニューになってる。施術後2週間以内にもう1回トリートメントさせていただくコース!

ってことで今日はシャンプー基材にについて記事にしたいと思う。

前回帯電抑制って写真出したけど川研さんのLMEB。新しいシャンプーの処方を組む中でLMEB−Rって言うのも試してる。それとカワシルクS。どちらも前シリーズの後発ででてきた原料。

ただLMEBは基材の色がくすむ^^
きれいな透明のシャンプーに仕上げていくことが難しい。
だから添加されている商品はみなパールや着色しちゃったりしてるものが多い。

見た目は関係ないか?中身で勝負?
表示名称はヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルメチルグリシン。
LMEBの略は

L  ラウリル
M  ミリスチル 
E  エタノール
B  ベタイン 

両性界面活性剤です。

データ的にはまずカラーの退色。

退色実験


次にビュレットでのLowry法によるたんぱく質流失量の比較。

たんぱく流出1

疑問なんだけどタンパク流質量、なぜラウレス硫酸塩なんだろう?
他のソフタゾリンでコカミド類なぜ出してこないんだろう?
もしかしてラウレス硫酸塩よりもコカミド類のほうが流失量多いって事?
やっぱり自分の手で実験して、確認しないと信用できないデータなのかな?


パティエンスの研究所を今年10月くらいまでには都内某所に設けるつもりです。
もちろんSEM電子顕微鏡をはじめ毛髪にかかわるデータなど計測できる器具たちも揃えていきます。


【次回の予告】
シャンプー、どうやって製造していくのか?
その製造過程を簡単に紹介していきます。アミノ酸系のシャンプーだから髪にいい、イコール値段が高い、みたいに思ってる方がいたらちょっとビックリするかも?です^^

ちょっと辛口に書いてしまおうと思います。

それとず〜と以前に僕なりのアミノ酸についてということで記事にしていますが再度詳しく書きたいと思います。
髪の組成は80〜85%はたんぱく質などといわれている。毛髪修復において多くの方たちがケラチンをはじめ色々なたんぱく質を付与していると思います。

しかしたんぱく質を語るにはどうしてもアミノ酸を外す訳にはいかないと思います^^


そういえば、6月29日(月)に梅田美容商事さん主催のセミナーですが、本当にあっという間に定員になってしまったみたいで、締め切り後も申し込みが多数あるらしく、キャンセル待ちでもいいからという方が多くいらっしゃるらしいです^^

そこで急遽、7月27日(月)に追加のセミナーを開催することになりました。
スタジオは空いてないらしく、新大阪駅近くのメルパルクホールでの開催だそうです。
6月の講習はセット面、シャンプー台が使えますので、セミナーでのお話が半分、モデルさんを使って実際施術が半分という時間配分です。

追加のセミナーはシャンプー台がありませんので実際に施術した様子は見れませんが、その分多くお話もできますし、内容的には非常に濃いお話もできるのではないかと思っています。

時間的には実演するとなると4時間のうち半分、お話できる内容は2時間ですのでピンポイントでお話しないといけないかな。

でも実演はないけど理論だけ4時間あるとある程度のお話はできるのでどっちもどっちかな?

実際僕のところにも梅田美容商事さんの別の営業所内でのセミナーの予定は?などのお問い合わせもメールで頂いています。
神戸、福知山、和歌山、豊岡、福井、姫路などですが、すべての営業所でのセミナーも考えていて今担当の方と打ち合わせしています。

予定では9月、10月中にはすべての営業所でのセミナー開催できればと思っているのですが^^
他のセミナーとの兼ね合いもあると思いますので今のところはまだ未定です。
少しでも早く開催できるよう頑張ります。

いずれかのセミナーに参加される方で、もしこのブログ読んでいてくれている方は是非声かけてくださいね^^

SOX21イメージ↓

      SOX21.jpg


このブログ、もうかれこれ170回以上更新してるんだなぁ?
少し感心しています。

でも最近拍手をつけてみたんだけど以外に数が少ない^^
それだけ面白くなくてつまらない内容なのかな?

内容的にもっと努力していかないといけないですよね?

どんな記事がおもしろいのかなぁ?
サロンワークのこと?
薬剤のこと?
原料自体の事?

色々書いてきたつもりだけど、中には原料のことや配合のことを詳しく書いてしまうと面白く思わない面々の方たちもいる^^
でも、アクセス解析でリンク先を追っかけてみると僕のブログの記事を参考にされてる方多い^^

取引先の方には「社長あまり書きすぎるとマネする奴いるよ!」
確かにマネされてる(笑)

でも所詮マネだから!
でも今まで製造メーカーは一切原料には触れないでしょ?
だからあえて原料名も出して、そしてその原料自体の特性など詳しく説明してあげると使う美容師さんは安心できるでしょ?

ジメチコンだったり、活性剤にしても表示名称は同じでも製造している会社が違えば特性も違ってくるわけだし、効果だって違ってくる。
その辺のところは話してあげたいというのが本当の気持ちだから。

今、ブログ書いてたら還元剤の還元度、アルカリ度ってどうやって測るんですか?
ってメールきたので簡単に記事にします。

大きな会社やお金たくさん持っている会社ならん百万円もするデジタルな計測機器あるんでしょうが、僕が知ってるのはビュレット法の中和滴定。

前々回の記事に出てきたと思うけど実に簡単。でも実は難しい、測定!
ちょっとでもやり方間違ってしまうと数値がすぐに狂うの。

まずアルカリ度、塩酸をビュレットに入れ試薬を使って計測していきます。いわゆる中和点においてビュレット内の塩酸をどれだけ使ったかを計測します。ビュレットにはメモリがついていて消費したとでも言うか中和点でビュレット内の塩酸が何ミリ減ってるかでアルカリ度を計測します。

還元度はヨードを使います。それに馬鈴薯でん粉。ビーカーに還元剤、試薬を入れ中和点を測定。やはりビュレット内のヨードの減った量を測定。
ただ還元度はアルカリ度と違いmlで表示するのではなく、重量パーセントでの表示なのでビュレット内のヨードの減った量×還元剤の分子量=還元度になります。

システアミンなら76、チオなら92、シス121と還元剤によって掛け率が変わってきます。
逆にいうと還元剤といわれているもので分子量を公表していないものはないの。だって還元濃度算出できないでしょ、分子量がわからないと!


次回の予告!
シャンプーについてっていうか【天使の夢】に配合するの界面活性剤の特長なんかを記事にしてみようと思っています。

カワシルクSだったり、ソフタゾリンLMEBあたりの臨床のデータなども手元にあるので、実際僕が髪の納まり度的な(帯電抑制)実験データなども公表します。


帯電抑制 1


いわゆる水で髪を洗うよりも髪が傷まないといわれる所以!


原料の供給会社からのお話。
スピエラが思った以上に売れない。
良く耳にする。

ここにきてシステアミンの出荷量が大幅に増えてるらしい。
スピエラが発売になって早2年だもんね。

資料整理してたら出てきた。当時のスピエラの資料。

でも2年前はこぞってスピエラ、スピエラって製造メーカーばかりだったような気がする。
その頃同じようにスピエラを製品に加えられないかということで、ウェーブの実験だったり、特性なんかについて真剣に検討したことを思い出す。

でもきっぱりと廃案。そして平行して試していたシステアミンの【パミーラ】を商品化したわけだけど、システアミン、触れば触る程面白くなっていく。

「なんで大手さんや、他メーカーさんはシステアミンの商品出さないんだろう」
不思議に思った。

こんなに使い勝手が良くて、そして結果も明らかに違うのに。
残臭の問題?それとも皮膚感作?

ところが言われているような残臭も、皮膚感作も5年使っていて今までに1度もクレームはない。
業界の自主基準などにも疑問を感じる。

そして、美容師自体のパーマ離れ。若い世代の美容師はパーマと聞くと毛嫌いするけど、カーリング剤と聞くと受け入れやすいんだって(^^

この辺の感覚は自分にはわからない(笑)
カーリング剤と聞くとパーマより簡単に思えるのかね?

カーリング剤って言っても、ウェーブの出方は変わらないし、ダメージだってしないわけじゃないのにね^^

この間も製造をお願いしてる工場にお邪魔したときやっぱりこの話題。
最近アリ〇〇が自主基準無視?それもそのはず1.8%ではシステアミンの特性を生かしきれない。いくらアルカリ度を上げても。

ってことで前回ちょこっと紹介したビュレット使って数値を取ってみた。
ク、クッ(笑)

結果は言わない。パート2に出しちゃおうかな^^

スピエラの特徴は五員環構造。特殊な構造をとっている為、アルカリ剤がなくても疎水部分を通過できる。それが売りなわけだけど、水に配合するとこの構造が壊れてしまう。
そのため、使用寸前に用事調整。

手元の資料では酸性のものとアルカリ性のもの。調整後の開環の度合いなのかな。
pH5で2,5%調整後2週間たつとpHは2.8〜3、スピエラ自体の濃度は1.8%ほどになり約4週間後にはほぼ開環も終了する。

スピエラ

かなり不思議なスピエラなんだけど製造メーカーの推奨は2.5%、用事調整型のスピエラではなくて、はじめから配合してしまおうと考えるも開環が進みスピエラ濃度は60%になる。であればはじめから4%とか5%で調整しても開環後はやっぱり1.8%〜1.9%。pHも2.9くらいになるとの事。

ますます不思議でしょ?
ただ開環後での構造の中にはしっかりとSH基も存在していて加水分解していてもまったく還元力がなくなるわけではないらしいけど。

でも開環してしまったらスピエラの面白いところがなくなってしまう。

他にも廃案にする理由があったけどやっぱり使う側で難しい面が多かったから^^
使える髪質が極限られてきてしまうしね。

てな事でスピエラも一段落したので皆がシステアミンの良さに目を付け始めたの?
火つけたのはもしや?

ブログに拍手なるもの付けてみた。
前回の記事、今日時点で10。
サイトの説明だとブログの人気にひとつの目安になるんだとか?

まあこんなもんでしょう(笑)
あんまり拍手増えないようなら削除しちゃおう^^



5月26日付、サイエンスポータルプレスリリース。

今までの抜け毛に対する理論がひっくり返る!

ある人は男性の抜け毛の原因は遺伝によるもの?
こんな話も良く聞く。パーマ剤やカラー剤による抜け毛の疑い?
加齢によって男性ホルモンが増え毛が抜ける。

はたまた粗悪なシャンプー、特にラウリル硫酸塩は抜け毛の原因に!
ジメチコンが毛穴を塞ぎ、呼吸できなくなった頭皮は抜け毛の原因に!
だからサロンでスキャルプをして頭皮の状態を整えましょう。それにより健康な髪が生え、抜け毛の予防になります(笑)

この1週間、養毛に携わる業界の方たち、慌しいみたい^^
特に養毛剤、発毛など謳ってる会社の方たち。
リアップX5、6月に発売になったばかりなのにね^^
今まで相当力を入れて研究してきたんだろうに!


Sox21と呼ばれる転写因子。国立遺伝学研究所と慶応医学部の研究発表。

毛の一番外側にある層(キューティクル層)を構成する重要なタンパクをつくる遺伝子の働きを、Sox21が調整する役割を担っていることが分かった。顕微鏡で観察したところ、Sox21がなくなったためにタンパクの量が著しく減ってしまった結果、毛を毛根につなぎ止めるのに必要なちょうつがいのような構造がなくなっていることが脱毛の理由であることも明らかになった。

ヒトの毛根を調べたところ、マウス同様、Sox21 がキューティクル層で働いていることが分かり、ヒトの場合もSox21あるいはSox21によってつくられるタンパクの異常が脱毛の原因になっている可能性がある、と相賀教授らは言っている。

脱毛には、免疫機能の働きで起きる円形脱毛症、男性ホルモンの働きで男性に頻繁に見られる脱毛症のほかに、今回の研究対象になった遺伝性の脱毛がある。男女を問わずみられるこの遺伝性の脱毛については、これまで原因が分かっていなかった。(記事抜粋)

キューティクルの働きとして新たな発見。
どこかのメーカーじゃないけど恐竜のウロコが進化して毛髪になってるとか(笑)

お客様の髪を施術する際、必ずキューティクルの状態をみてるけど、まさか抜け毛にたいしても関係してたとは気付かない。でも去年の夏のセミナーで教授が

「人や哺乳動物の毛にはキューティクルが存在してるのには意味がある」って話してたの思い出す。

そしてそのキューティクルの構造や働きは他に目的があるんじゃないかと言う事で、専門に研究している学者もいるなんていってたなぁ。


まあ遺伝といえば遺伝だし、加齢によって薄くなるともいえる。だから今まで言われていたことは間違いではないんだろうけど。

要するに毛根の中で毛髪が作られる時点でのたんぱく質の形成不全とでもいうのだろうか?
クセ毛にかんしても同じことが言えるのだと思う。キューティクルの異常形成とでも。オルトとパラのバランスなんていわれて美容師納得するのだろうか?確かにそうなんだけどその前の説明は誰もしないから。なぜバランスが崩れるのか?学説がない。みな仮説!推測!

キューティクルは根元から毛先に向かってうろこ状についているなんていわれる。このちょうつがいがないと、洗髪時や枕の擦れによって簡単に抜け落ちてしまう。
毛を作る段階で、SOX21はケラチンを作る遺伝子を抑制してしまう。抗がん剤などもその類?

何年か後、内服薬で毛が生えてくるんだろうね?
リアップのミノキシジルやプロペシアなどのAGA治療はこのSOX21に対して本当に効果的なんだろうかね?

きのう早速。K−dashに顔出して

「まさか、抜け毛予防にスキュルプを!なんてPOPだしてないよね」
良かった(笑)

こういうこと気付かないと悪意がなくてもお客様を騙しちゃうことになるから!
抜け毛=スキャルプなんて言ってるメーカーだってあるわけだし^^

「社長、毛髪だけじゃなくて頭皮に対してスキャルプ関係の商品出してよ」
よく言われること。自分でもハマるのが怖いのかもね?
中途パンパなものじゃ納得できないし、かといって今まで発毛の理論って確立されていないというのを知ってるだけにおかしくなっちゃいそうで(笑)

ますますSEMが欲しい。
マイクロカッターで毛根部分を0.1μにスライスして断面1万倍観察なんてやれば兆候はすぐ分かりそう。
せいぜい、フレグランスジャーナルの香粧品原料便覧片っ端から見て、頭皮や発毛になどと謳われている原料処方するくらいが関の山^^

世の中、そんな商品ばかりなんだろうねきっと!
発毛はリ〇ブ21に頑張ってもらおうってことで(笑)

今日ほんとはビュレット法を使った滴定検査のこと書こうと思ったの。
昨日初めてビュレット使うとこ見たから^^

今、中古でビュレット器具捜してる^^
普通のビュレットじゃなくてマイクロビュレット。
それにマイクロピベットやメスピベットに専用のフラスコも買わなくっちゃ^^

たんぱく質のLowry法、なんだか測定方法メチャクチャ難しそう^^
でもやらなくちゃ、お金ないしデジタル機器は買えない。

            ビュレット

こんなアナログ的な器具だけどビュレット台や試薬までそろえていけば10万軽く超えちゃう(笑)
でも楽しみ^^


アルカリ度やヨードの還元度だけじゃなくてたんぱく質流出量なんかのデータも自分なりに取って行こうと思ってるの。パーマやカラー時の。
それにメーカーさんでは中々実験しないようなこともね。でも一番美容師が知りたい、欲しがってる情報とか!
たとえば、パーマの2剤、臭素酸Naと過酸化水素。2剤使用時にどちらのほうがたんぱく質流出が少ないか?還元剤別流失量だったりね。

他のメーカーの商品とパティエンスの商品実際に公表できないかもだけど、比べてみたり。
実際に自分でやってみないと信じられないから^^

今までだってそうやってきたから、これからも変わることない。
原料メーカーさんや製造メーカーさんのデータは参考にするけど、真から信じてないし、だから美容業界には絶対に必要なんだと思う、僕みたいな変わり者が!

簡素化

PPT処理剤は使っても効果が感じられないから美容師自体が嫌う傾向にあり、商品売れない^^
セットで〇〇円、ていう売り方は美容師さんが興味持ちづらい^^

一方、メーカー側はPPT処理に頼るんではなく、還元剤自体を工夫して髪を傷ませない処方のほうが簡単だから美容師うけするんですよね〜なんて言ったり。

でもはたしてそうなのだろうか?
確かにこの数年で還元剤、特に化粧品登録のカーリング剤をはじめ進歩してきてるんだと思う。誰が使ってもそこそこ結果が出て。

はたしてどうなんだろう?

決してそうは思えない^^
最近の還元剤は非常に良くできていると思う。10年前のモノと比べればはるかに髪も傷まないと思う。でもやっぱり還元剤だけで施術っていうのには限界もあって傷ませない施術とは言いがたい。

手間がかかるから?
使うのが難しいから?
これは通らないでしょ^^

処理剤にしても10年前のモノとは格段に性能は向上してるし、効果的な原料は出てきてる。ジメチコンもそう。頭皮、毛穴を詰まらせてしまうとか、毛髪にコーティングして剥がれるときに一緒にキューティクルも剥がしてしまう(笑)

ありえない・・・・・

化学的見解からしても理論的にみても頭皮に吸着して毛穴を詰まらせるなんて事はありえないの。
以前にシャンプーは髪と頭皮、2種類の対象物があってって話したけど。髪と頭皮は本当に別物。
だからこそ、シャンプーの処方をするとき難しいって!

もうこのへんでやめとこっ!
また”アンチジメチコン”さんにたたかれそうだし(笑)

話それたけど、たとえば料理を例にあげてみて(いつも料理だけど)

手の込んだ料理とか言うでしょ。手の込んだトリートメント、絶対に必要に思ってる。
求められているものは冷凍食品みたいに冷蔵庫から出してチンして出来上がりみたいなもの、確かに必要かもしれないよね。髪の手当てにしても簡単にできるものがあればそれに越したことないけど、そんなものは存在しないもん^^

ラーメンだってそうでしょ、たかがラーメンだけど、スープをコトコト煮込んで店主が手塩にかけて作るラーメン、まずいわけがない。さらに麺にこだわったり、具にこだわったり。インスタントのものとは比べようがない。
でもこれみんな同じラーメンなり。

簡素化?
世の中まだまだ簡素化できないものっていっぱいあるし、トリートメント施術って簡素化できないものの内に入ってると思う。
賛否両論あってしかり、でも手間がかかる、面倒くさい、これ当たり前。

処理剤付けて自分の手の感触で確かめて、また次の処理して。
これが面白くてこの仕事やってるのに、これがなくなってしまったらまったく面白くなくなってしまうもん^^

だから、僕には簡素化の傾向ってのがわからない。
ワンタッチでポンっなんていう処理剤はいらない・・・・・・
だからたくさん勉強してたくさんのデータを取ってって人がやらないこと、やれないことに対して喜んでやってきたつもりだし^^
回り道が多いけど、僕の場合(笑う)


PCに向かったときには本当はこんな事書くつもりではなかったの(笑)
今日は廃案のお知らせしちゃおうと思います。

いままでこのブログで【過軟化戻し】それに【過酸化水素除去カタラーゼ】とかそれにチオグリセリンのビビリ治しの矯正1剤、まだあるかな?

これすべて廃案にしちゃいました!
つい最近まで本気で検討していたけど最近決めちゃった。

まず、過軟化戻し。矯正塗布後、軟化しすぎてしまった髪に使うと適正軟化まで戻る。確かにあったら便利かなと。でもこれって自分の技術不足認めちゃうことになるでしょ。
こうさせないことが大事だし、めったにこんな事ないしね、実際には。要するにこの薬作ってしまったら僕も含め、美容師に対して失礼と思ったの(笑)

この時何かで髪の構造と還元反応って事でメモ用紙に書き込んでたらたまたま出てきた反応式が、主原料の構造式と似ていたような。で実際毛束で試してみたらバッチリ結果が出たので嬉しくなって思わずブログで書いちゃった^^

それとカタラーゼは実際使ってみたけど、僕の髪、やけどしちゃった。泡がモコモコ出てきて頭熱くなるし、仕上がったら必要以上に髪が傷んだってことで!

これ三菱ガス〇学工業のアスクヘアー。今はサン〇コールさんでカラー剤とセットで過酸化水素除去剤ってことで販売してる^^

最後にチオグリセリン、かなりの線まで作りこんでいったんだけど結局廃案。
取引サロンさんの中ではすごく期待されていた方もいたんだけど^^

でもやっぱり商品にはできないと思ったから。
だって仕上がりの質感、どうひいき目にみてもパミーラCAに負けちゃう。商品にすればそこそこ反響はいただけたと思う。でもやっぱり僕自身嘘は付けない。パミーラのほうがいい上がりになるのに新規還元剤だよ、矯正の毛先用にいいよ、なんてやっぱり言えない^^

対応できる髪質もパミーラは幅広いけど、極限られた髪質のみ。
それに僕の手荒れがひどかった。感作性はシステアミンのがひどいと言われているけど、ぼくの手は正直なんだと思う。中〇製薬でもチオグリセリン廃盤にするって噂も聞く。お客様の頭皮のかぶれと美容師の手荒れなんだって!



今、残ってるのってシャンプーで【天使の夢】、メチャクチャいい^^
使えば使うほど。これからコストの問題も含め来週も再度試作作って。でも同じシリーズのアウトバストリートメントはイマイチなので廃案。

それとφ型羽毛ケラ、なかなかいい結果です。リ〇ルさんのモノとは根本的に特性が違うから面白い処理剤になるのではと思っています。
水で溶解するとコップの中で氷が解けたコーラみたいな色してます。
βシート構造でさらっとした柔らかさを秘めているので、この柔らかさの仕上がりが今何と組み合わせると一番効果的か考え中。

みんな廃案だね^^
でも本当に必要なもの、納得できるものしかラベルは貼らない。これは創業当時からのポリシーだから今後も曲げるつもりもない。

だから新商品発売しましたって言ったらそこそこ効果があって社長、納得したんだなって思ってください(笑)


 | BLOG TOP |  NEXT»»